セミナーの習慣

セミナー設計で大事にしたい2つの要素「コンセプト」と「概要」

投稿日:2020/11/18


先週から8日間のうちに、

・「良習慣塾」セミナー1回

・「良習慣塾」&「習慣化オンラインサロン」ワークショップ2回

・「習慣化オンラインサロン」オンライン飲み会ファシリテーション(1日店長)1回

を開催しました。

これらの企画をどのように考えたのかまとめてみました。




 

セミナーで重要な「コンセプト」と「概要」

セミナーやワークショップのようなイベントを開催するとき(今回はオンライン飲み会もありました・笑)。

私がはじめにとりくむタスクは大きく2つです。

1つは「コンセプト」を考えること。

もう1つは「概要」を考えることです。

イメージとしては、

・コンセプト=木の幹

・概要=枝葉

ですね。

この2つは先にまとめておかないと、どんどん方向性がズレていきます。

たとえば、私が「こんな話がいいかな」というぼんやりとしたイメージで内容を先行したとします。

すると、たいてい受講者の方とのニーズがズレているものなんですよね。

だからこそ、企画やアイデアを言葉として紙に書いていく。

すると自分ひとりの頭の中だけでは見えていなかったようなことに気づくことや、アイデアがわいてきたりします。

ここを「面倒くさい」とスキップしてしまうと後悔することとなります。

私は、過去に失敗した経験があります。。。

 


 

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「コンセプト」と「概要」を決める

順番は、先述のとおり

1:コンセプトを決める

2:仕様を決める

にて考えていきましょう。

 

1:コンセプトを決める

セミナーのコンセプトは、木の幹ですからとても重要です。

ここで考えることは、セミナーにきていただきたい方(対象者)が、

・何を知りたいと思っているのか?

・どんなことに困っているのか?

・どの課題を解決したいと考えているのか?

といったを考えます。

その際に書き出すのは、セミナーの対象者の立場になってみるということ。

モデルは過去の自分です。

「主催する立場ではなかった当時の自分だったら、そのセミナーに対してどう感じるか?」

そこに想いをめぐらせるわけです。

心理学でいうところの「ポジション・チェンジ」のようなものですね。

ポジション・チェンジはNLPの基本スキル。位置を変えるだけで感じる世界が変わる。 | 【良習慣の力!】ブログ

 

自分が参加者の立場になってみると、セミナーを開催する立場としてどのようなことを提供していけばいいのか。

そのヒントが見えてきます。

 

2:概要を決める

2つ目は「概要を決める」です。

枝葉の部分ですね。

ここは私の「習慣化の9項目」のフォーマットを活用しています。

「習慣化の9項目」とは、

1:なぜ

2:いつ

3:どこで

4:なにを

5:どれくらい(何回)

6:どのように

7:いくらで

8:いつからいつまで

9:誰のために

という項目です。

これをセミナーにあてはめて考えていくのです。

これらが埋められなければ、セミナーを開催してもうまくいかない可能性が高まります。

とくに大事なのは「なぜ?」ですね。

ここは言語化しておく必要があります。

「なぜ?」が決まると、次に大事な「誰に」が決まります。

そこから、価格や時間などが芋づる式に埋められます。

セミナー運営を何十年も経験しているベテランでないのなら、面倒がらずに取りくんでみましょう(私も毎回書いています)。

3ステップであなたの「願望・目標・習慣」に一貫性をつくる方法 | 【良習慣の力!】ブログ

 


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ゴールから逆算してセミナーを設計する

セミナー開催で毎回考えるのは、「セミナーが終わったあと受講者がどんな感情になっていたらいいのか?」です。

ゴールから考えるわけです。

ご受講者の方が、

・どんな過去をすごして、

・いまどんな状況で、

・未来はどうなっていたいのか?

というストーリーを考えるわけですね。

その人ひとりの一人称の物語に、セミナーはどんな風に関われるといいのか。

そのような場面に想いを馳せるのです。

すると、先述のような

・何を知りたいと思っているのか?

・どんなことに困っているのか?

・どの課題を解決したいと考えているのか?

といった問いが浮かんでくるわけです。

そして、これらの質問から浮かびあがってきたイメージが実現するようにセミナー構成を考えるのです。

セミナーは、現在の受講者と未来の受講者のかけ橋になるための気づきや行動のきっかけを提供する時間です。

ですから、受講者の未来から逆算して設計する必要があるのです。

そうして設計したセミナーなら、きっと受講者の方々にご満足いただけるはず。

私はそのようにしてセミナーやワークショップの構成を考えています。

あなたのご参考になれば幸いです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

夜は「良習慣塾」向けセミナーのスライドづくりに熱中していました。(^^)


 


 

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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