良習慣の習慣

ルーティンチェックリストに「入れる習慣」と「入れない習慣」を判断する方法

投稿日:


「この習慣はチェックリストに入れるべきかどうか?」

時間は有限ですから、習慣が膨張しないように判断していきましょう。




 

「良習慣の種」へのご質問

自著『あなたを習慣化の達人にする「良習慣の種」』を読んでくださった読者の方から、質問がありました。

『あなたを習慣化の達人にする「良習慣の種」』(Kindle電子書籍)

その質問とは、

Q:「良習慣の種」を選ぶときは、すでに習慣になっている行動は、基本的には入れないほうがいいのですよね?

というものです。

とても良い質問ですね。

ちゃんと読んでくださっていることがわかり、ありがたい限りです。

さて、結論から言うと、「良習慣の種」への既存の習慣の設定については、

・入れてもOKだし、入れなくてもOK

です。

「それ、答えになっていないのでは?」と思いますよね(笑)。

はっきり言えないのはどういうことか。

理由は、

・習慣を身につけるタイミングによって変わるから

なんですね。

その人が対象の習慣に対して、どう位置づけるのか。

それによって、

・入れてもOKだし、入れなくてもOK

の答えが変わるのです。

「良習慣の種」に既存の習慣を入れたほうがいいときと、既存の習慣を入れるのは避けたほうがいい場合があるんです。

 


 

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「良習慣の種」のリストに入れる習慣の3つの基準

「良習慣の種」のリストに「この習慣を入れるか?入れないか?」を判断する基準は、3つの段階があります。

1:習慣を身につけ始める段階は入れたほうがいい

2:一度は身につけた習慣を再開するときは入れたほうがいい

3:意識しなくても自然にできる習慣は入れないほうがいい

 

1:習慣を身につけ始める段階は入れたほうがいい

まずは、確実に「良習慣の種」に入れたほうがいい場合。

わかりやすいのは、

・習慣を身につけ始める段階

ですね。

習慣化の初期段階では、何よりも意識づけが大事。

ですから、「良習慣の種」のチェックリストに入れていくのがおすすめです。

これは当然の前提として次に行きます。

 

2:一度は身につけた習慣を再開するときは入れたほうがいい

次に入れたほうがいい場合は、

・一度は身につけた習慣を再開するとき

です。

習慣化が上手になってくると、自分が使える時間が習慣でいっぱいになります。

すると、苦しくなるんですね。

「やりたかった習慣」が、「やらなければならない習慣」になると、義務感が押し寄せてきます。

もちろん、ある程度までは強制力を活用して習慣化することも必要なんですが。

そうやって一度は取捨選択した習慣を手放したけれど、あらためてその習慣をきっちりと手に入れたい場合は「良習慣の種」に入れておきましょう。

そうして、明確に「◎」と「○」をチェックしたいですね。

 

3:意識しなくても自然にできる習慣は入れないほうがいい

最後に、「良習慣の種」に入れないほうがいい場合です。

これは、

・意識しなくても、自然にできる習慣

です。

その理由は、自分ができる習慣ばかりやっていても、そこに成長はないからなんです。

「今日も会社に行くぞ!」という決意をしても、成長しないのと同じことですね(笑)。

それよりも、自然にできる習慣をリストに入れない分、ほかの習慣を入れたほうがいいわけです。

「良習慣の種」のリストは10個しか枠がないので。

 

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「良習慣の種」の正解はあなたの中にある

「良習慣の種」で大事なことは、適度に難易度がある習慣を設定することです。

それによって、あなたの良習慣力を高める。

そのためにトライし続けていただきたいという想いがあります。

「良習慣の種」を咲かせるために行動することで、あなたのライフスタイルが洗練されていきます。

すると、習慣に対する好奇心がどんどん生まれてくるんですね。

私が「良習慣の種」メソッドで提案したいことの1つは、

・「好奇心」をつくること

です。

……と、ここまで説明してきた前提をくつがえすようになってしまうかもしれませんが、最終的に「良習慣の種」にどんな習慣を入れるのかについては、正解・不正解はありません。

今回の記事も「良習慣の種」に関する、私の意見があるだけですね。

では、何を基準にすればいいのでしょうか。

それは、

「10個の良習慣をすべてクリアできたときに、あなたが充実感や達成感を味わえるかどうか?」

です。

つまり、「良習慣の種」に既存の習慣を入れるか入れないか、最終の判断軸は、

・あなたの感情で判断する

ということとなります。

正解は外部の人(たとえば私)が決められるわけではないのですね。

まさに「正解はあなたの中にある」のです。

ですから、最終的には、1日が終わって10個の良習慣に「◎」ついたとき、あなたが「最高の1日をすごせたな」という充実感や豊かさを感じられる習慣を並べること。

それが重要なんですね。

「10個の良習慣チェックリストをつくるなんて、窮屈に感じるんですが……」ということで、「良習慣の種」のルールが苦手だという人もいます。

わかります。

ルールでがんじがらめになったような気がするのかもしれません。

ただ、「自分で規律をつくる→自分でそれを実行する」というのは、とても自由なことなんですよね。

ですから、あなたは「こういう1日をすごしたい」という理想を想像していい。

その自由を持っているんです。

ですから、あなたの想像力を活かして、理想に近づくための「良習慣の種」をどんどん育てていけばいいんですね。

自分で規律をつくることができるという自由を満喫していきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」のグループコンサルティングを実施。

メンバーのKさんに「神成(かみなり)さんの庭」に向かうかどうか迫りそうになってしまいました(笑)。

習慣が「続く人」は知っている「神成さん理論」とは? | 【良習慣の力!】ブログ


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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