思考の習慣

「自分の間違い」への気づきを歓迎する理由

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

自分の正しさ。
間違っている可能性もあります。
(何をもって「正しい」と言えるのかは色々とありますが)

ただ、間違いに気づくのは悪いことばかりじゃないと考えています。




 

自分の間違いは認めたくないもの

「自分が間違ってたんだ……。」と気づくこと。

以前の私は、とても嫌なことでした。

なぜなら、「自分は正しいことをしている(はず)」と考えているからです。
基本的には。
(自分から「間違った行動をしてやるぜ!」と思う人はなかなかいないはずですよね)

ですから、私が「これは正しいよね」ということが、ほかの人と反対だったら。
私は「いや、こっちのほうが正しいって」と、押し切りたい気持ちが出てくるタイプでした。

ただ、「正しさ」にがんこになりすぎると、弊害があります。
「他者と衝突する」ということですね。
お互いが自分の考えを譲らない状態。
(夫婦でもめるときって、けっこうこれじゃないでしょうか・笑)。

そんなときは、私の立場からすると「何でこの正しいことがわからないんだろう……?」とさえ思ってました。
今から考えると、かなり傲慢なのですが……。

 


 

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「自分の正しさ」が間違っているという事実

そんな私が、あるとき。
「自分なりの正しさ」について、気づいたことがあったんです。
15年くらい前のことですね。

にわかには信じがたいような。
自分では信じたくないような。
そんな真実にぶつかったんですよね。

さて、その真実とは何か。

それは「本当に正しいことをしているなら、人生がもっと充実しているんじゃないか?」という気づきです。

もっと言うと「本当に正しいことをしているなら、もっと理想の状態に近づくはず。それなのに、まったく近づいてないぞ……というか、近づく気配すらないじゃないか」ということです。

正しさをたし算し続けたら、もっと豊かになるばす。
正しいことをしているのですから。

でも、正しいはずの行動は、現実としてひき算ばかりしている。
そんな状態です。

当時の私は、ガチガチのサラリーマン。
正しいと思って残業をして。
正しいと思って飲み会にフル参加して。

収入も実績も、まったく思い通りじゃありませんでした。
むしろ制約条件ばかりが増えていました。

きついですよね。
がまんしてがんばっているはずなのに、報われないのですから……。

私は正しい(はず)。
それなのに、状況は正しくない。
「なぜだろう?」と。

今ならわかります。
何が間違っていたのか。

現在の私が「正しい」と信じていたこと。
それは、実は私の未来にとっては「正しくない」ことだったのです。

たとえば、トライアスロンをしたいと思う。
でも、サラリーマンはお小遣い制。
そんなお金はありません。
あきらめるしかないわけです。

好きな著者の新刊も、ブックオフに並ぶまで待つとか。
正しいことをしているはずなのに、つらかったんですよね……。

つまりは、私の「おかしいなと。正しいことしているはずなのに。」という考え。
その考え方こそが、正しくなかったんです。

それが、複業を始めるきっかけにもなりました。
新しい正しさを求めるために。

結果、「会社員だけをがんばる」は、私にとっては不正解だったことがわかりました……。

 

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間違いに気づくことで成長が始まる

私たちは、自分が正しいと思っていても、間違っていることは多いものです。
特に、成果が出ていないことは、間違っている可能性が高いですね。
私の経験上。

今の私たちがやっているやり方。
最善かもしれませんが、最高ではない場合があるんですよね。

なぜなら、同じことをしていても、パフォーマンスがもっと高い人たちがいるからです。
スポーツや料理だとわかりやすいですね。
同じように動いていても、結果が違いますので。

ただ、大事なのは、間違っているからといって、落ち込む必要はないということ。

むしろ「今よりもいいやり方があるんだ!」と間違いに気づいたことがプラスですよね。
だとすれば、成長はそこからスタートするものとも言えるわけです。

そう考えられるようになったとき、私の「間違い」に対する認識が変化してきたんですよね。

間違いへの気づきは、成長の始まり。
そう考えると、間違いを必要以上に恐れる必要性は減ります。

専門家は、他の人よりも圧倒的な数の間違いに気づいてきたから、専門家になっているわけですから。

確かに、自分の間違いを認めることは、喜ばしいことではありませんよね。
ただ、より良い自分になるために通るプロセスでもあるのです。

では、自分の間違いに気づくためにはどうするのか。

積極的に、
・本を読む
・他者からフィードバックを受ける
・セミナーを受講する
などで、今の自分とは違う考え方を学ぶことから始めることです。

そうして成長していくと、間違いを修正できることが楽しくなります。

「間違いへの気づき」を歓迎していきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」セミナーの準備。
セミナー構成を変えたので、お届けする内容にも
制限が出てきています。

その分、内容を筋肉質にしていきます。(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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