早起きの習慣

英語の習得に時間がかかるのは理解できるのに、なぜ「早起き習慣化には時間がかからない」と思ってしまうのか?過渡期を意識することのすすめ。

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「早起き習慣化」というと、「決意した次の日から毎日5時におきなければならない」というイメージを抱く人が多いように感じます。

でも、そこを基準にしている限り、早起き挑戦者にとって「早起きを習慣化している」と言い切るのは非常にハードルが高いです。

停滞期を乗り越えるために意識しておきたいことを記事にします。

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早起き習慣化チャレンジ中の停滞期は、経験を積んでいる時期と捉えよう

「早起きに何度チャレンジしてもいまくいかないんです。。。」

「100人コーチング」に取り組んでいる中で、そのような声を多く聞きます。
(私が早起きが得意ということもあるのだと思いますが。)

内容をヒアリングしてみると、どうも多くのかたが「早起きすると決めたら、毎日早起きするべきだ!」と思い込んでいるようです。

そのため、2〜3日は早起きできても、1日でも2度寝してしまうと、「やはり自分は早起きできない(向いてない)」と捉えてしまい、自己否定に走ってしまうのです。

その中で、早起きに対して停滞感が出てくるのですが、停滞感は、続けていたら必ず出くわすものです。

その停滞感という状態を「込み」で考えてこそ、習慣化です。

つまり、停滞を感じているときは、「経験を積んでいる」というプロセスの中にいるだけなのです。
(その中に自分がはまっているときは、なかなかそのように思えませんが・・・。)

しかし、現在はうまくいっていなくても、早起きにターゲットを絞っている限り、確実に経験値が積み上がっているわけですから、少しずつ進化・成長しているはずですよね。

赤ちゃんが歩き出すため確実に存在する過渡期という状態

たとえば、早起き習慣化も、(よく言われるたとえではありますが)赤ちゃんが歩き出すステップと同じなのです。

1歳前後の赤ちゃんが、自分の足できちんと歩けるようになるまでは、経験を積むプロセスが必要ですよね?

寝返りをうっている赤ちゃんは、どんなに運動神経が優れていたとしても、突然歩き出すことはありません(あったら怖い・笑)。

転んだり、つかまり歩きをしながら、だんだん上達していく、という過渡期が確実に存在しています。

それにもかかわらず、大人になると、理想のイメージを勝手につくり上げて、「すぐにできるはずだ!」と思ってしまいます。

しかも、かなり完璧で巨大な理想のイメージです。

それはまるで、登山初心者なのに、急にエベレストを目指してしまうようなものです。

初心者なら、エベレストの前に、高尾山や富士山を登る経験が必要なはずですよね。

それでも、赤ちゃんは、「自分が歩く」という理想の状態をイメージして必死に努力しているのか、といえば、そうではないでしょう。
(大人が歩く姿をイメージしているかもしれませんが。)

大人になると、過渡期にいる状態が苦しくなり、理想とのギャップを感じてしまうために、挫折してあきらめてしまうのです。

完璧な毎日を目指すのではなく、まずは1日できることを目指そう

早起きも同じです。

早起きできない習慣が身についてしまっているとしたら、最初から

「できない日がある。でも、いまは《経験をつむ》というプロセスの中にいるだけだ。」

という感覚を意識していただきたいのです。

早起きは、英語やプログラミングのような複雑なスキルは必要ないのですから、誰だってチャレンジし続ければ、少しずつバージョンアップしています。

その小さなバージョンアップが積み重なったとき、大きくアップデートされる瞬間がやってきます。

英語やプログラミングの習得には時間がかかることを理解できても、早起き習得に時間がかかることを認めてもらえないのはなぜなのでしょうか・・・?

今は早起きが習慣化できていなかったとしても、週に1回できるようになり、週に2回できるようになり、、、という形で、週に4〜5回できるようになれば十分ではないでしょうか?

まずは1回できるようになりましょう。

1回できるようになれば、増やすのは可能なはずです。

中・長期で習慣化するためには、もちろん、いろいろな要素がはいってくるので複雑にはなってくるのですが、、、

そのプロセスも合わせて、「経験と思うことが重要」です。

早起きにあきらめそうなかたがいらっしゃいましたら、ぜひ「プロセスの中にいるだけだ。」と意識して欲しいと思います。

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【編集後記】

昨日は、習慣化コンサルタントの古川武士さんが新たにスタートする第2期「早起き&高密度化仕事術」の初日でした。

今回も、参加者のみなさんを主にメールでサポートさせていただきます。

第1期と同様に、1ヶ月半後にみなさんの笑顔を見られるように全力でご支援いたします!

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