早起きの習慣

早起きを習慣化することは、凡人が少しだけ木村拓哉さんに近づくことだ。

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ちょっと思うことがあり、本日の記事をいつもと異なった文体で書いてみました。

ブログも実験です。

 

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どうしても早起きができない

「あー、またやってしまった。。。」

私は寝起きの頭をかきむしる。
早起きを習慣化しようとしながら、毎日のように二度寝してしまっていた頃。
何度その言葉をつぶやき、後悔しただろうか。

10年前、平凡なサラリーマンだった私は何もやる気がおきず、人生をくすぶらせていた。
趣味と呼べるようなものは無かったので、休日も昼間からビールを飲んでいた。
当然、人生の未来に対する期待もなかった。
ホームレスの人たちを見るたびに、どことなく親近感を覚えるくらいに。

そんな折、ある本に出会ったことがきっかけで、本を読むようになった。
本の中でも、私の興味をひいたのはビジネス書や自己啓発書だ。
それらのジャンルの本を読みあさるようになっていた時期に、何度も目にする言葉があった。
「成功者は早起きしている」という言葉だ。
確かに、早起きには憧れるし、昔から憧れてきた。
本当に憧れる。

でも同時に、自分には難しいだろう、とも思った。
なぜなら、私が育ってきた家庭は自営業の共働き。
バブルだったこともあり、両親ともに仕事は忙しく、夜まで働いていたことを覚えている。
当然、子どもにもその影響はおよび、私も夜型の生活が身に染いていたのだ。
筋金入りの夜ふかしタイプ。
徹夜したことも何度もあった。
早起きの才能や素質という意味では、マイナス以下だったのは間違いない。

 

早起きは人生を変える習慣

しかし、それから試行錯誤を重ね、7年前にようやく早起きを習慣化できるようになった。
そこから私の人生は好転した。
早起きには、それまでの私の35年間を一変させるようなパワーがあったのだ。

まず、速読のスキルを身につけて、ビジネス書を1日1冊読めるようになった。
そこからブログを毎日書くようになって5年を超え、あと2週間で1900日を超える。
さらにメルマガを平日毎日発行するようになり、まもなく300号を迎える。
英語の勉強も3年間継続して、TOEICも800点を超えた。
簿記の資格や世界遺産の資格もとった。
以前挫折した妻と朝のウォーキングもできるようになった。
そのまま運動を続けたら、フルマラソンを完走できるようになった。
次に60kmマラソンも完走した。
その流れで100kmウルトラマラソンまで完走してしまった。
次に、かなづちの状態から、なんとか泳げるようになった。
ついに長年憧れていたトライアスロンを完走できるまでになった。

正社員として働きながら、コーチングやセミナー講師を行い、複業家として生きるようになった。
セミナー講師といえば、早起きを習慣化する方法を伝える「早起き習慣化セミナー」を開催するようになった。
ブログでも早起きを推奨し、早起きの有料メールマガジンまで発行するまでになった。
いまの私は、「早起きができれば、どんな習慣化でもできる」と確信するようになっている。
早起き習慣化は、私の行動を変え、マインドまで変えた。
このようにして、まさに、早起きが私の人生を変えてくれたのだ。

 

2種類の「起床」とは?

さて、誰もが当たり前のように毎日行っている「起床」という行為。
実は起床には2種ある。
1つ目の起床は、誰かに起こされている起床。
もう1つの起床は、自分が主導権を握っている起床。
人生を変えてくれる起床は後者の起床だ。

誰かに起こされている起床とはどのような起床か。
これは、やらなければいけない起床だ。
「会社の始業時間から逆算すると、この時間に起きなければならない。」
「仕事のアポイントメントが朝9時にあるから、この時間に起きないと間に合わない。」
「子どものお弁当をつくるためには、この時間じゃないといけない。」
そのようにして自分の起きる時間が逆算的に決まる。
いや、決められてしまっているのだ。
自分ではないほかの誰かに。

思い返すと、私たちは物心がつく前から誰かに起こされている生活になっているようにも思える。
保育園や幼稚園、小学校に通うことを決めた時点で、すでにシステムの枠に組み込まれているからだ。
私たちは、ずっと他動的に朝を迎えてきたのかもしれない。
もしかすると、他動的に一日をはじめることに慣れすぎてしまっているからこそ、誰かに何かを決めてもらわないとだめな自分になってしまっているのではないだろうか。
ひいては、その流れが私たちの感性を鈍らせ、「自分が何がやりたいのかがわからない」「自分は何が好きなのかわからない」という状態に追いやられてしまっているように思えて仕方がない。

一方で、もうひとつの起床は、主体的な早起きだ。
朝時間に自己投資や自分を磨くための自由な時間を創造できるからだ。
自分の1日のスタートを自分で決めることができる。
5時に起きようと決めて、予定通り5時に起きられれば、自分が1日をスタートしたことになる。
「1日を始めますよ」という合図を、自分が自分に宣言できるのだ。
この1日のスタートは実に能動的だと言える。

常に選択権は自分の手の中にある。
その時間が4時であろうが、5時であろうが、6時であろうが、自分がコントロール感を持って起床を迎えられればいいのだ。
だから、早起きをしている人にはアクティブな人が多いのだろう。

 

誰もが「自分の人生というドラマの主人公」

早起き習慣化セミナーを30回以上開催して、確信していることがある。
それは、私たちは誰でも「自分の人生というドラマの主人公」であるということだ。

早起きして自分で意図を持って1日を始める。
それは、考えてみるとドラマのファーストシーンのようなものではないだろうか。
ドラマも、開始時間が明確に決められており、決められた時間にスタートする。

大学生時代に見ていたドラマで「ロングバケーション」という人気ドラマがあった。
主演は木村拓哉さんと山口智子さん。
今思い出しても、本当に熱中して観ていたドラマだ。
放送は月曜日の9時。
ドラマが始まる少し前から心躍るような気持で、テレビの前にスタンバイする(ポテチとコーラを携えて)。
やがて、待ち構えていた9時が訪れる。

9時になったら、「ロングバケーション」のファーストシーンが始まる。
「さて、これからの1時間、どんなドラマが待っているんだろう」という期待感とともに。
あの期待感は、スタート時間をきっかり守れたことにはじまっているように思えるのだ。
何か用事があってファーストシーンを見逃そうものなら、残りの時間ずっとそわそわしなければならないから。

そのような経緯で、「ドラマの主人公」といえば、私にとっては、「ロングバケーション」の木村拓哉さんだ。
誰がなんと言おうと、これは譲れない。
個人的に「生まれ変わったら、どんな顔に生まれたいか」ランキングを毎年開いているが、今のところ22年連続で木村拓哉さんがナンバーワンの座に君臨している。
それくらい、私にとってインパクトを残したドラマだったし、それは今でも変わらない。
木村拓哉さんは、不動の「ドラマの主人公」なのである。

 

早起きは人生に期待感を起こす

私たちも、自分で意図を持った早起きをすれば、自分の人生というドラマの主人公になることができる。
私は、自分という人生のドラマの主人公でいたいから、早起きをしたいと願い、実際に早起きを実行している。
しかし、正直なところ、睡魔との戦いに敗れて(彼は本当に強いので)、二度寝することもある。。。
そうなると、私は誰かに起こされた1日が始まる。
気分は良くない。
二度寝のダメージが、1日中ずっと尾を引いているような感じだからだ。
そのような1日は、私は自分という人生のドラマの脇役に追いやられているような気がしてくる。
自分の本意ではないのに。
理由はおそらく、誰かに始められてしまった1日だからだ。
そうならないためにも、私たちは早起きをして、自分の人生の主導権を持って、1日を始めるべきではないだろうか。
そうして、もっと自分の人生にコントール感を持つことを楽しんだほうがいいのではないだろうか。

早起きすれば「1日」という単位で、人生のドラマがはじまる。
自分が決めた時間に起床することができれば、そのドラマの主人公だ。
そう思えば、私も木村拓哉さんと共通点が出てくる。
早起きができれば、ドラマというストーリーが持っている力を借りて、自分の未来にも期待が持てるようになるだろう。
「さて、今日はどんなドラマが待っているんだろう」と心を躍らせることができるのだから。

 

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■編集後記

昨日は、朝メルマガを書こうとしたら、「あっ・・・」と。

PCを自宅に忘れてきたことに気づきました。(笑)

なんとかiPhoneでメルマガをアップしましたが、ログインに手間取ったりして、ひやひやものでした。(^_^;)

夜は会社の取引先の方々と、少し遅い暑気払い。

日頃の裏話を聞くことができ、楽しめました。(^_^)

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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