言葉の習慣

あなたの座右の銘は何?思考と行動の軸になる言葉を持っておこう。

投稿日:2016/12/23


あなたは「座右の銘」を持っていますでしょうか?

座右の銘は、自分の思考と行動を支えてくれる信念にも似た重要なものです。

 

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私の「座右の銘」とは?

先日参加した習慣化のセミナーで、自己紹介の際の質問タイムで、「伊藤さんの座右の銘って何ですか?」という質問を受けました。

私の頭にとっさに浮かんだのは、

他人と過去は変えられない。でも、自分と未来は変えられる。

でした。

たしかに、ビジネス書を読みはじめた頃にこの言葉を知ってから、自分の未来を変えようと決意しました。

今でも、何か心がざわついたときや、ほかの人のことを変えてあげたいと思った際によく思い浮かび、私の行動を制御してくれる言葉です。

私の思考や行動に大きな影響を持つ言葉。

まさに私の座右の銘なのですね。

 

変えられるものにエネルギーを注ぐ

先日友人に教えてもらった言葉に、「他人の口に戸は立てられぬ」ということわざがあります。

恥ずかしながら私は意味を知らなかったのですが、、、意味としては「世間の人のうわさは、防ぎようがない」という意味だそうです。

要は、ほかの人の思考や評価などを変えようとするのは、エネルギーの無駄であるということなのです。

まさに、自分以外の人を変えようと思っても変えられないということを表していますよね。

それよりも、「他人と過去は変えられない。でも、自分と未来は変えられる。」と唱えていたほうが生産的です。

少し話は変わりますが、私が好きな野球選手に松井秀喜さんがいます。

松井選手はこのような思考の持ち主で、調子が悪いときであっても「コントロールできないものにとらわれずに、目の前のできることを精一杯やるだけです」とコメントしていました。

同じエネルギーを注ぐにしても、変えられない過去や他人に思い悩むのではなく、変えられる未来や自分に力を入れたほうが、10年後の成果はまったくことなるでしょう。

なぜなら、過去からは何もうまれませんが、未来は何かを生み出す可能性があるからです。

私たちがコントロールできるものは、

・思考
・行動
・環境

など、いろいろあります。

効果が高い部分を見つけ、コントロールできる部分を増やしていきたいものですよね。

実際、私の周囲にいる優秀なかたたちに共通しているのは、コントロールできないものに注力していないことがあります

彼らは、エネルギーが有限なことを知っているので、力を注ぐ先やふり分け方を考えているのです。

 

「変えられるものは何か?」と自問して変える対象を見つける

松井秀喜さんに限らず、イチロー選手や内村航平選手のように、最近の一流といわれるアスリートはプレー中に喜怒哀楽をほとんど出しませんよね。

とくにイチロー選手は、偉大な記録を達成しても淡々としています。

もちろん、私たちは人間ですから、コントロールできないことに思い悩むものですし、嫌な感情をひきずってしまうことは日常的にあります。

でも、そのようなときこそ、「変えられるものは何か?」と唱えてみることです。

そうして気持を切り替え、力を注ぐべき先を考える。

本当に集中するべきポイントにエネルギーを使えれば、成果はあがるはずです。

ですから、課題にぶつかったり、壁を感じたときは、対象が、

・コントロールできるものか?
・コントロールできないものか?

ということを考える習慣をつけてみましょう。

そして変えられるものに集中していけば、あなたの未来も変わっていくはずなのです。

 

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■編集後記

昨日は習慣化チームの忘年会(という決起会)に参加。

来年にむけたプロジェクトの構想を話しました。

ずっとお会いしたかった大阪のSさんとご挨拶できました。

これで安心して年を越せます。(笑)

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