良習慣の習慣

痛みをともなう「習慣のひき算」をやわらげるコツ

投稿日:2023/06/23


習慣を永遠にたし算することはできないんですよね。

でも、せっかく身につけた習慣はやめたくない。

こんなときは、どう考えればいいのでしょうか。




 

ひき算よりたし算のほうが簡単

先日、小数点以下のたし算とひき算を計算する機会がありました。

子どもの算数の教科書を捨てるときに、ふと目にしたんですね。

「懐かしいなー」と思って計算してみたんです。

やっぱり、

・たし算のほうがサッと解ける

・ひき算のほうがちょっと考える

なんですね。

難易度は、

・たし算 < ひき算

なのです(私には)。

ここで思いついてしまったのが習慣です。

習慣もたし算のほうが簡単なんです。

理由は、

・新しい習慣に取り組む時間を確保すればOKだから

です。

たとえば、あなたが「専門分野の知識を増やしたい」と思ったとします。

そのため「1日20分、専門分野の読書」を習慣化しようとするわけです。

あなたは1日のスケジュールを眺める。

「お昼休憩で、20分の時間がありそうだ」と時間を見つけられます。

お昼休憩を40分で切り上げ、残りの20分ほど読書すればOKです。

条件は、

・お昼の休憩時間がすぎたら

・20分間の読書をする

です。

これが、シンプルな習慣のつくり方です。

「if thenプランニング」と呼ばれるスキルですね。

Aという条件が整ったら、Bのアクションを起こす。

ですから、たし算は比較的シンプルなんです。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





「たし算だけ」は限界がある

ただし、たし算だけをやり続けるのは限界があります。

1日は24時間しかないからです。

「できるから」といって習慣のたし算ばかりしていると、24時間という入れものがいっぱいになってしまいます。

イメージは、旅行の荷づくりですね。

「あれも必要、これも必要だな」と足していくうちに、カバンに入りきらなくなってしまう。

カバンがパンパンになってしまい、重すぎて持ち歩くのも大変。

そんな感覚です。

すると、デメリットがやってきます。

習慣に取り組むことが苦しくなるのです。

自分の人生やビジネスをより良くするために良習慣に取り組んでいるのに。

本末転倒ですよね。

習慣が「痛み」に変わってしまったら、待っているのは挫折です。

もちろん、たし算が悪いことではないんです。

「習慣をやらなければ!」と苦しくなるくらいに良習慣が詰まっているなら、あなたの人生はより良くなっているはずです。

ただ、「良習慣でパツパツ」の状態になると、レベルをもう1段階上げないといけないわけです。

では、何をすればいいのか。

それが、

・習慣のひき算

なんですね。

あなたの3年後の理想の状態はどんな状態か。

あなたの未来のライフスタイルをどうしたいのか。

未来をイメージして、現在の習慣を整理整頓しましょう。

「何をやるか?」ではなく、「何をやらないか?」を決める。

その視点で、取捨選択していきましょう。

 

■スポンサーリンク




ひき算は成長のための「必要な痛み」

とはいえ、手放すことに不安はありますよね。

片づけでモノを捨てられないときのような気持ちのような感覚に似ています。

大丈夫です。

あなたは、その習慣を身につけることに成功しているわけですから。

いったんやめてみる。

その上で「やっぱり自分にとっては必要な習慣だな」と思うレベルの習慣であれば、あなたはその習慣を取り戻すことができるはずです。

定着するまでのノウハウや定着したときの感情を知っているので。

私も、一度やめる決断をした習慣があります。

それは、ダイエットです。

そのため、ダイエットチームを4月に解散しました。

メンバーそれぞれが、注力するべき領域が増えていたからです。

もちろん、チームをやめることは私の本意ではありませんでした。

ただ、チーム全体のことを考えると、一度解散してみることが必要だと考えたんですね。

ひき算で。

なんとなくこうして書いていると、人気バンドが「無期限活動休止」するみたいですね。(笑)

解散してみてわかることもあります。

私が今感じているのは「やはり解散しなければよかった」という後悔です。

毎朝、体重計に乗るたびに強く感じます……。

では、活動休止は失敗なのかと言えば、そんなことはないと思っています。

強がりではなく。

チームでの再開活動が、待ち遠しくなりますからね。

再結成したら、より高いレベルでお互いを刺激し合うことができると考えています。

各自がそれぞれの持ち場でソロ活動してきたことが、チームに生きてくると考えているからです。

痛みを伴いますが、成長のためには「必要な痛み」というものがあります。

筋肉痛みたいに。

そんな形で、習慣をひき算してみましょう。

ひき算によって、あなたのレベルがさらに高まります。

何度も決意すればいいのです。

何度でもリトライしましょう。

いつも書いていますが、習慣は、

“再開すれば途切れない”
(伊藤 良)

です。

続けるよりも大事なのは再開することです。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜は、習慣化三種の神器(R)実践プログラム第4期のプロモーション活動。

そして、翌日の「良習慣塾」の準備でした。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

習慣化につまづいているあなたへ。「習慣化の3原則」を見直してみませんか?

あなたが習慣化につまづいているものはありますか? その場合、「習慣化の3原則」に照らし合わせてみることをお勧めいたします。     習慣化コンサルティングさん主催のイベントに参加 …

良習慣の見つけ方を考える。3年後のあなたは、1日をどんな風にすごしている?

突然ですが、「3年後のあなたは何をしていますか?」という質問にすぐに答えられますか? 即答できなかった方は、ぜひ本記事を読んでみてくださいませ。(笑)   スポンサーリンク   良 …

子どもの性格は変えられるのか?自分の価値観を伝え続けることが大切。

あなたは、「性格は変えることができるのか?」という質問に対して、どのように答えますか? 「変えられる」 「変えられない」 さて、どちらでしょうか?   スポンサーリンク   性格は …

人間が「もっともストレス耐性に強い時間」って科学的に証明されているそうです!

  「面倒なことほど午前中に片づけた方が良い」 とは、よく聞く言葉ですが、科学的な根拠があったのです。 それが、ぼくが日記を書くことを習慣化できたことに非常にリンクしていることが分かって驚き …

理論と理想から入っても良いけれど、実践と微調整をし続けることが習慣化です。

“理論上、理論と実践とは同じものだ。 実践上、両者は違ったものだ” アインシュタインの言葉です。 これは、新しい習慣を身につけようとするさいに、覚えておいて損はない名言です。   スポンサー …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。