複業の習慣

お客さまのお金にのっている感情とは?

投稿日:


お客さまが購入でお金を支払うときにのっているものがあります。

それは「感情」です。

「良習慣塾」の募集や応募を通じて、あらためて自分の複業のスタンスを見直す機会となりました。




 

「良習慣塾」応募に震えた心

昨日は、セミナーを開催しました。

テーマは「価値観タイムマネジメント」。

前半60分をセミナー。

後半30分は、私が企画・主催する「良習慣塾」第2期の説明会・質問会をおこないました。

さっそく正式のお申し込みがあって感動。

心が震えました。

いい仕事をしているなと。

あっ、いい仕事というのは自分の心が震える仕事ということです。

日々、仕事をしていると仕事に慣れていきます。

仕事に慣れるのはいい面もありますが、慣れすぎると惰性になってしまうのですよね。

そうなると仕事面での成長がありません。

そうならないためにも、心が動くような仕事をしたいと思うのです。

ですから、惰性にならないように日々の仕事に大小の実験を入れていくように意識しています。

惰性にならない1つの方法は、新しい取り組みにトライしていくこと。

その意味で毎年の「良習慣塾」募集は、私にとって時間や労力を多く投入する1年がかりのプロジェクト。

それだけに、応募してくださる方の想いを強く感じます。

集合プログラムを毎回つくっていくので、マンツーマンのコーチングとはまた異なった取り組みが必要なのですね。

 


 

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複業家デビューで私がおちいったトラップ

ふと、複業家デビューの自分を思い出しました。

お客さまから初めて直接お金をいただいたときです。

おひとり1500円。

友人たちばかりの勉強会です。

友人のシェアオフィスがある会議室が、セミナー会場でした。

そこで、手渡しでいただいた現金。

あのときのうれしさといったら。

今でもありありと思い出すことができます。

何と表現していいのかわからないくらいに。

1500円という価値以上の価値があったのです。

数字でいえば、会社では毎月100万円を超える請求書を日常的に発行しています。

それでも、友人たちから手渡される1500円の現金がなんとも貴重なお金に感じたということです。

会社を通した自分ではなかったので、プレッシャーも感じました。

同時に、自分という人間に対する期待感。

友人として(多少は)信頼されているのだという信頼感。

そういった感情がその1500円にのっていることがわかったからです。

「友人たちの期待に応えたい」

そんな気持ちだけでやりきったセミナーでした。

その後、コーチングを仕事にできるようになり、トラップにおちいったことがあります。

それは、複業でひとりビジネスをする際にお金(売上)にフォーカスしてしまったことです。

お客さまのためにビジネスをするのではなく、「自分のビジネスがうまくいくかどうか?」にフォーカスしてしまったのですね。

しかも、お金に関するメンタルブロックがありました。

「自分のコーチングレベルでお金をいただいていいのだろうか?もっとすごいコーチはたくさんいるのに」

「友人だから、無料にしてしまおう」

そんな風に思っていたのです。

プロとしてお客さまに失礼ですよね。。。

今ならわかるのですが、複業をスタートした当時は理解がおよびませんでした。

このときの私の思考の問題は、私のフォーカスが「お金」にあたってしまっていることなのです。

そもそも、ビジネスというのはお客さまの課題解決。

相手に貢献するために存在するもののはずです。

コーチングを学び始めた当初は、そのような想いが強かったはず(もちろん、ビジネスにつなげたいという気持ちは間違いなくありましたが)。

それなのに、自分のビジネスの売上を考えてしまう。

ズレていますよね。

結果として、いつしか、

・セミナー会場費をいくらに下げれば収益が増えるか

・単価をあげるためにはどうすればいいのか

・お客さまに認知してもらうための広告費をかけるべきか

という部分に意識が向くようになってしまったのです。

 

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「お客さまがお金にのせた感情」を忘れていないか

そのときの私は、とても大事なポイント忘れていました。

それは何か。

「お客さまがお金にのせた感情」を忘れていたのです。

お客さまが私(伊藤)にお金を支払ってくださる場合は、そこに何かしらの感情がのっています。

自分自身をふり返ると、やはり感情をのせたお金を支払っています。

たとえば、

・「自分の文章をブラッシュアップできる文章術を学べそうだ」というセミナーへの期待感

・「横浜トライアスロンで自己ベストを出して完走する」という達成感

・「このツールがあったら習慣化が楽しくなりそうだ」という楽しみ

という風に。

もっとシンプルに言えば、期待感として

・「ビールがおいしそうだ」なという期待感

・「この定食はおいしいに違いない」という期待感

・「ここに旅行に行ったら楽しそうだ」という期待感

という感情がある。

そのためにお金を支払っているわけですよね。

ですから、意識を向けるポイントは感情なのですね。

 

お客さまが価値を感じないケース

たとえば、コーチング。

毎日がとても満たされているAさんに対して無理やりコーチングするとします。

そうしたら、たとえ30分で100円だとしてもAさんは「高い」と感じるでしょう。

満たされているAさんにコーチングは必要ないからです。

このときのAさんは、水分をたくさん含んでいるスポンジのようなものですね。

ですから、水分を吸収しなくても潤っているので問題ないのです。

 

お客さまが価値を感じるケース

一方で、「人生が不完全燃焼でどうしようもなくて困っている」Bさんがいるとします。

Bさんが人生を変えるサポートをするコーチを探して、「この人なら」ということでコーチングを申し込む。

結果、毎日が充実して、複業の成果も出たらどうか。

きっと30分10000円でも「安い」と感じることでしょう(実際、ありますので)。

このときのBさんは、言ってみればカラカラに乾いたスポンジ状態。

水分があったらどんどん吸収していけるのです。

このように、お客さまの感情が違うので、支払う代価としてのお金の価値が変わるのです。

 

「お客さまがお金にのせた感情」を満たす

今回、「良習慣塾」第2期に申し込んでくださったお客さま(同時に「良習慣塾」の同志でもあります)の感情。

それはどのような感情なのか、まだはっきりとは聞いていません。

ただ、安くはないお金を投資していただくわけです。

お金にのった感情を満たすために私ができることを全力で取り組みます。

ですから、自分の売上のためではなく、お客さまの感情を満たすためのコンテンツを開発する。

お客さまの感情を満たすサポートをする。

お客さまのゴールが実現する環境づくりをする。

そうして、「お客さまがお金にのせた感情」を満たす(期待を超える)こと。

それが大事なのだと。

「良習慣塾」第2期のお申込みをいただいて、あらためて感じたことです。

 

まとめ

ビジネスを考えるとき、お金だけにフォーカスがいってないでしょうか?

今のサービスはお客さまの感情を満たすための商品になっているでしょうか?

サービス提供者として、自問していきましょう。

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

夜はセミナーと「良習慣塾」第2期の説明会を実施。

正式にアドバンスコースへのお申し込みが決まり、電車の中でガッツポーズをしてしまいました。(笑)

とても小さな1歩ですが、同時にとても大きな1歩でもあります。

引き続き、ともに走る仲間を増やしていこうと思います。

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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