良習慣づくりの習慣

ゴールに近づくプラス行動で黒字決算を目指す

投稿日:2021/08/28


ふり返りや内省の習慣は、ゴールを意識しておこないましょう。




 

ふり返りに対する違和感

以前、私が主催しているグループプログラムで「おや?」と思うことがありました。

それは、受講メンバーの方がふり返りに取りくんでいるとき。

「ふり返りをした記録をFacebookグループに投稿しましょう」という課題で、

(1)良かったことやできたこと

(2)課題やハードルになっていること

(3)解決策にしていくこと

という3つの観点からふり返りをしていただいたのです。

ただ、そのふり返り。

少しだけの内容がズレていて、

・ゴールに関係がないことが書き出されていた

のです。

イメージとしては、ゴールが「23時までに就寝する」なのに、

・仕事がうまくいってラッキーだった

とか、

・傘を持っていなかったのでびしょ濡れになってしまった

みたいなふり返りだったのです。

もちろん、1つひとつは本当にいいことだったり、「それは残念でしたね」ということなのです。

でも、ゴールに関係がないことをふり返りしていても、ゴールに近づくことはありませんよね。

ですから、ふり返りは「テーマを持ってふり返りをする必要がある」ということ。

改善策として冒頭にゴールを書いていただき、それについてふり返りをしていただくようにしました。

聞けば基本的なこと。

それなのに、この部分が抜けてしまっている方が多いのですね。

 


 

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プラスの行動とマイナスの行動を区別する

ゴールに対してプラスとマイナスの両方からふり返りをすること。

これを行うメリットがあります。

それは何かというと、

・プラスの行動とマイナスの行動がわかりやすくなる

ということです。

私たちがゴールを目指すときは、1日の中でプラスの行動とマイナス、両方の行動をとっているものだからです。

ですから、プラスとマイナスの両方に意識を向けてリストアップして、分類しておくことが大事なのです。

 

プラス行動だけの1日

もし、ゴールに向けて

・今日はプラスの行動しかしていなかった

という評価だったらどうなるか。

24時間すべてがゴールに向かって行動していたのだとすれば、すばらしいことです。

「今の時間の使い方のままで、自分の夢は叶うだろうか?」という問い。

それに全力で「はい!!!」と答えられるわけですから。

でも、デメリットもあります。

「自分は完ぺき」と思ってしまったら、そこで成長がストップしてしまうからです。

だって、完ぺきだったら直すところがありませんよね。

これは、少し危険な見方だと感じます。

 

マイナス行動だけの1日

一方、

・今日はマイナスの行動しかしていなかった

という評価だったらどうしょう。

これも危険ですよね。

小さなプラスの行動をしていたとしても、すべて一掃されてしまいます。

悪い意味での完ぺき主義が発動している感じですね。

「80点をとれたけど、20点分ができていないから0点と同じ」

そう言っているようなものです。

極端ですよね。

 

両極端に振り切ると苦しい

そのように点数にすると「いやいや、それは極端でしょ」と思いますよね。

でも、多くの人がこの「白か黒か」「ゼロか100か」思考におちいっていたりします。

中間であることが自然なのに。

両極端に振り切ってしまうのは、苦しいのですよね。

そのためにも、ゴールに向けては、

・プラスの行動とマイナスの行動がわかりやすくする

ために、ふり返りをすることが大事なのです。

 

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ゴールに近づくプラス行動で黒字決算を目指す

プラスとマイナスで決算をすると何がいいのか。

それは、1日のうちで

・ゴールに近づくプラスが多かったのか?

・ゴールから遠ざかるマイナスが多かったのか?

という比較がやりやすくなるということです。

どちらかしか見ないでいると、先述のようにかたよりが出てしまいます。

覚えておきましょう。

私たちが目指すところは、

・トータルでプラスのほうが多ければOK

と考えるということです。

ゴールに近づく行動ができていれば、前進しているのです。

その点に意識を向けましょう。

トータルでプラスのほうが多ければ、あなたはゴールに向けて前進していることとなります。

前進の目盛りを細かくしていきましょう。

もし、マイナスのほうが多ければ、次はマイナスを減らすようにしていけばいいのです。

シンプルですよね。

ですから、

(1)ゴールの設定

(2)良かったことやできたこと

(3)課題やハードルになっていること

(4)解決策にしていくこと

という観点からふり返りをしていきましょう。

プラス面だけを見て楽観的になりすぎない。

マイナス面だけを見て悲観的になりすぎない。

完ぺき主義を抜け出して、ゴールへの行動習慣が黒字になるように決算をしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。

実力をストックしていく取り組みをご提案。

実行していただくこととなり、楽しみです。

その後、セミナー準備も。(^^)


 


 

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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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