行動の習慣

退屈な日常から抜け出す小さな習慣。通勤ルートを毎日変える。

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人間は「変わりたい」と思いながら、行動は「変えない」という矛盾を持っています。

その矛盾を解消していくためには、小さな変化を起こし続けましょう。




 

安定した日々では成長を起こせない

いまの人生は、決して悪くはない。

けれども「最高ですか?」と言われると、そうではない。

お客さまや友人から、そのような声をよく聞きます。

もしかしたら、あなたも当てはまるかもしれません。

私自身も、そう感じる日々です。

1度しかない人生。

できれば、最高の日々をすごしたいものですよね。

もちろん、「最高の日々」に到達するのは難易度が高いもの。

簡単にはたどり着けないでしょう。

一生たどり着けないのかもしれません。

ただ、たとえそうだったとしても、その境地を目指すことはあきらめたくない。

それに、

「暇だな」

「退屈だな」

「何かいいこと起きないかな」

という人生だけは避けたいです。

安定した日々は心地よいものではありますが、成長が起きないからです。

成長を起こしていくためには、変化が必要なのです。

とはいえ、激変は困ってしまうわけです。

カオスになりすぎると、心も体もしんどいので。

では、どうすればいいのでしょうか。

 


 

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脳にとっては「0なのか、1なのか?」は大きく違う

そのような安定の日々を少しずつ抜け出す方法があります。

どのような方法か。

それは、くり返される日常の中に、少しだけ変化をつけてみるということです。

たとえば、毎日のルーティンに少しだけ変化をつけてみる。

習慣化のツールを変えてみる。

そういった新しい体験から学ぶために。

日常という大きな領域から、小さく脱出してみるわけです。

この「小さな脱出」が、日常を変えていってくれます。

「小さな脱出」をつくること。

習慣化では「ベビーステップ」と呼んでいます。

赤ちゃんのような小さな1歩ということですね。

小さな変化をくり返すことで、変化を体に脳にならしていくわけです。

少しずつなので、脳もだますことができます。

ここで「大きく変わりたい!」と思って、大きな変化をつけようとするとどうなるでしょうか。

いきなりジャイアントステップで踏み出すという事ですね。

これをやろうとすると、脳も体も拒絶反応を起こします。

「今まで通り」

「安心安全」

「変わらないこと」

という価値観が、脳や本能にとって大切なことだからです。

それをいきなり大きく変えようとすれば、それだけ抵抗する力も強くなります。

その反発に負けてしまうと習慣化が続かず、挫折してしまうことになるのです。

大きく変化したいときに大きな行動をしたくなる。

ただ、これはトラップなのですね。

ポイントは、大きく変化を起こしたいと思えば思うほど、最初は小さな変化としてベビーステップから始めていくことが重要なのです。

小さな変化でも続けていくことで、大きな変化に変わります。

脳にとっては「0なのか、1なのか?」は大きく違うのです。

いま私が取り組んでいることに、シャワーのお湯が暖まるまでにスクワットを20回やるという習慣化です。

水が流れている間にスクワットをやるわけですが、本当に短時間です。

ただ、脳にとっては「この人はスクワットをやる人だ」という認識になります。

これで0回だと「スクワットをまったくやらない人」になります。

この違いが、大きな差になるのです。

習慣化の原則に「ゼロにしない」というものがありますが、まさに「1回でもいいから行動するかどうか」。

それが続けられるかどうか、大きな分岐点なのです。

 

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通勤ルートを毎日変える習慣を試してみよう

では、具体的には何をすればいいのでしょうか?

私のおすすめは、

・通勤ルートを毎日変える習慣

です。

通勤ルートというのものは、たいていの人にとって、超最適化された最短ルートのはずです。

あえて遠回りするような用件がない限り、いつもと同じ最短ルートから通勤するはずです。

人は慣れてくると、同じ行動を何度もくり返すようになります。

「脳は最強の適応マシン」と言われている通り、昨日と同じことをくり返そうとするからです。

この機能が、「くり返し」の習慣化に有効だったりします。

ただし、反対のこともあります。

最適化の行動とはいえ、ずっと続けていると退屈を生み出してしまうのです。

ですから、毎日同じルートを通っていると、脳は「いつもと変わっていない」と受け取ります。

そうなると「新しい刺激なない」という日常がつくられます。

結果、「退屈な日常」ができあがるのです。

変化のない毎日を繰り返す まるその象徴が同じ通勤ルートを毎日繰り返し通ることなのですまるですから変化を起こす際には通勤ルートをいつもと異なったルートから歩いてみる。

それは 小さな変化ではありますが、着実な変化を起こすための小さな1歩なのです。

そのように「この人は日常的にに変化があるな」ということを脳に思い込ませるのが重要なのです。

そのためにも、通勤ルートを変えてみる。

いつもと違う道を歩くのです。

そんな小さな冒険から変化を楽しんでいきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「習慣化オンラインサロン」の新サロンメンバーさん向けの入門ガイダンスを実施。

その後、歓迎会を兼ねた交流会に参加。

「鬼滅の刃」から習慣化を考えるというマニアックな時間でした。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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