天職の習慣

あなたの才能は「自分が得るため」ではなく「ほかの人に与える」とき発揮されるのです。

投稿日:2023/04/19


今回の「ビジネスブックBAR」の課題本は『SIGNAL 10億分の1の自分の才能を見つけ出す方法』でした。

そこで考えたのは、

・才能があると、得られるものが多くなる

のではなく、

・才能があると、得られるものが多くなる

という結論です。




 

「平凡な人が非凡な人に変わるまでのプロセス」への興味

最近、「ビジネスブックBAR」の選書の傾向から、気づいたことがあります(参加者の方からもフィードバックがありました)。

それは、私が興味関心のあるテーマについてです。

そのテーマとは、

・平凡な人が非凡な人に変わるまでのプロセス

です。

このプロセスで、人は才能を発揮するんですね。

どんな人にも、才能があります。

「才能がない人はいない」という前提です。

才能は、ほかの誰かと比べるものではないと思っています。

その人しか持ち得ない能力やスキル。

その人は自然にできるけれど、ほかの人から見ると「すごいよね。」と思われること。

そういったものが、その人が持つ才能だと考えるようになりました。

以前は「才能」を違ったように捉えていたんです。

たとえば、プロ野球選手。

大谷翔平選手やイチローさんのように、誰もが認める優れた能力の持ち主。

その人たちが、さらに努力をする。

それによって、異次元のパフォーマンスを出す。

それが「才能」だと考えていたんです。

ただそうなると「才能」は、1部の天才たちにしかないものになってしまいますよね。

果たしてそれは本当なのか。

ずっと、疑問があったんです。

 


 

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才能があると、得られるものが多くなる

以前の私は、才能を次のように捉えていました。

それは、

・才能があると、得られるものが多くなる

です。

たとえば、頭脳がとても優秀な人がいるとしますよね。

ビジネスなら、誰もが思いつかないようなアイデアを思いつく。

スポーツなら、ほかのアスリートたちには手が届かないような記録を出せる。

すると、その人の才能が発揮されれば収入が増えたり、名声が手に入りますよね。

つまり、その人が才能を発揮すれば、お金や名声のような「外側のもの」が得られる。

それが、

・才能があると、得られるものが多くなる

と考えていた理由です。

あなたは、「才能」について、どんなイメージでしょうか。

しかし、ここ数年。

「才能」について研究しているうちに、以前とは違ったように考えるようになりました。

どう違うのか?

最も大きな違いは、

・才能があると、得られるものが多くなる

ということではなく、反対に、

・才能があると、与えられるものが多くなる

と、考えるようになったことなんです。

この違い、伝わりますでしょうか。

本質的には、同じことかもしれません。

ただ、

・才能があると、得られるものが多くなる

という視点は「自分の視点」です。

一方で、

・才能があると、与えられるものが多くなる

という視点は「ほかの人への視点」です。

つまり、

・才能で自分を喜ばせるのか?

それとも、

・才能でほかの人を喜ばせるのか?

の違いなんですね。

 

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才能があると、与えられるものが多くなる

たとえば、ミュージシャンの方がいるとします。

音楽の才能にあふれていれば、優れた楽曲がつくれるでしょう。

それが才能です。

ただ、仮にどれだけ優れた楽曲だとしても、その曲が自分しか楽しませられない自己満足の楽曲だとしたら。

それは「才能を十分に発揮していない」ということになるかもしれません。

一方で、その楽曲がたくさんの人に聞かれるようになるとしますよね。

そうなれば、多くの方々に感動を与えられるかもしれません。

するとそのアーティストは「才能を十分に発揮している」と言えるように思います。

ですから、

・才能があると、与えられるものが多くなる

と、考えるようになったんです。

ここが大事なポイントです。

それは、

・才能はひとりでは発揮されない

ということです。

無人島で「これが私の才能だ!」と叫んでも、あんまり意味がないわけです。(笑)

つまり、私たちの「才能が発揮される」ためには、

・ほかの人がいること

が条件なんだと思うのです。

何より大事なことは、

・アウトプットをしている

ということです。

どれほど優れた才能を持つ人であっても、自宅でずっと本を読んでいるだけでは、才能を十分に発揮してるとは言えないのではないでしょうか。

仮に家の中にいるとしても、ブログやYouTubeなどでアウトプットをしていくこと。

それによって、まわりの人から「あの人は○○の才能があるよね」と言われるようになるわけです。

ですから、私は、

・才能があると、得られるものが多くなる

ということではなく、

・才能があると、与えられるものが多くなる

と考えるようになったんですね。

さて、あなたが与えられるものは、日々増えていっているでしょうか。

もし、以前より増えていれば、あなたの才能が発揮されているということになるかもしれませんね。

ぜひ、少しふり返ってみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、引き続き「ビジネスブックBAR」の準備。

たくさん出てくるお伝えしたいこと。

それを「大事なごく少数」にしぼります。

そのプロセスで出てくる気づきや発見が楽しいんですよね。(^^)


 


 

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