書く習慣

「持論」を更新し続ければ、「自分」が成長し続けられる

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

日常をより良くするためには、「持論」を変え続けることが大事。
そう気づいたのは、毎日10年日記を書き続けてきたからです。
持論を言葉にして書いておくと、成長の軌跡が見えてきます。




 

10年日記に書いている「持論」

10年日記の習慣を始めて、3年半が過ぎました。

1日の日記は短いものですが、およそ1280日ほど書き続けてくると、変化するものがあります。

それは何かと言うと、「持論」なんです。

持論。
あることがらに対する、自分なりの意見ですね。

3年前の私の持論と、現在の私の持論。
ここが変化することが、成長につながると考えています。

たとえば、仕事でのメールの返信。

以前の私の持論は「メールは後に残るものだから、時間をかけて丁寧に書くべき」でした。
そのため、どんなメールでも「平素は大変お世話になっております。」と書き始めていたのです。

もちろん、悪くはないのです。
ただ、この持論で仕事をしていると時間がかかります。
すると、相手を長く待たせてしまいますし、「平素は〜」と毎回読んでいただくことになり、相手の時間も奪います。
あまり良いことではありませんよね。

それよりも、「メールは多少は大ざっぱでも、早く返信したほうがいい」と考えています。
そのほうが、お互いのメールコミュニケーションが効率的になるからです。

こうした持論の変化が増えれば増えるほど、より良い日常をつくれると考えています。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





「持論」は正論ではない

私たちは、誰もが「持論」を持っています。
特に専門分野になると、「習慣とはこういうものだ」みたいな自分の意見ができてくるものだからです。

ただ、気をつけたいことがあります。
それは「持論は、正論ではない」ということなんですよね。
むしろ、持論は自分の思い込みだったりします。

ですから、持論が他者の意見とぶつかり合うことも多いわけです。

昨日の記事にも書いたように、
・計画が必要
・計画は不要
というのも、持論です。

あとは、「迷い」だったら、
・迷ったら直感を信じてやめる
・迷ったら怖いほうを選択してみる
とか。

「前倒し」と「先のばし」だと、
・前倒しすればクオリティーが高まる
という意見もあれば、
・あえて先のばししてギリギリにやったほうが最速で完成できる
という意見もあります。

どちらかが必ず正しいわけでもなく、どちらかが絶対に間違っているわけでもないということです。

 

■スポンサーリンク




「持論」をバージョンアップする方法

持論のポイントは「本人にとっては正しい」ということなんですよね。

ですから、その人の持論が優れていれば、人生やビジネスで成果を上げます。
一方、その人の持論がそこそこのレベルなら、人生やビジネスの成果もそこそこになるわけです。

なぜなら、人は持論に沿って行動するものなので。

たとえば、ブログを書く習慣。

先のばしで鈍痛を感じながらブログを書く。
常に締め切りに追われている日常。
私には苦しい習慣でした。
ですから、「制限時間ギリギリに書け」という持論は、私には合わないなと。

一方、ブログをどんどん前倒しできる時期もあります。
「良習慣塾」メンバーとの集中ルームとか。
1.5倍のスピードで書けます。
すると、ブログ記事が貯金のように貯まる。
心には余裕があり、とても平和です。
そうなると、ブログは私にとって楽しい習慣なのです。

まったく同じ行為でも、感情が変わる。
すると、私としては「先のばしより前倒し」が持論に変わるわけです。

では、どうすれば持論をバージョンアップさせられるのでしょうか。

それは、ふり返りをすることです。
近道に見えないかもしれませんが。
その意味で、私のおすすめは日記を書くことなんですよね。

その書き方はシンプル。
3行ジャーナルという手法です。

1行目で、自分の中での1日のハイライトの行動を書く。
2行目で、その行動から何を気づき、何を学んだのかを言葉にする。
3行目の最後に、持論をまとめる。

そうしていると、日々はそれほどドラマチックな変化はありません。
それでも、3年前の持論を見ると変わっているんですよね。

ただ単にふり返りをする人はたくさんいます。
でも、そこから持論までまとめる人はそれほど多くない印象です。

せっかくふり返りをしているなら、「良かったこと」「悪かったこと」だけでなく。
ぜひ、持論まで言葉にする習慣をつけてみましょう。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、夜に友人たちとオンラインミーティング。
その後、「良習慣塾」向けのセミナー準備でした。

今回のセミナーテーマは、私にとって骨太。
なかなかのハードルです。
それだけに、乗り越えることができれば、またレベルアップできそうです。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-書く習慣

執筆者:

関連記事

1日15分でストレスを軽減する方法。重要タスクと目標を紙に書き出す

1日に15分、時間をとって自分の重要タスクや目標をノートに書き出しましょう。 その習慣があなたのストレスを軽減し、年収アップにもつながる可能性があります。   1日15分でストレスを軽減する …

内省とは何を書くのか?7つの項目であなたの内面を書き出してみよう

先日のセミナーで「内省って何を書くのか、今までわかっていませんでしたが、よくわかりました」というフィードバックをいただきました。 そこで、内省でおすすめの7つの項目をご紹介いたします。   …

あなたの不安はどのようなものですか?不安に対処するための2つのお勧め習慣

あなたは、どのようなときに不安を感じますか? 不安への対処法としてお勧めの習慣を2つご紹介いたします。     日本人の不安ベスト3 大手セキュリティ会社が行った調査に、日本人が抱 …

相手にポジティブな影響を及ぼすためには?

こんにちは。 良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。 「人間関係を良いものにしたい」 そう感じているときがあれば、「言葉」に焦点あてていきましょう。   「元気が出ました!」という言葉 …

「前進感」をつくる5つの記録方法

継続するためには対象に対するポジティブな感情が必要です。 そのために役立つのが記録による「前進感」です。   継続に重要な「前進感」 継続に大事な感情は何でしょうか? それは「前進している感 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。