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「いい人に思われたい」という考えが強すぎると、人生の主導権がなくなる3つの理由。

投稿日:2018/11/30


「いい人でなければならない」という信念を持っている人は、多いかもしれません。

しかし、ほどほどのところで「いい人すぎる」自分を手放していかないと、複業の成果を出すのは遅くなります。

 

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「いい人すぎる」を目指してしまうデメリット

複業スタート時は、本当にひとりビジネスがうまくいきませんでした。

それは、スキル不足や起業家マインドの欠乏など、現実的な問題がたくさんあったことが原因です。

それはそうですよね、ひとりビジネス初心者なので、急にビジネスが垂直立ち上げになるはずはありませんので。

ただ、そのような現実的な不足や欠如のほかに、大きな問題があったのです。

それが、「いい人と思われたい」という感情です。

私はこの信念が強く、なかなか手放せませんでした。

もちろん、「いい人」であることが必ずしも悪いとはいいません。

ただ、「いい人すぎる」を目指してしまうと、成果が出るまでに時間がかかるのだと考えています。

 

「いい人すぎる」と複業がうまくいかない3つの理由

なぜ、「いい人すぎる」を目指してしまうとひとりビジネスで成果が出ないのでしょうか?

その理由を3つ考えてみました。

 

1:ほかの人との摩擦を避けてしまう

誰とも摩擦を起こさない「いい人すぎる人」を思い浮かべると、自分の意見を言わない傍観者になっていないでしょうか。

これは、自分の意見を言うと「この意見は誰かを傷つけてしまうのではないか?」という言葉が頭をよぎります。

結果、自分の意見を押し込めてしまうのですね。

そうなると、「あの人は自分の意見がない人」だという評価になります。

「自分の意見がない人」には、お金を払うのは不安でしょう。

これは、以前、私が会社で言われたことですなのですが。。。(^_^;)

 

2:自分のアイデアを出すことを恐れる

「いい人すぎる人」は、自分がアイデアを思いついたときに、「でも、誰もやってないからな・・・」と尻込みしてしまうことがあります。

これでは、ひとりビジネスはなかなかうまくいかないでしょう。

成果を出す人は逆で、「誰もやっていないからこそチャンスだ」と考えます。

また、そこに飛び込む際も計算してリスクをとり、ベビーステップで少しずつトライしていけるのですね。

そうして試行錯誤して進んでいき、成果につなげるのです。

 

3:強い自己主張ができなくなる

「いい人すぎる人」を目指すと、自己主張ができなくなります。

ただ、「自分はこう思う」という意見が出せなければ、ほかの人に従わざるを得ません。

それは、主体性のない人であり、ほかの人の都合で生きたい人になってしまうでしょう。

自分の主張よりも、ほかの人の主張を優先して生きるのは疲れるものです。

そうなれば、ひとりビジネスもうまくいかなくなってしまうでしょう。

 

「いい人すぎる」自分を手放していこう

もちろん、人間性の部分では「いい人」の要素がなければ、複業やひとりビジネスは長期的にはうまくいかないように思っています。

ほかの人に嫌われていては、コーチや士業のような対人援助職を続けることは無理ですものね。(笑)

100人が100人に賛成される意見はありませんが、もしあるとしたらそれは「赤信号は守りましょう」といった意見になってしまい、おもしろみがありません。

「時間またはお金をかけてもいいもの=コンテンツ」として成立しないでしょう。

ですから、「いい人すぎる」ことは、マイナスに作用してしまうのですね。

ネガティブな意見が出るということは、人の感情が揺れ動いたということです。

それは、自分の意見が、ほかの人に刺さったということでもありますから、良いことでもあるはずです。

実際、「好きな芸能人ランキング」に入っている人が、「嫌いな芸能人ランキング」に入っていることもあります。

それだけたくさんの人に認知されているということでもありますし、その人の言動や行動にフックがあるということでしょう。

自分の常識や固定観念を超えたところに成果がある場合は、多いものです。

「いい人すぎる」ということは、世の中の常識やほかの人の常識にしたがうことと同じです。

人生の主導権を握り、コントロールを取り戻したいと思う人は、少しずつでもいいので、「いい人すぎる」自分を手放していきましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社終わりでセミナーに参加。

時間を制限して、15分で2,000文字の記事を手書きで取り組むワークにトライ。

結果として、1,200文字くらいしかかけませんでしたが、私にとっては非常にいいスピード感。

そのあと文字を追加して、書く仕事を1つ進めることができました。(^_^)

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