あなたは、ほかの人からアドバイスを受けたとき、素直に受け止めることができるでしょうか。
そのアドバイスは本当にあなたのためのものなのか。
迷ったときは「相手の損得」から判断してみましょう。
「アドバイスを素直に受け取ることができない」という悩み
「ほかの人からのアドバイスを、素直に受け止めることができないんです……。」
先日、あるコミュニティーの方が、そのような質問をしていました。
質問の背景について、雰囲気をさらっと書くと、
・成長のためにはほかの人のアドバイスを聞くことが必要だと思っている
・ただ、上司や先輩からアドバイスを受けると「それはやりたくないな……。」と思ってしまう
・だから自己成長ができないのではないかと葛藤している
・どうすればほかの人からのアドバイスを素直に受け取れるようになるか?
というニュアンスです。
あなたは、いかがでしょうか。
思い当たる方が多いのではないでしょうか。
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「アドバイス=自分への否定」は受け入れがたい
じつは私も、以前は、アドバイスをしてもらうのが苦手でした。
そのため、ほかの人からのアドバイスを避けていた時代があるんです。
無意識のうちに。
いったい、それはなぜだったのか。
今の私の立場で、当時の自分が「なんでほかの人からのアドバイスを避けたかったんだろう?」と感じていたのか。
その理由を考えてみました。
思い当たる理由を紙に書き出しながら。
そこで、私が「あっ……!」と思ったことが出てきました。
それは、何かというと、
・ほかの人からのアドバイス=私を否定している
と感じていたから、アドバイスが苦手だったんだということに気づいたんです。
たとえば、ほかの人が私に対して「こうすれば、もっと良くなると思いますよ」と伝えてくれる。
それは、私のために純粋にアドバイスしてくれているはずなんです。
相手だって、暇じゃありません。
それに、できれば誰かに対してあえてアドバイスするのだって、リスクがありますからね。
「あなたにそんなことを言われたくありません!」となってしまうかもしれませんし。
それなのに、私は相手の親切を「伊藤さんはこんな風にやらないからだめなんですよ」と言われている気がしたんですね。
内容としては、同じようなことかもしれません。
それなのに、
・アドバイス=私への否定
と捉えたらどうでしょうか。
受け入れがたいですよね。
自分を否定する言葉を取り込もうとするわけですから。
ここが、私にとってアドバイスに対するブロックだったんですね。
まあ、それくらい自己肯定感が不安定だったわけです。
この理由に気づいたとき、自分で自分に「なるほど」と納得してしまいました。(笑)
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相手の「損得」からアドバイスの有効性を判断する
今となっては、私はほかの人のアドバイスを聞くのが好きです。
なぜなら、私の視点が増えるからです。
実際、最近は受講生の方からのアドバイスやフィードバックを受けて
・「ビジネスブックBAR」の構成
・「良習慣塾」グループコンサルティングの質問収集法
・セミナーの進め方
などを変えました。
すると、受講生の方々の満足度が高まったんですね。
私がそれらのアドバイスを「否定」と受け取っていたら、セミナーや講座内容のブラッシュアップは起きなかったわけです。
受け取れて良かったと感じています。
私が「きっと正しいはず」と考えていることと、相手が「こっちのほうがいいな」と感じていることには、ギャップが常にあるものです。
そのために、相手のアドバイスが有効なのかどうか。
自分が見極めるスキルが必要なんですね。
では、私が、
・相手のアドバイス=私への否定
から、
・相手のアドバイス=私へのフィードバック
へと変わったポイントは何でしょうか。
考えてみました。
出てきたのは、
・そのアドバイスによって、相手の損得がどう変わるのか?
から判断するといいということです。
もし、あなたがほかの人からのアドバイスを受け入れられないとき。
それが、相手がアドバイスを装ったあなたへの否定かもしれません。
それなら、前向きに「従おう」と思えないのは仕方がないことです。
むしろ、優秀なセンサーをお持ちです。
相手は、マウントをとるためにアドバイスをしているのかもしれないんです。
そんなニュアンスを感じたら、さらっとスルーしておきましょう。
アドバイスを実行しても、メリットを得るのはあなたではなく、相手なのですから。
一方、相手が得をすることではないのに、あえてあなたにアドバイスをくれているとしたら、それはあなたのためを想ったアドバイスである可能性が高いです。
相手が、自分のリスクよりも、あなたのメリットを考えているからです。
この違いを見極められれば、
・相手のアドバイス=あなたへの否定
なのか、それとも
・相手のアドバイス=あなたへのフィードバック
なのかがわかるはずです。
ほかの人からアドバイスを受けたら、ぜひ立ち止まって「このアドバイスは、否定なのか、それとも自分のことを本当に想って提言してくれているのか?」を考えてみましょう。
あなたのことを想ってのアドバイスなら、いったんは受け止めて考えるくらいの価値はあるはずです。
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■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。
夜は、仕事が休みだった妻が外出していたので、仕事を定時退社して待ち合わせ。
お気に入りのやきとん屋で食事をしました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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