複業の習慣

「マルチ・ポテンシャライト=スラッシャー」という生き方のすすめ

投稿日:2023/09/21


1つの環境や職業で評価されることで「生きづらさ」を感じることってありませんか・・・?
私たちは、もっと多面的に自分を表現できるはずです。




 

「1つの職業」という呪縛

昨日は「ビジネスブックBAR」を開催しました。

今回の課題本は『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』です。

帯のコピーが、いいんですよね。

これからは「複数の天職」が見つかる時代だ。

ですから。

思えば、「職業は1つ」って、いったい誰が決めたんでしょうか。
私たちが子どもの頃に「あなたは将来、何になりたいの?」という悪い呪文を唱えたのは、誰なんでしょうか。

あなたもご存じの通り、時代の価値観は多様化してきていますよね。

それなのに、
・1つの会社組織
・1つの部署
・1つの肩書(ポジション)
だけで自分が評価される。

「何だかおかしくないだろうか……?」と感じるんです(私は)。
1つの指標からしか評価しないというのは、無理がきているなと。

それは、ひとりの人間としても同じです。
誰にでも多面性があります。

あるときは、おだやかで優しい。
でも、あるときは、情熱的で行動力があったりする。
そうかと思えば、ひとりで本を読みながら、静かに考えごとをする。

それが私たち人間です。
1つの人格に閉じ込められないんです。

むしろ、1つの型にはまらずに、その人の多面性を活かしている人。
そんな人たちのほうが、活躍しているのではないでしょうか。

多面性が表現されればされるほど、オリジナリティーを感じるんです(私は)。

 


 

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「マルチ・ポテンシャライト=スラッシャー」という生き方

本書のタイトルにもなっている「マルチ・ポテンシャライト」。
どんな人を指すのでしょうか。

それは、
・さまざまなことに興味を持っている人
・多くのことをクリエイティブに探究する人
・いくつもの潜在能力(ポテンシャル)を持つ人
です。

つまり、
・自分の好きな複数の分野で活躍することができる才能を持つ人
のことです。

本書のタイトルになっている「マルチ・ポテンシャライト」は、著者の言葉です。
彼らには、複数の肩書があります。

意味やニュアンスが近い言葉は、いくつもあるんです。

イメージしやすいところだと
・ゼネラリスト
ですね。

そのほか、
・ルネサンス人(多くのことに興味を持ち、豊富な知識を持つ人)
・スキャナー(関連性のない多くのテーマに強い好奇心を抱く人)
・パティライク(パテのように柔軟に形を変えていくつかのアイデンティティーを体現できる人)
といったところから、ネガティブに感じる
・器用貧乏
まで。

このように、複数の肩書を並列で並べている人たちは、肩書にスラッシュが入るため
・スラッシャー
と呼ばれています。

すでにスラッシャーとしてライフスタイルをつくっていく人たちがたくさんいます。
これからさらに増えていくはずです。
(私もそのうちのひとりです。)

 

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肩書が増えるほど希少価値になる

実際に、本書の著者であるエミリー・ワプニックさんは
・講演家/キャリア・コーチ/ブロガー/コミュニティ・リーダー
などのスラッシュがあります。
(とても親近感を覚えるスラッシャーです)

過去の時代にも、スラッシャーがいました。

たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチ氏。
彼は、
・美術家/音楽家/数学者/天文学者/建築家
です。

ベンジャミン・フランクリン氏は、
政治家/著述家/物理学者/気象学者
として知られていました。

アップル社のスティーブ・ジョブズ氏も
・起業家/発明家/工業デザイナー
でした。

日本国内だって、数え切れません。

リリー・フランキーさんの
イラストレーター/作家/ミュージシャン/俳優/デザイナー/演出家
が思い出されます。

片岡鶴太郎さんは、
・コメディアン/俳優/ボクサー/画家/ヨギ
として知られています。

又吉直樹さんは、
・コメディアン/芥川賞作家
です。

本田圭佑さんは、
サッカー選手/起業家/教育者
でもあります。

どうでしょうか。

ほかにも、音楽業界で言えば、福山雅治さんや星野源さんなどもスラッシャーでしょう。
活躍している人ほど、スラッシャーの傾向がある。

そんな風にも感じられるのではないでしょうか。

ちなみに、私も、
・良習慣プロフェッショナルコーチ/ブロガー/「良習慣塾」コミュニティー・リーダー/セミナー講師/ビジネス書作家/会社員
などがあります。

好きなことを追求しているうちに、どんどんスラッシュが増えてきています。
以前は、スラッシュを打つなんて考えられないほど超絶平凡。
スラッシュは無く、
・サラリーマン
だけでした。

今は、少し違います。
オリジナリティーとは言いません。
ただ、少なくとも、私と同じ数だけスラッシュを持つ人はいないのも確かなんです。

ここにきて感じているのは、
・複数の活動をすればするほど、オリジナリティーが出てくる
ということです。

肩書がかけ算だとすれば、肩書が増えれば増えるほど希少価値になっていくからです。

まさに、

マルチ・ポテンシャライトであることは、立派なアイデンティティだ

ということです。

あなたも、1つの仕事や1つの役職にしばられて苦しさや生きづらさを感じているなら、その縛りをほどきませんか。

そしてぜひ、あなたが興味関心を持っている複数の欲求を追求していきましょう。
それが、あなたのオリジナリティーあふれる人生につながります。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜は「ビジネスブックBAR」を開催。
今回も活気ある2時間となりました。

ショートセミナーはショートではなく、対話時間もロングバージョンになりました。(^^)


 


 

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