選ばれない経験はつらいものですよね。
ただ、長期視点で捉えると「必要悪」の要素もふんだんに盛り込まれているとも言えます。
その意味では、
「短期視点で捉えれば失敗に思える経験は、長期視点から見ると必要なフィードバックに変わる」
のです。
「選ばれなかった経験」がありますか?
今回の「ビジネスブックBAR」の課題本は、
『あの日、選ばれなかった君へ』
でした。
さて、選ばれなかった経験。
あなたにもあるでしょうか?
私には「選ばれなかった経験」が、たくさんあります。
たとえば、
・野球のレギュラーに選ばれなかった
・学生時代に同級生の女子に選ばれなかった
・大学受験で第一志望に選ばれなかった
・就職で希望の業界(映画)に選ばれなかった
・ブログを始めたのに読者に選ばれなかった
・複業でお客様に選ばれなかった
などなど。
今のところ、選ばれなかった経験のストックには困っていません。(笑)
もちろん、「選ばれなかった……。」とがっかりするのはきついもの。
プロセスでがんばったときほど、選ばれないと悔しいですよね。
立ち直れないくらいにショックを感じることもあります。
ただ、時間が経ってみるとどうでしょうか。
「選ばれなくて良かったかも」という経験に変わることもあるはずなんです。
あなたにも、きっと。
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出版企画書が「選ばれなかった」
ここ数年の中での私の「選ばれなかった」経験は、「出版企画書」があります。
私自身は「きた!」という渾身の企画だと思って、出版企画書を書きます。
ただ、実際に編集者さんに見ていただくと、まったく反応がありません……。
悲しいくらいに。
特に最初の頃ですね。
「手ごたえ」が無いのです。
そう、私の出版企画は、いつも「選ばれなかった」わけです。
そんな経験から気づいたことがあります。
私の企画書に対するスタンスが間違っていたということに。
私のスタンスは、「駅前の選挙活動のようなもの」でした。
どういうことか。
選挙期間になると、駅前で選挙の政策をアピールしている方たちがいますよね。
政治をより良くするための内容ですから、基本的には悪いことは言っていないはずです(たいていの場合)。
でも、有権者の耳に届かなければ、選ばれませんよね。
私の出版企画書は、まさにその選挙活動そのもの。
なんとなく雰囲気としては、良さそうなことを書いている。
ただ、そこには人を惹きつける魅力はないわけです。
なぜか?
相手にメリットを感じさせていないのです。
相手の頭の中に、
「あなたがやりたいことは、私にどんなメリットがあるの?」
という「?」がある状態ですね。
いや、クエスチョンマークさえも浮かんでいないかもしれません。
スルーされているわけですから。
「ひっかかり」さえつくれていない。
だから、選ばれないのです。
そこで、私は出版企画を通過した先人たちの企画書を分析しました。
「自分の企画書と何が違うんだろうか?」と。
自分なりにエッセンスを抽出しました。
企画書に反映して、フィードバックを受けました。
改善して、出版コンサルティングを受けたこともあります。
結果、3年目にして企画が通りました。
3年がかり……。
時間がかかりましたが、編集者さんと打ち合わせすることまでできました。
「伊藤さん、よろしくお願いいたします!」と言われて、私の気持ちは飛行機みたいに舞い上がったんです。
「出版企画書を研究して良かったな」と思いました。
ただ、ここでもスムーズに進みません。
諸事情が重なり、その企画書は一旦眠りにつくことになったんですね……。
結局、また「選ばれなかった」わけです。
それでも、あきらめてしまったら、そこで試合終了。
選ばれないまま終わってしまいます。
今年も企画書を書いて、選ばれるために磨きをかけています。
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「選ばれなかった……。」を「選ばれた!」に変える
「もしも自分が最初に書いた出版企画書が、すんなり通ってしまっていたら、どうなってたんだろう?」
そう思うことがありました。
きっと、この世界を甘く見ていたことでしょう。
先人たちの企画書を研究することもなかったかもしれません。
そうなれば、レベルアップしなかったわけです。
結局は、誰の耳にも届かない選挙活動に戻ってしまうのです。
届いて欲しい人たちに「これは自分に関わりがあることだ」と思っていただけないわけですから。
その意味では、
「短期視点で捉えれば失敗に思える経験は、長期視点から見ると必要なフィードバックに変わる」
ということですね。
もちろん「選ばれなかった」プロセスにいるときは苦しいです。
思い通りにならないわけですから。
それでも、結果的に良くなるなら、「選ばれなかった」経験は、「選ばれる」ために必要な経験なんですよね。
選ばれなかった経験は、積極的に取りにいかなくてもいいものです。
ただ、あなたが進みたい道に「選ばれる」必要があるなら、「選ばれない」経験も無駄にはなりません。
たいていの人は、そういった経験を取りにいくことさえしませんので。
むしろ、「選ばれるか、選ば得れないか?」というステージに立つことも無いのです。
そこに向かっていけば「選ばれなかった……。」という悔しさがやってくるかもしれません。
でも、それが「選ばれた!」に変わる瞬間はどうでしょうか。
きっと、刺激的で感動的なはずです。
私は、そんな刺激や感動を、人生に求めています。
あなたは、いかがでしょうか。
あなたも「選ばれた!」という刺激と感動のために、「選ばれなかった……。」という悔しさも取り込んでみませんか。
それが、あなたが進みたい方向の道ならば、
「短期視点で捉えれば失敗に思える経験は、長期視点から見ると必要なフィードバックに変わる」
です。
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■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活ファシリテーションからスタート。
夜は「ビジネスブックBAR」を開催。
昨日も対話が深まる楽しいひとときをすごすことができました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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