天職の習慣

自分の「弱み」を「強み」に変える。環境やとらえ方次第で自分の才能を活かす。

投稿日:2019/01/04


やりたい仕事や天職を考えると、つきまとうキーワードは「強み」や「才能」という言葉です。

ただ、「強み」も「弱み」も変化し続けるものです。

 

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営業マンとして「口数が少ない」のは致命的な「弱み」

あなたには、自分に自信がないと思うことはあるでしょうか?

もしくは、弱みや欠点、短所だと思っていることはあるでしょうか?

そのように聞いたら、おそらく「誰にでもある」ということになりそうです。

ただ、やはりそれもとらえ方次第で、弱みも強みにとらえ直すことができるものだと思っています。

これは、コーチングで対人援助の仕事をするようになってから、じつによく感じるのですよね。

クライアントさんご自身は「強みがありません」と言われるのですが、じっくり話を聞くと、「え・・・それ十分すごいことなんですけど」ということがよくあるからです。

たとえば、私は会社で営業職を10年以上やっていますが、営業の仕事をしはじめたばかりの頃は、本当に売上がたちませんでした。

悲しいくらいに。

その理由は、私の口数が少ないことが原因だと思っていたのです。

実際、「営業なのに、口数が少ないから売れないのかな」と常に自分を責めるような感覚がありました。

私がイメージする敏腕営業マンは、口八丁手八丁のような感じでマシンガントークを披露し、お客さまを翻弄するような形でセールスできるようなタイプの人だったからです。

今から考えると、あまりに一面的な見方ですが(笑)、本当にそうイメージしていたのですね。

 

自分の「弱み」は状況によっても「強み」に変わる

しかし、3年くらいたった頃から、徐々にご紹介の案件が増えてきました。

また、不定期でお仕事をいただくお客さまからも、「今年もお願いします」という感じで、信頼感からご発注をいただけることも出てくるようになりました。

結果、会社の中で顧客数がトップになったのですね。

時間はかかったのですが、ひと安心したものです。

そのとき、あるお客さまから「伊藤さんは余計なことを言わないし、聞き上手だから話やすいんですよね」というニュアンスのことを言われたのです。

ベラベラと話してお客さまの時間を奪うよりも、お客さまの話を丁寧に聞くほうが、私の営業スタイルにフィットしていたということでしょう。

私が「口数が少ない」と思っていた「弱み」は、あるお客さまたちにとっては、「強み」になっていたのです。

もう1つ別の話があります。

私は自分からどんどん主張していくタイプではなく、相手からの言動や行動にリアクションする傾向があります(・・・といいつつ突発に弱い面もあるのですが・笑)。

これも、私の中では弱みだと感じていました。

これからの時代、自分からどんどん情報を発信していかなければ尖ることができないだろうと思っていたからです、

しかし、コーチングや習慣化コミュニティーのサポート役を担当するようになり、相手の言動や行動に対してフィードバックすることが得意だということがわかりました。

要は、ある程度のレベルの言動であれば、それなりにリアクションできる柔軟性があることに気づいたのですね。

習慣化コミュニティーでは、すべての投稿に対してコメントしていた私に対して、「どんなコメントにも対応している伊藤さんはすごいですね」と言われたことがあり、そのことがわかりました。

要は、立場を変えたからこそ、弱みだと思っていたことが強みに変えることができたのです。

 

自分の強みや才能を発揮できる場所を探す・つくる

よく、私たちは自分の限界を考えたり、あきらめたりするときに「才能」という言葉を使うことがあるのではないでしょうか。

すごい成果を出している人を見ては、「あの人は才能があるから」「自分には才能がないから」というように自分に言い聞かせるのです。

しかし、実際には才能がないのではなく、自分の強みを発揮できる場所を探せていないだけなのではないかと思います。

もしも、あなたが「自分の強みが活かされていない」と感じているなら、自分の弱みや欠点、短所などを欲している場所がないか探してみましょう。

もしくは、自分の強みが発揮されるほど磨いていないのかもしれません。

たしかに、自分が持って生まれた強みや才能がどのようなものか、特定するのは簡単ではありません。

同じように、その強みや才能が発揮できる場所を見つけることも簡単ではないかもしれません。

でも、探し続ける価値はあることだと思います。

そのような場所がどうしても見つけられなければ、自分がブログやメルマガなどで情報発信をすることで、強みを発揮するスペースをつくることだってできるはずです。

 

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■編集後記

昨日は、体調が万全ではなかった妻が復活したことと、ブログ2,000記事のお祝いを兼ねて家族4人で焼肉屋へ。

焼肉屋で話が盛り上がり、伊藤家4人で「格付けチェック」をやることにしました(笑)。

ウーロン茶、バニラアイス、チョコパイ、板チョコなどを味比べ。

思いつきの遊びでしたが、想像以上におもしろかったです。(^_^)

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