運動の習慣

なぜ、トライアスロンに13年間も興味を持っているのか?

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先日、友人に「なぜつらいトライアスロンなのか?」と言われました。
スポーツが得意じゃない私が、どうして13年間もトライアスロンに興味を持っているのか。
あらためて考えてみました。




 

時間を投下しなければ苦手は苦手のまま

学生時代、数学が大の苦手でした。
授業はもちろんのこと、テストが近づいてくると憂うつだったんですよね。
マラソン大会と同じように。

だからといって、逃げ回っているとどうなるか。
余計に点数は低いままです。
苦手な科目なので、勉強量を増やさないといけないわけです。

そんなことは学生時代の私でもわかります。
いや、わかっているつもりでした。

そう、「つもり」なんですよね。
実際はわかっていません。

本当に理解しているのなら、やっているはずですから。
わかっている「つもり」だから、やらないのです。

その代わりに何をするか。
数学よりも(相対的に)得意な英語を勉強したくなります。

英語なら数学よりはわかる部分がある。
勉強していて、それなりに楽しいのです。

楽しい英語と苦手な数学。
2つあると、やっぱり楽しい英語を選んでしまうんです。

なぜなら、
・気軽に達成感が味わえるから
です。

これは、トライアスロンのトレーニングでもまったく同じでした。
(1)楽しくできる:スポーツジムでランとバイク
(2)苦手で苦しい:プールでスイム
の選択になると、やはり1番を選んでしまうのです。

結果、いつまで経ってもスイムが上達せず、ずっと苦手種目のままなのですね……。

 


 

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苦手なことに取り組むのはエネルギーが必要

私たちは、苦手なことを遠ざけたくなる生き物です。

なぜでしょうか。
答えは、
・苦手なことに取り組むのはエネルギーがたくさん必要になるから
です。

私たち人間の本能が求めているのは、できるだけエネルギーを使わず省エネで生きること。
なぜなら、生き抜くためにはエネルギーが必要なんですね。

それに、何かトラブルがあったとき、エネルギー不足だと対処できません。
万が一のトラブルに陥ったときでも、その状況から抜け出せるようにエネルギーを残しておくことを大事にしているのです。

ですから、私が
・数学
・スイム
といった苦手科目(種目)から遠ざかりたかったのは、エネルギー保存の観点から言えば、とても自然なことなのです。

では、苦手なことは苦手なままでいいのでしょうか。
やらなくても何とかなることなら、それでいいでしょう。
やり過ごせることもあります。

ただ、世の中にはそれを良しとしてくれない状況もあります。

たとえば、私なら受験。
どれほど数学から逃げ出したくても、高校受験には数学がありました。
逃げ続けると、最終的に困るのは自分自身なのです。

 

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価値観を刺激する行動なら続けられる

トライアスロンも同じですね。
苦手ならやらなければいい話なんですが。
健康維持のためには、運動は不可欠。
ならば、楽しい運動をやることがベスト。

そうなると、
・自己ベスト更新
・苦手克服
・憧れ
・カッコよさ
・有酸素運動
・習慣化
・高齢になってもできる
・没頭できる
・趣味
・スキルアップ
・体力増進
などの理由があるので、トライアスロンがいいなと感じています。
好きじゃなかったら、もうとっくのとうにやめてると思うので。

2011年に初めてロードバイクを購入。
2013年に初めてスプリントディスタンスを完走(@昭和記念公園)。
2016年に初めてオリンピックディスタンスを完走(@NISSAN CUP)。

そう考えると、13年はトライアスロンに興味を持っているわけです。

なぜか。
前述のようにたくさんの理由はあるものの、結局は、
・トライアスロンに挑むことに価値を感じている
のです。

価値観でいうと
・挑む
・自分を磨く
・達成する
・成長する
があります。

それらの価値観が、
・苦手
・痛み
・つらさ
を上回っているんです。

ですから、やめずに続けられている。
そう考えています。

もちろん、これは私個人の価値観。
トライアスロンを罰ゲームのようなスポーツだと思っている人はたくさんいるはずです。
「カッコいい」と感じない人も多いでしょうから。

ここなんですよね。
ほかの人は、重要じゃないと思っている価値観。
私は、重要だと思っている価値観。

行動をすると、自分が大事にしていたい価値観に触れる。
だから、
・苦手なことに取り組むのはエネルギーがたくさん必要になるから
という理由があるのにも関わらず続けられるし、やめられないわけです。

これは、
・早起き
・ブログ
・メルマガ
・セミナー
・コーチング
など、すべてに何かしら通じている価値観です。

さて、あなたが大切にしたい価値観は何でしょうか。
その価値観にフィットする行動はどんなものでしょうか。

ぜひ、感じてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部、7:00の部まで。

日中に習慣化コミュニティーの友人から連絡。
私の著書をブログで紹介してくれたとの連絡でした。
感謝です。(^^)

何でも「続く人」と「続かない人」の習慣 | コツコツ習慣の学び舎 こんちゃん@自分育成習慣化コーチのブログ

夜は「良習慣塾」メンバーと月間集中タイム。
月末の2時間をがっちり確保。
・人生でやりたいことのリストアップと見直し
・1ヶ月のレビューと翌月の計画づくり
・月末の経理(数字確認)
など。
この時間が未来をつくってくれていると感じています。(^^)


 


 

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