気づく習慣

傍観者としての観戦、当事者としての参戦。

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

傍観者として「観戦」するか。
それとも、当事者として「参戦」するのか。
選択によって、「人生の質」が変わります。




 

人生初のプロバスケ観戦

先日、プロバスケットボールの試合を観戦しました。

人生の初体験。
新鮮でいいですよね。

初めてということは、右も左もわからない状態でもあります。
試合会場に入ったものの、まごつきました。

まるで、初めて訪れた街でバスに乗るかのうように心細かったんですよね……。
(妻と訪れる予定でしたが、体調不良のため私だけの観戦になりました)

そんな気持ちだったので、試合開始からも同じ感覚でした。
応援の声も出さず。
拍手もせず。
完全に「アウェーの人」でした。

そんな私を、ハッとさせてくれたできごとがありました。

それは、1階席で応援している男性の方を見たときです。
年齢は、40代から50代くらい。
彼は、率先して声出しをしていたんです。
きっと「ホームの人」でしょう。

オフェンスのときは「ゴー!ゴー!ダーイス!」と(「立川ダイス」というチーム名なので)。
ディフェンスのときは「ディーフェンス!ディーフェンス!」とも(『スラムダンク』と同じ掛け声でした・笑)。
ときに「う、、うるさくてちょっと気になるなぁ」と思うくらいの大声で……。

ただ、間違いなかったのは、彼のバスケ観戦は「真剣そのもの」だったということです。

 


 

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「傍観者」と「当事者」の違い

私と彼のスタンス。
真逆でした。

私は「傍観者」。
一方、彼は「当事者」でした。

同じ場所で、同じ時間を過ごしている。
それなのに、立場が反対だと「時間の質」が変わりますよね。

私は初心者とはいえ、部外者みたいな立ち位置。
ですから、せっかくプロバスケの試合を観にきているのに、試合にイマイチ集中できません。

「応援を間違えたら恥ずかしいよなー」とか。
余計なことを考えていたんです。
それなら、「おとなしく観戦していよう」と。
それは、傍観者になりますよね。

彼は、そんなことは考えていなかったでしょう。
もちろん、何度も観戦に来ているファンの方だとは思います。

それを差し引いても、マインドが違っていました。
「試合を楽しもう」
「全力で応援しよう」
そんな気持ちが、2階席でちょこんと座っている私にも届いていましたから。

それだけ全力で応援したら、試合後はきっとヘトヘトなんじゃないかと思います。
声がかれたり、のどを痛めたりするかもしれません。

ただ、1つ予想していることがあります。
きっと、彼はつかれたとしても、試合後に「今日も全力で応援できて楽しかった!」と感じているはずです。
何と言っても、当事者ですから。

 

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「観戦」から「参戦」への変化

私と彼の違い。

・応援への考え方
・試合観戦に臨むマインド
・試合中の身体の使い方
など、あらゆるものが違っていました。

ですから、試合観戦を通して、
・楽しさ
・充実感
・時間の有意義さ
に、大きく違いが出たでしょう。

このとき、ふと思ったのです。
「この違い、人生と同じじゃないか?」と。

バスケ観戦と人生の比較。
ちょっと大げさかもしれません。

それでも、
・自分の能力をセーブして、人生の傍観者になっている人
・自分の能力を全開にして、人生の当事者になっている人
は、世の中で2つに分かれています。

その構図をスマホにたとえたら、
・スマホに熱中して、フォロワーになっている人
・スマホを活用して、インフルエンサーになっている人
くらい違うと思ったんですよね。

私は、バスケの応援席にいながら「間違えたら恥ずかしい」と思い、何もしていませんでした。
男性の方は、おそらく間違いなんて気にしていませんでした(完璧でしたけど・笑)。
それに、おそらく「間違ってもいい」と思っているんじゃないかと思います。

後者のスタンスのほうが、人生を楽しめるんじゃないか。
私は、そう感じました。

そこで、後半からはスタンスを変更。
声を出して「ディーフェンス!」と応援し、ゴールが決まれば大きく拍手しました。

まさに、「観戦」から「参戦」に変わった瞬間でした。

さて、どう変わったのか。

試合観戦が、圧倒的におもろくなったんですよね。
また、次回の観戦のチケットを購入しましたから(笑)。

私が、バスケの試合観戦において、「傍観者」から「当事者」に変わった瞬間でした。
これは、平凡なサラリーマンから、複業家に変わったときのような感覚ですね。

さて、あなたは今、傍観者でしょうか。
それとも、当事者でしょうか。

あるいは、フォロワーでしょうか。
それとも、発信者でしょうか。

どちらのスタンスをとっても、正解・不正解はありません。
ただ、選択によって、人生の質が変わるのは確かだと思います。
私のバスケ観戦のように。

観戦するか、参戦するか。
あなたが望む方向に進んでいきましょう。

 


 

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