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習慣形成に「会心の一撃」を求めると挫折しやすい理由

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私たちは、かけた労力の分だけリターンが欲しくなる生き物です。

ただ、習慣形成では、その考え方をやめたほうが効果を得やすいです。




 

ふり返りの習慣による「会心の一撃」のアイデア

昨日は、朝7時から1週間のふり返りと計画(=ウィークリーレビューとウィークリープランニング)に時間を投資していました。

以前は、苦手だったふり返りとプランニングの習慣。

今や、私にとって欠くことができない毎週の習慣です。

1年は52週間。

毎週ふり返りをすれば、52回のレベルアップが見込めるからです。

昨日は、まさにレベルアップの瞬間がありました。

平日のメルマガ執筆の時間帯を変えると、1日が今よりもうまく回りそうなアイデアが出てきたからです。

「これだ!」というアイデアがやってくる感覚。

快感なんです。

もちろん、そのアイデアは仮説です(今のところ)。

月曜日から実験して、本当に効果があるのか確認してみる必要があります。

「じゃあ、ふり返りをしても意味がないよね」と思われるかもしれません。

ただ、大事なのは「アイデアが生まれてくる時間を確保している」ということです。

アイデアが出てくるから、ふり返りの時間をとるのではありません。

時間を確保してふり返りをするから、アイデアが出てくるのです。

「これだ!」というアイデアが出てくるのは、RPG(ロールプレイングゲーム)で言えば「会心の一撃(かいしんのいちげき)」です。

毎回確実に出るものではありません。

通常攻撃を何度もくり返す中で、まれに「会心の一撃」が出るのです。

それでも、「会心の一撃」のアイデアが1回でも出れば、私たちの人生やビジネスに大きな影響を与えてくれます。

そのアイデアが、文字通り「人生を変えてしまう」ことがあるんですね。

そのために、私はふり返りとプランニングの習慣をおすすめしているのです。

 


 

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仮説:習慣化に「会心の一撃」を毎回求めると挫折しやすい

今回、ふり返りとプランニングからアイデアが出てきたときに、ふと思いついた考えがあります。

それは、

・習慣形成に「会心の一撃」を毎回求めると挫折しやすい

という仮説です。

要は、

・行動したら、毎回「会心の一撃」が出て欲しい

という気持ちが強すぎると、リターンがやってこなかったときにやめたくなるということです。

わかりやすいので、今回のるり返りの習慣を例にとりましょう。

ふり返りの習慣。

正直なところ、地味な習慣です。

いや、はっきり言いましょう。

「ふり返りの習慣に即効性があのるか?」と言われれば、正直なところ大して無いと思っています。(笑)

少なくとも、私はそう感じていました。

実際に、ふり返りの習慣を何度も試してみた上で。

それなのに、活躍している人たちが、本やセミナーで口を揃えて「ふり返りが大事だ」と言っています(ビジネスだけではなく、スポーツなどでも)。

「なるほど、ふり返りが大事なんだな」と思って、習慣化に取り組んだわけです。

ただ、正直なところふり返りに取り組んでも「効果がいまいちよくわからない……。」という感じだったんですね。

残念ながら。

実際、ふり返りのような抽象的な習慣よりも、本を読んだ方がわかりやすいです。

読書に10分投資すれば「今日も16ページ読み進められた」という具体的な前進が手に入るからです。

活躍している人たちがおすすめしている。

一方、私にはその価値がわからない。

困りました。

この感覚は、お笑い芸人の永野さんのネタ「ゴッホより、ピカソより、ラッセンが好っきー!」みたいな感じです。(笑)

結局、ふり返りの習慣化に何度かトライしてみたんですが、うまくいかなかったんですね。

 

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「会心の一撃」を楽しみにしながら淡々と続けよう

それでも、何度かトライしているうちに出てくるのです。

「これだ!」という会心の一撃のアイデアが。

たとえば、私のブログを書く習慣。

以前は、ブログを書く時間帯に悩んでいました。

計画した時間に、記事を書き終えることができないんです。

ふり返りをしても「会心の一撃」のアイデアは、なかなか出てきませんでした。

私が才能がなく、時間の使い方が悪いのもありましたけれど。

それが、引っ越しをきっかけに、ブログを書く環境が変わりました。

すると、毎週のふり返りでアイデアが連鎖してきたんですね。

「電車の中でも、パソコンでブログを書けるんじゃないか?」

「もしかして、乗り換えの駅で始発で座れるんじゃないか?」

そんなアイデアが浮かんできたんですね。

一気に湧いてきたわけではありません。

少しずつふり返りをする中で、アイデアがつながってきた感覚です。

鹿威し(ししおどし)みたいに、水があふれた感じですね。

私のスキル不足だけではなかったんです。

アイデア不足だったのです。

ふり返りから生まれたアイデアのおかげで、私の毎日は快適になってきています。

あのときのアイデアに、本当に感謝しているんです。

そのようなインパクトあるアイデアにふたたび出会うため、私は今週もふり返りをするのです。

「会心の一撃」を求めて。

そのためには、通常攻撃が必要です。

ときには、スカッと空振りすることも必要なんですよね。

だからこそ、

・習慣形成に「会心の一撃」を毎回求めると挫折しやすい

と考えたんです。

さて、このように行動しても「会心の一撃」の効果は毎回出てくるわけではありません(私の場合は)。

レアだからこそ「会心の一撃」なのです。

そのため、習慣化に毎回「会心の一撃」を求めすぎないようにしましょう。

早起きも、運動も、片づけも同じです。

淡々と習慣をくり返すプロセスで、あるとき会心の一撃が出るものです。

早急に会心の一撃を求めず、ちょっとだけ耐えながら習慣化に取り組んでみましょう。

会心の一撃が出たときの快感は、お腹いっぱいご飯を食べるよりもすごい満足感ですから。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活ファシリテーションからスタート。

7時から「ガッチリ集中タイム」でセミナー準備。

8時から来週の「ビジネスブックBAR」を準備。

10時から12時30分まで「良習慣塾」セミナーを開催しました。

午後はオフ。

本棚の片づけをしました。(^^)


 


 

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・トライアスリート
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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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