早起きの習慣

早起きに挫折する人と成功する人の視点はここが違う

投稿日:


良習慣形成に挫折する人と成功する人は、見ているところが違います。
うまくいく人の視点を取り入れましょう。




 

1月と6月では何が違うのか

あと2週間ほどで、2024年が半分をすぎようとしています。

そう聞くと、
「えっ!?あと半分しかないの・・・?」
と、がく然とする人も多いかもしれません。

私は、この時期になると思い出すことがあります。
Q:今年中に完了させようとしていた目標は、どれくらい実現しているのか?
ということです。

1月に想像していた6月の状況。
たいていの場合「もっと進んでたはずなのに……。」という感じです。

目指していた状態とは、だいぶ違っていることに気づくんですね。

「目指すゴールを見失っていたな……。」とか。
「あれ、、、目標をそもそも毎日思い出していないかも……。」みたいに。

そこで、気合を入れ直す。
「ここから再開しよう」と。

ただ、1月と6月では、大きく違っている点があるんです。
それは何か。
「やる気(モチベーション)」です。

毎年1月の時点では、人はやる気にあふれています(ですよね?)。
「残り365日あれば、何かできる(はず)!」
そんな気分になっているからです。

一方、6月になると違います。
180〜190日しか残っていないことに気づきます。
「あと半年でできることなんて、大したことがないんじゃないか……。」
そんな気持ちになってしまうかもしれません。

あと半年で達成できるのか。
もし難しそうなら、何を変える必要があるのか。
考え直すべきタイミングでもありますね。

 


 

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半年間で生じる理想と現実のギャップ

1月の理想
6月の現実。
ここにギャップがある場合がほとんどなんです。

なぜ、私たちは1月に「すごいことができそうだ!」と思い、6月に「もう大したことはできないかも……。」と感じるのでしょうか。

それは「未来に可能性を感じていたから」です。

たとえば、2024年の1月は、やる気があったはずです。
時間もある気がしていたと思います。

すると、おもしろいんですよね。
ほんの数日前の2023年12月には、できていなかったこと。
それが、2024年に入ると急にできそうな気がするんです。

私自身、毎年そう感じています。
あなたも、そう感じた経験があるかもしれませんね。

それが、6月になると可能性がせまくなります。
やる気も時間も1月より減っています。
少し追い詰められる感覚もあります。
すると、「もう大したことはできないかも……。」と思ってしまうわけです。

つまり、「未来の可能性が感じられなくなっている」状態になっているんですね。

 

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早起きの可能性を見る

昨日、お招きいただいて講師を務めた「早起き習慣化セミナー」でも、「可能性」についてお伝えしました。

なぜなら、早起きを目指すときに、
(1)早起きに何度もトライして、挫折する人
(2)早起きに何度もトライして、成功する人
には、違いがあるからです。

前者の方と後者の方で、視点が違うのです。
その違いこそ「可能性」にあるんですね。

早起きに挫折する人は、過去にできなかったところを見ています。

たとえば、
・アラームをかけ忘れて寝坊してしまった
・どうしても夜ふかしがやめられない
・アラームが鳴っているのに、何度もスヌーズボタンを押してしまう
という結果があったとしますよね。

これらの「できなかった過去」を見ているんです。
すると「自分にはやっぱり早起きは無理かも」と思います。

一方、早起きに成功する人はどこを見ているのか。
それは「まだ試していないやり方」をみているんです。

それは、
・メソッドかもしれないし
・継続の期間かもしれないし
・まだ受けていないアドバイスかもしれない
わけです。

それらをすべて試したわけじゃない。
今のやり方も、スキルが足りてないだけかもしれない。

「自分には、まだ試していないことがある。」という現状。
つまり、「可能性を見ている」わけです。
ですから、失敗しても挫折せず「まだ試していないやり方」を見ることができるんですね。

そのため、早起きにつまづいたら「まだ試していないやり方は何か?」を考える思考習慣をおすすめしました。
アイデアが尽きそうになったら、「学習と実践が足りていない」というサインということも。

学習する。
アイデアを学んだら実践する。
そして、うまくいかなければ、新しい手法を学習する。
そのサイクルが、学習を有効化してくれます。
そのうちに、ピタッとはまるやり方を発見するのです。
実験のように。

さて、あなたは、いかがでしょうか。
良習慣形成への取り組みに、可能性はどれくらい感じられていますか。

アイデアがなければ、学びましょう。
アイデアがあふれていたら、実践しましょう。

きっと、すべてのアイデアを試し終える前に、あなたは早起きの習慣化に成功しているはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
8時30分から「良習慣塾」メンバーとの集中ルーム。

10時から早起き習慣化セミナー特別バージョンを開催。
友人のユキトさんにお招きいただきました。
最後の質疑応答は、参加者のみなさんからのご質問が途切れず、うれしかったです。

午後はオフ。
父の日ということで、お気に入りの中華料理屋へ。

帰宅して、録画していた映画『恋愛適齢期』を鑑賞。
ドラマ『アンチヒーロー』の最終回も。
印象的なラストシーンでした。(^^)


 


 

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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