モチベーションの習慣 早起きの習慣

ゴール達成の確率を30%も高める方法。事前に「障害と対策」を考えよう

投稿日:2021/01/25


習慣化やゴール達成は、イメージではスムーズに実現するように考えてしまいます。

しかし、実際は山あり谷ありなのが普通。

その山あり谷ありを乗り越えていく確率を30パーセント以上も高められる工夫があります。




 

「早起き完全マスタープログラム」3回目の集合プログラム開催

昨日は、朝7時30分から「早起き完全マスタープログラム」の第3回集合プログラムでした。

今回のテーマは「早起きセルフコーチング」。

早起きを起点とした理想の1日。

それをいかにしてつくりあげていくのか、方法をお伝えしました。

今回の「早起き完全マスタープログラム」のメンバーはみなさん、とても熱心。

なにせ日曜日の朝7時30分からのセミナーに普通に参加しているわけですから。

しかも、みんな5時台、6時台の朝活に参加して、ひと通りのルーティンを実践してからセミナーにのぞんでいるのです。

日曜日の早朝、ほかの人が寝ているだろう時間帯にこれだけの活動量。

人生が良い方向に行くのは間違いないでしょう。

企画して主催した私としても、力が入ります(いい意味で)。

 


 

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早起き習慣化で考えたい3つのワーク

今回の「早起き完全マスタープログラム」ではインプットをするセミナーのあとに、3つのワークをおこないました。

 

セルフコーチング

1つ目のワークは、早起きのセルフコーチング。

理想の1日のスケジュールを描いたあとにおこないます。

「早起き完全マスタープログラム」メンバーには、毎週理想の1週間を描きなおしてもらっています。

そのあとに、早起きのためのセルフコーチング質問集に沿って、増やす行動や減らす行動を考えていただくのです。

目標は何度も描き直す。

質問によってブラッシュアップしていく。

それは理想の1日をつくるときも同じ。

理想の1日を描いてから1週間実践してみると、ズレが生じるものです。

それを毎週という短期間でサイクルを回す。

そうすることで体験を経験に変えるのです。

体験から学ぶこと。

コーチングでも大事にしていることです。

そうして「体験→内省→思考→実験」の4つのサイクルをどんどん回転させていく。

それが学びを最大化させてくれるのです。

上達とは「経験→内省→思考→実験」の4アクションを回転させること | 【良習慣の力!】ブログ

 

障害と対策

2つ目のワークは「障害と対策」。

ここは2つのステップがあります。

1つ目のステップは「障害」を考えること。

早起き習慣化にトライしていくとき、重要なのは早寝することです。

そのときに、何が障害になりそうか。

それを事前に考えます。

よくあるのは、

・自分だけ早寝しようとしても家族との生活リズムを変えられない

・夜ふかしが楽しくてやめられない

・早寝しようとしても仕事が終わらない

・ふとんに入ってもなかなか寝つけない

・夜に飲み会や勉強会があると早寝ができない

といったところ。

それをあらかじめ想定しておくことが重要なのですね。

そうすれば、いざ障害がやってきたときに、あわてふためくことはありません。

「想定内だな」と思えます。

その余裕が欲しいのです。

2つ目のステップは、障害に対してどのような対策が考えられるのか。

あらかじめ自分で考えておくのです。

もし、見つからない場合はメンバーや私に相談することもできます。

習慣化に失敗してしまうときというのは、対策が不足しているだけ。

障害があったとき、そこに向けた対策をたくさん持っておければ、障害に負けることはありません。

トランプでイメージすると「夜ふかしという障害」というカードが切られたときに、こちらが「早朝に友人とZoomで約束をしておく」というカードを切ればいい。

その切り札をたくさん持っておければいいのですよね。

あなたに起きていることはすべて「ちょうどいい」と考えてみる | 【良習慣の力!】ブログ

 

フューチャーペーシング

3つ目は「フューチャーペーシング」。

この手法は、目の前の目標に集中しがちなフォーカスを、未来に向けることができます。

具体的には「早起きができたら、次はどうする?」という未来をどんどん考えること。

たとえば、今の目標が「朝6時の朝活に参加する」だとします。

そのときに、「では、朝6時の朝活に参加するのが当たり前になったら、次はどうする?」と考えていくのです。

今の自分の目の前に立ちはだかっているハードル。

それを難なく跳べるようになった、次はどうなるのか。

今の目標をクリアした未来をイメージするのです。

そうなると、意識のフォーカスは今の目標よりも先の未来にうつりますよね。

すると、今の「朝6時の朝活に参加する」がプロセスに変わるわけです。

さらに、「朝6時の朝活に参加する」が日常になったら、次に何をしたいのかイメージする。

たとえ今はクリアできていなくても、クリアできたこととして意識をさらに未来に飛ばしていくのです。

それを5回、10回、15回とくり返す。

そうすると、「朝6時の朝活に参加する」を目標にしていたときとは次元が違う未来を描くことができます。

私はこのワークが好きで、今回もやってみてニヤついてしまいました。(笑)

楽しいワークなので、おすすめです。

目標設定から具体的なアクションプランをつくる方法 | 【良習慣の力!】ブログ

 

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事前に「障害と対策」を考えておこう

今回のセミナーで「早起き完全マスタープログラム」メンバーにとくにお伝えしたかったのは「障害と対策」です。

ポイントは3つあります。

(1)あらかじめ早起きに向けた障害を想定しておく

(2)その障害に対する対策を考えておく

(3)対策は複数持っておく

こうしておくと、習慣化の定着率は30パーセント以上高まることが研究でわかっているのです。

この流れを、私はよくセールスパーソンにたとえて説明しています。

新人の営業というのは、基本的には売れません。

なぜなら、

・商品知識が少ない

・お客さまのことをわかっていない

・実績が少ない

・商談の型もわからない

という感じです。

ですから、商品を提案してもお客さまに「いらないです」と言われてしまうのです。

何が原因なのか。

対策が不足しているのです。

それで「やっぱりだめか」とあきらめてしまうのですね。

では、ベテランの営業だったらどうか。

営業の経験が増えていれば、

・商品知識は豊富

・お客さまのニーズを探る

・実績豊富

・自分なりの商談スタイルを確立している

という状態です。

これだと何がいいのか。

お客さまに相談されたときの対策がいくつもあるのです。

たとえば、

・時間を置いてあらためてアプローチする

・他社の導入実績を説明する

・期間限定や割引を提案する

・別の商品を提案する

という風に。

早起きもこれと同じなのです。

たとえば、

・目標の時間に起きれなかったときの代案としてプランBを考えておく

・はずせない夜の約束があったときでも、「ここまでには帰る」という時間を決めておく

・眠くなったときの回避策を考えておく

という感じですね。

これも、早起きを実行しつつ、実験しながら対策を1つ、また1つとストックしていく。

そうすれば、早起きのスキルが高まっていくわけです。

さて、「障害と対策」のワーク。

あなたの早起きやほかの習慣化、目標達成にも活用できます。

ぜひ少し時間をとって、考えてみましょう。

「8つの鍵」を満たせばあなたのゴールが実現する理由 | 【良習慣の力!】ブログ

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。

7時30分から10時前まで「早起き完全マスタープログラム」のセミナーを開催。

10時から「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。

11時から「習慣化オンラインサロン」絆チームのミーティング。

14時から妻と家族会議。

散髪のついでにランニングをして、銭湯へ。

今週の取り組みをコンプリートできた自分へのご褒美。

生き返りました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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