思考の習慣

「できない自分」を受け入れる考え方

投稿日:


「できない自分」がいる。
だからこそ、「できる自分」に出会えのが嬉しく感じるのだと考えています。




 

「できない自分」を味わいたくない

「できない自分」という現実を味わう。
嫌ですよね。
自分の至らなさを感じるので。

誰だって、自分が本当は理想と違うことを知っている。
でも、隠しています。
ごまかすためにがんばっているんです。
(そう思うのは、もしかしたら、私だけかもしれませんが……。)

私も、日々「できない自分」を感じています。
「スクワットを1日1回でもやればいい」
そう思っても、「ま、いいか」と思ってしまうんです。
弱いですよね……。

理想や計画の自分。
それと、現実や実際の自分。
その2つが違うことってありますよね。

でも、それが私の現実。
そこからスタートするしかありません。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





「できない自分」って何なのか?

いったい「できない自分」って何なんでしょうか?
それは、
・期待に応えられない自分
です。
自分の期待にも応えられないし、周りの人の期待にも応えられないということですね。

私自身、数々の「できない自分」を味わっています。

たとえば、
・早起きしてブログを書こうと思ったのに、ネタが思い浮かばず書けない
・食事を節制してダイエットしようとしているのに食べるぎる
・電車の中で読書を進めようとしたのに、スマホで「大谷翔平 ホームラン」と検索してしまう(笑)
ということがあるんです。

そんなとき、思うんですよね。
「また、できない自分が出てきちゃったな……。」と。

もしかしたら、あなたも感じたことがあるかもしれません。
「やろうと思ったのに、できなかった自分」を味わうことが。

ただ、同時にこう思うことがあります。
たいていの人は「できない自分」についてしっかり考えたことがないんです。
要は「できない自分=何となく自分をだめ出ししている」という状態なんですね。

では、逆から考えてみたらどうなるでしょうか。

つまり、
・「できない自分」がいなくなり、「できる自分」になる
ということです。

いいですよね、「できる自分」。

たとえば、
・計画したら、その通りに行動できる
・予想外のことは起きずに、すべて想定通り
・期待外れがなくなり、すべて期待通りになる
・あなたの意見には全員賛成し、批判や避難は存在しない
・先のばしは無く、すべてのタスクを前倒ししている
ということです。

具体的には、前述の例に合わせると、
・ランニングする時間がきたら、その瞬間に自宅を出られる
・「今日はジャイアンツが勝つな」と思ったら、ジャイアンツが勝利する
・イベントを主催したら、一瞬で満席になる
・ブログを1記事書いたら、すぐに1記事が10万PVになる
・提案書やセミナーのスライドは、すべて1ヶ月前には完了している
ということになりますね。

 

■スポンサーリンク




「できない自分」がいるから「できる自分」に出会える

たしかに、そんな現実はいいかもしれません。
ただ、もしも本当にそんな現実が起きたら、どんな気持ちになるでしょうか。

それって、
・宝くじを買ったら、絶対に当たる
・ビジネス書の新刊を読んだら、すべて知っていることが書いてある
・プロポーズをしたら、確実にOKをもらえる
っていう世界です。

どうでしょうか。
こんな世界が、私たちが寿命を迎えるまで続くんです。

あなたは、
・「できない自分」を味わうことは無い
・「できる自分」だけを味わえる
という日常がやってきます。

悪くないですよね。

ただ、きっとその良さは短期的なのではないかと思うんです。

たとえば、私なら、楽しみにしていた新刊を読んだときに「全部知ってる……。」となったら、たぶんおもしろくないです。
知的興奮もなければ、「そうだったのか!」という気づきも無いわけですから。

きっと「生きている実感」が無くなってしまうんじゃないかと思うんですよね。

そう考えると、「できない自分」も悪くないと思いませんか。
その「できない自分」があるから、成長できるわけですから。
むしろ、「できない自分」がいるから、「できる自分」がうれしくなるのではないでしょうか。

さて、あなたは、どう思うでしょうか。
ぜひ、考えてみましょう。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
7時から「週次リフレクション」のファシリテーション。
アクションタイムでスクワット100回を実施。
8時から朝活。
9時からアウトプット部部会。
10時から12時までカフェでオンラインセミナーを受講(with妻と娘)。
充実の午前中でした。

午後はオフ。
家族で地元のさくら祭りへ。
一度帰宅した後、近所の公園へ妻と再び花見に。
帰宅後、テレビを見ながら家族パーティーでした。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

自分を変える「良い思い込み」をつくるための3つのステップ。

「今の自分を変えたい」と頭では考えつつも、本能が持つ現状維持システムには、なかなか勝てないものですよね。 そこに立ち向かうための1つのアプローチとして、「良い思い込み」を持つことを提案したいです。 & …

卓越していくために大事にしたい「思考と感情のバランス」

経済学者のマーシャル氏は、「経済学を学ぶにはクール・ヘッド(冷静な頭脳)とウォーム・ハート(温かい心)が必要だ」と述べています。 この発想は「思考と感情」として、私たちも意識していく必要があると考えて …

習慣化は「たし算」思考でうまくいく

ものごとを減点の発想でとらえる「ひき算」思考と、加点発想の「たし算」思考。 習慣化するために取り入れたいのは、加点発想の「たし算」思考です。   「ひき算」の「続かない人」と「たし算」の「続 …

非難されても張り合わない。相手の「不安」に巻き込まれないように「自分の世界」を増やそう。

ほかの人から非難されたとき、どのように対処すればいいのでしょうか。 相手の不安からの攻撃に張り合わずに、日々「自分の世界を増やしていく」ことが大事だと考えています。   思いっきり非難を受け …

「今この瞬間」を感じるためにおすすめの3つの行動習慣。

今年、習慣化専門学校の仲間が、会社をやめて独立をはたしました。 彼に現状の感想をきいたところ「自力で生きている感じがしている」ということでした。 彼のモットーは、「今、この瞬間を楽しむ」ということで、 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。