自分という人間は1人ですが、活躍できる分野は1つだけではないはずです。
素材をうまく活かして、活躍の場を増やしましょう。
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1つの素材を複数活用する「ワンソース・マルチユース」
「ワンソース・マルチユース」という言葉があります。
英語でいえば、
・ワンソース(one source)
・マルチユース(multi-use)
ということですね。
意味としては、「1つの元素材を、複数の方向に活用する」という感じでしょうか。
たとえば、あるアニメ番組があるとします。
その番組に人気が集まれば、「ワンソース・マルチユース」として活用できるのですね。
テレビ番組という1つの素材(ワンソース )から、
・音楽CDが出る
・Blu-rayやDVDになる
・コミックなどの書籍になる
・劇場映画になる
といったように、複数のメディアに展開できるようになるからです。
「ワンソース・マルチユース」 とは、上記のようなイメージです。
「副業容認」ムーブメントは諸刃の剣
私たちも、「ワンソース・マルチユース」を考えていく時代です。
要は、自分という1人の素材(ワンソース)を、複数の場所で活用(マルチユース)するということです。
ビジネスパーソンに限らず、私たちは自分自身の価値をきちんと自己評価していく必要があります。
自分という素材で価値提供できるもの、自分という素材が貢献できることを考え、1つの使いみちにとどめることなく、いくつもの使いみちを考えていくべきでしょう。
そのような意味で、「複業」というのは、「自分という1つの素材を、複数の場所に活用していくこと」ということになりますね。
最近は、雑誌やネットなどのメディアでも「副業容認」が話題になっています。
ただ、「副業容認」の動きというのは、「諸刃の剣(もろはのつるぎ)」の意味合いもあるものだと思っています。
もちろん、「副業容認」は、複業をやりたい人にとっては非常に喜ばしいムーブメントです。
一方で「会社の仕事だけやっていればいいや」という意識の専業会社員にとっては厳しいことになるはずです。
なぜなら、企業が副業を容認するということは、将来的にリストラや給与カットをやりやすくなるのではないか、と言われているからです。
そういった背景があると、ある日突然、「来月から給料50%ダウンになるから」と言われても仕方がありません。
また、会社から解雇を言い渡された際に、私たちが文句を言ったとしても、「せっかく副業を容認してあげていたのに、何もしてこなかったあなた自身の責任です。」と言われてしまうかもしれません。
確かに、そうなってしまったら、自己責任と言われても仕方ないでしょう。
ですから、「複業」に取りくんでおくことが、自分を守ることにつながります。
将来を考えて、今から複数の収入源を獲得しておくことが、重要な自己防衛策となるのです。
自分という素材を複数の場所で活かしていこう
「ワンソース・マルチユース」を、わかりやすくイメージできるのは、収入源でしょう。
私の場合でいえば、
・営業
・コーチング業
・セミナー業
・サポートコンサルタント業
など、金額の大小はありますが、複数の収入源をつくってきました。
というよりも、自分が体験してきたことや学んできたことを「どうすれば貢献ができるのか?」という視点でとらえた際に、「2足のわらじ」くらいでは足りず、自然に「4足のわらじ」になってきたのですね。
そもそも人は多面的ですし、多重人格的な生き物です。
そう考えると、1つの会社といったような限定された場所でしか評価されない状況というのは、本来おかしな話なのです。
会社には提供していないスキルや才能を持っている人はたくさんいるでしょうし、その能力が収入につながることもあるはずです。
そのスキルや才能が、ほかの人の課題を解決する可能性もあるのに、顕在化されていないという状態。
それは実にもったいないことだと、私は感じています。
だからこそ、私たちも自分に眠る才能を見つけ、それを活かしていく「ワンソース・マルチユース」を意識していくべきなのではないでしょうか。
1つの会社、1つの仕事にしがみついている時代は、すでに終わりに近づいているのではないか、と考えています。
ですから、いくつもの選択肢の中から、自分らしい生き方、はたらき方を、自分なりに選んでいかなければならないのです。
あなたも、「自分には無理」などと思わずに、「ワンソース・マルチユース」を考えてみましょう。
1足しかわらじがないのなら、まずは2足目のわらじにトライしてみることからスタートしてみてはいかがでしょうか?
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■編集後記
昨日の朝スイムでは、「上半身、特に腕の力を抜くこと」というアドバイスを受けました。
泳ぎがへたな人は、上半身に無駄に力が入っていることが多いのですね。
だから、疲れるし、前に進みません。。。
適度に力を抜き、リラックスすること。
それが、パフォーマンスを発揮するために重要なことなのでしょうね。
口でいうほど(手で書くほど)簡単ではありませんが。。。(^_^;)
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