感情の習慣

「理由ゴール」を思い出せば踏みとどまることができる

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長い間、同じ目標を追いかけていると「もう、あきらめようかな……。」という気分になります。
そんなとき思い出したいのは「そもそも、なぜそのゴールを目指したのか?」という理由です。
その「理由ゴール」が、私たちから「あきらめる」という選択肢を引っ込めてくれます。




 

良習慣形成を継続するための3つのゴール

習慣を継続するために重要なのは、
・理由
です。

要は「何のためにその習慣を身につける必要があるのか?」ということですね。

私たちは、つい「どんな風にすれば、現状のゴールが実現するか?」に目が行きます。
もちろん、悪いことではない。
現状ゴールだけを見ていれば、習慣化を達成できることもあります。

一方、現状ゴールだけではうまくいかない場合も多いもの。
習慣化につまづく。
すると、今のゴールに意義を見いだせない感じがしてくる。
「この習慣をやってても、意味ないかも」という気持ちになる。
結果、「挫折」がやってきます。

では、理由をはっきりさせるためには、どうすればいいのでしょうか。

ポイントは、
・現状ゴールの上
を見ることです。

通常、私たちが目指している現状ゴール。
実は3層構造になっているんですね。

イメージはピラミッドです。

真ん中の現状ゴールの上には、
・理由ゴール
があります。

反対に、現状ゴールの下には、
・行動ゴール
があるんですね。

 


 

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理由ゴールに隠れている目的

先日、私もこの捉え方を改めて意識した体験がありました。
それは、先月参加したとあるコミュニティーでの朝活でのこと。

私の現状ゴールは、2冊目の本(紙)を出版すること。
ずっとゴールとして設定しています。

ただ、長い間叶っていません……。
ずっと同じゴールを追い続けていると、本当にできるのか不安になったりするわけですね。
「このままずっと書けないなんてことがあるんだろうか……。」
不安になることもあります。

そんなときにこそ、この3つの
(1)目的ゴール
(2)現状ゴール
(3)行動ゴール
の階層を考えてみるわけです。

現状ゴールを実現するためには、大量行動が必要です。

具体的には、
・ブログで発信する
・セミナーで話す
・自分で人体実験をする
・出版企画書を書く
・原稿を書く
などがあります。

これらの行動が積み重なった結果、2冊目の出版にたどり着くことができます。
ただ、このゴールは「1人称のゴール」じゃないんですよね。

ダイエット成功のカギは5つの「人称ゴール」にある | 【良習慣の力!】ブログ

そのため、編集者さんに興味関心を持っていただけるような企画を考えたり、市場をリサーチしたり、編集者さんへのアプローチが必要です。

では、私にとっての
・理由ゴール
とは何なのか。
それは、私が「本を書いてみたい」と思った瞬間にありました。

そのときの朝活でみなさんと一緒にワークをしている時、久しぶりに自分の想いがよみがえってきたんです。

その想いとは、私の「本に恩返しがしたい」という想いです。

私は、本を読むことによって、人生が変わりました。
学生時代は、合格体験記を読みまくることで、学年360番台(ほぼビリ)から上位に食い込むことができました。
無理だと思っていた大学合格も。
本の影響です。

社会人になっても同じ。
本田直之さんの本『レバレッジリーディング』に出会いました。
そこから『7つの習慣』など、多くの名著に出会いました。
本の影響からセミナーを受けたり、ブログを書くようになり、出版ができました。

やはり、自分の人生を変えるきっかけは、本なんです。

本から受けた恩恵。
感謝してもしきれません。

だからこそ、私も次の世代に自分が書いた本を遺したい。
そして、読者の人生を変える影響を及ぼしたい。
そう思っているわけです。

本に恩返ししたい。
そして、未来に本で恩送りをしたい。

それが、私が「本を書きたい」という原点。
それを思い出したわけです。

この想いこそ、私のとっての
・理由ゴール
なのだと。

 

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理由ゴールがはっきりすると現状ゴールの意味づけが変わる

理由ゴールがはっきりすると「あきらめるわけにはいかない」と思います。
出版企画書コンペだったり、プレゼンだったり、編集者さんへのアポだったり。
泥臭いです。
試行錯誤と同時に、至らない自分と向き合う日々です。

でも、そんな行動ゴールを積み重ねることが、本を書くための必要な仕事なのです。
その先に現状ゴールの達成があり、理由ゴールの実現につながるわけです。

さて、あなたの現状ゴールはいかがでしょうか。
現状ゴールを達成するためには、どんな行動ゴールを積み重ねる必要があるでしょうか。

そして、今回あなたの思い出していただきたいのは、その先にある「理由ゴールは何か?」ということです。

なぜ、そのゴールを実現したいのか。
理由ゴールを実現した結果、どんな感情になりたいのか。

その理由ゴールを見つければ「あきらめる」という選択肢は引っ込むはずです。
もちろん、理由ゴールが明らかになった結果、現状ゴールが変わるかもしれませんね。

そこに気づくためにも、今のあなたの現状ゴールの上にある、理由ゴールを考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、会社を休んで胃カメラ。
前日からちょっとナーバスになっていたんですが、
10年くらい前に始めて検査したときの30分の1くらい楽でした。

良かった。
これなら年に1回やるのも苦じゃないと。
医療の進歩ってすばらしいですね。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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