気づく習慣

自分から安定を崩して成長していく「不安定にトライ作戦」とは?

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マンネリ感や停滞を感じるときは、安定しすぎていることが多いものです。

その安定を崩して刺激や成長のために「不安定にトライ作戦」に取り組みましょう。




 

ネコの「不安定にトライ作戦」を目撃

今朝、いつもの朝のジョギングコースに、たまに見かける猫がいました。

その猫を見かけるときはいつも、芝生のあたたかい場所に気持ち良さそうにしています。

ただ、今日はいつもとは違う場所にいました。

ここです(笑)。

 

思わず、妻に「なぜ、わざわざこんな不安定なところに、、、」とLINEを送ってしまいました(笑)。

 

このやりとり。

最初はただの笑い話だったのですが、ふと思ったことがあります。

それは「もしかしてあの猫は、自分自身に挑戦してるのかもしれない」ということです。

名づけてネコによる「不安定にトライ作戦」です。

 


 

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「変わりたくない」本能には「不安定にトライ作戦」

私たち人間は、安心安全を追求する生き物です。

ですから、変化しないことを大事にしているわけです。

特に女性は、男性に比べて安全に生きる本能に長けているそうです。

よく「女性は安定志向が強い」と言われます。

それは本能的なものなのですね。

「人生を変えたい」と言葉にしていても、なかなか行動がついていかなくて悩む人もいます。

でもそれは当然のこと。

その理由は「変化したくない」という本能があるから。

「変わりたいのに、変われない」のは普通のことなのです。

あなただけの悩みではありません。

とはいえ「人生により好ましい変化を起こしていきたい」と思う人も多いはず。

「変わりたい」気持ちのエネルギーと「変われない」本能のエネルギー。

反対の方向に綱引きされているようです。

では、どのようにしていけばいいのでしょうか。

私が考えているアプローチは、

・新しい実験を取り入れて、安定しているバランスをあえてくずしてみる

というものです。

これが私が名づけた「不安定にトライ作戦」です。

私たちは良いリズムにしろ、悪いリズムにしろ、毎日の生活にパターンを持っています。

パターンを持つことで、安定したいからです。

ただ、安定は気分はいいのですが、停滞やマンネリも生み出すことにもつながります。

「毎日なんとなく楽しくすごしているけれど、何となく充実感がない、、、」という感情は、そのようなときにやってくるのです。

自分からしかけていかないと、私たちは安定を求めます。

そして安定が手に入ったら、よほどのことがない限り安定を続けようとするです。

すると何が起こるか。

成長がありません。

「今までできなかったことができるようになる」というよろこびを味わえなくなるのです。

せっかく生きているのですから、楽しさを感じながら成長したいですよね。

そのためにも「不安定にトライ作戦」が必要なのです。

 


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「不安定にトライ作戦」を決行しよう

本「フロー体験 喜びの現象学」には著者のミハイ・チクセントミハイ教授には、そのヒントが書いてあります。

それは、人間が「フロー」と呼ばれる集中状態に入ることであり

“自分の難易度に見合った、ちょうどよい難易度のことにチャレンジしているとき”

にもっとも楽しく取り組めるそうです。

これは、安定している状態から、今よりも少し難易度が高いことにトライしてみること。

それが、楽しく成長するコツなのです。

まさしく「不安定にトライ作戦」ですよね。

ちょうど今、私は夜のルーティンづくりで「不安定にトライ作戦」に取り組んでいるところです。

今までは夜の習慣はことごとく失敗してきたのであきらめていました。

しかし、今年に入って学びを深めているうちに朝のルーティンだけなく、夜のルーティンも取り入れたほうが相乗効果があることがわかりました。

そこで、

・内省

・ストレッチ

・読書

という夜ルーティンをつくるようにしています。

しかし、やはり以前に手放しただけあって、なかなか定着しませんでした。

それでも、意識して行動していくうちに、ストレッチに関してはほぼ習慣になってきています。

それに紐づくように、内省と読書の習慣もつながってきたのです。

今から思うと、まさにこれが私にとっての

“自分の難易度に見合った、ちょうどよい難易度のことにチャレンジしているとき”

という楽しさだったのです。

何年も前に挫折した(挫折し続けた)夜ルーティンは、今ならうまく取り入れられるようになってきました。

ここで大事なのは、以前の夜ルーティン定着のときに味わっていたつらさや苦しさはほとんどないということです。

楽しく取り組んでいるのです。

ゲームのように。

安定をはずれて、あえて不安定を試す。

それによって自分のレベルを高めていくことにつながります。

「不安定にトライ作戦」のメリットです。

実際、本の執筆をやっているときは自分に挑戦している感覚がありました。

プロコーチ、ブログ、メルマガ、トライアスロン、家族、セミナー開催、会社員など、複数の役割を必死にやっていたときに、本の執筆が決まりました。

時間管理としては「もう入るところがないのでは」と思いましたが、やればできるものなのですよね。

時間の使い方も、時間に対する考え方もレベルアップしたと思っています。

少し大げさかもしれませんが、自分の信念も鍛えられました。

それは、夜ルーティンづくりも同じです。

そんな風に、ここ数ヶ月の私の夜ルーティンへの「不安定にトライ作戦」が、不安定な場所にいるネコと重なったのです。

それで、妙に共感してしまったのですね。

さて、ネコも「不安定にトライ作戦」をやっているのですから、私たちも実験できます。

不安定を感じ続けることで、逆にあなたの軸が見つかるかもしれません。

コマの形は不安定ですが、回っているからまっすぐ立つのです。

そのようにして自分から「不安定にトライ作戦」を実行してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、早朝からコーチングセッション1件。

クライアントの方の新しい事業と活動コンセプトについて相談を受けました。

午後は妻に時間をもらって、最近おざなりになっている自分のメンテナンス(妻に感謝です)。

まずは自然の中をランニングしてリフレッシュ。

そのあと散髪に行って新しい髪型にし、新しいメガネを購入しました。

思うところがあってメガネをかけることにして、イメチェンをはかろうかなと(笑)。

夜は妻と娘と待ち合わせして一緒に食事を楽しめました。(^_^)


 

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