先のばしを減らす習慣

「優柔不断」から「即断即決」に変わる方法

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

迷う回数が多いと、人生がスムーズに進まず、停滞している気持ちになります。
迷わないように、日々、「決断の型」をつくりましょう。




 

どうして「優柔不断」になってしまうのか

あなたは、優柔不断な自分が嫌になるときはありませんか。

私は、たくさんありました。
とにかく迷う。
選択しない。
だから決断しない。

結果、どうなるか。
日常が停滞していきます。
そして、ゆっくりと下降していくのです。

学生時代の恋愛がわかりやすいです。
勇気を出して「告白する」を選べば進みますよね。
OKでも、NGでも。
行動すれば、次の現実がやってきます。

それなのに、告白するかどうか、ずっと決断を保留する。
すると、大人になって再会した同窓会で「ずっと好きだったんだぜ」ということになるわけです(斉藤和義さんの歌のように・笑)。

もちろん、私自身も優柔不断を抜け出したいと思っていたんです。
でも、アリ地獄にはまった虫のように、優柔不断な自分を抜け出せませんでした。
だから、人生が変わらなかったんですね。

たとえば、トライアスロンのスイムでもそうでした。
レース前に「ウェットスーツって、いつ着るのが正解なんだろうな?」と、よく迷っていたんです。
「これ、毎回のレースでも悩むな……。」と思いながら(笑)。

人はなぜ、決められないのでしょうか。

 


 

【お知らせ】

【募集中】9/28『ミッション・ビジョン・バリューのつくり方』セミナー(全4回)

【発売中】動画『価値観を探求する習慣』セミナー

【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





「即断即決」ができる人は何をしているのか

あるとき、私は気づいたことがあります。
それは、決断が速い人を観察していたときです。

私の周りだけ悩みがあり、彼らの周りには悩みが無いような気がしたわけです。
冷静に考えたら、そんなことはないですよね。

でも、彼らは実際に即断即決している。
「何をしているんだろうか?」と分析してみたんです。

答えが、わかりました。

即断即決ができる人は、「意思決定の型」を持っているのです。

つまり、「こうきたら、こうする」という決断の判断基準を持っている。
そのため、「この敵がきたら、この技で倒す」と決めているんですね。
だから、決断が速いわけです。

確かに、悩みは、意思決定とセットでやってきます。
「こういう問題がきたけど、どうする?」という感じで。

優柔不断な私は「困るなぁ。そんな問題。考えてないよ……。。」となります。
それを考えるのは、ちょっとしんどい感じ。
なので、決断を先のばし。

結果、自分の手で「優柔不断な人」を製造してしまっているんです。
機械工場でロボットを量産するみたいな感じですね。

一方、即断即決できる人は意思決定の基準を持っているので、「そう、そんな問題がやってきたんだ。じゃあ、こうしよう」と決断できます。
こうなると、もはや「悩む」という状態でもありません。

例えるなら、『鬼滅の刃』の柱の「型」です。
彼らのように、即断即決の人たちは「決断の型」を持っているのです。

 

■スポンサーリンク




「即断即決な人」変わるためには

優柔不断な私は、「決断の型」を持っていませんでした。
そのため、判断にいつも迷っていたんですね。
「これではマズい」と気づいて、私も1つずつ意思決定基準をつくるようにしたのです。

たとえば、
・「今日、ブログを書くかどうか?」を迷わずに「1日1記事書く」
・「ダブルブッキングの優先順位をどうするか?」で悩む時間を浪費していたので「先約を優先する」
という意思決定の基準をつくりました。
一気にはできなかったので、1つずつ。

海でのウェットスーツも同じです。
・「スイム前のウェットスーツは、いつ着るか?」に迷っていたので「スタート30分前に着る」
という「決断の型」をつくりました。

すると、どうなったか。
意思決定の回数が激減したんです。
それに合わせて「迷う」という状態に陥ることも圧倒的に減りました。
これは、人生をスムーズに進めるためのポイントでもあると考えています。

ですから「この問題は、いつも迷うな」とか、「今後もこの問題に悩まされるかも」と思ったときには、あせらずにいったん深呼吸して。
自分なりの「決断の型」をつくりましょう。
間違ってしまうこともあるかもしれませんが、そのときは「型」を見直しすれば大丈夫です。
そもそも、最初の型がなかったら、見直しすることもできませんので。
仮決定でもいいので、何度も迷う問題には、「決断の型」を用意したいものですね。

あなたなりの「決断の型」を持ちましょう。
意思決定の頻度を減らす「決断の型」づくりは、間違いなく時間の節約につながります。
迷う回数すら減らせるのです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】9/28『ミッション・ビジョン・バリューのつくり方』セミナー(全4回)

【発売中】動画『価値観を探求する習慣』セミナー

【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、午前中に「良習慣塾」セミナーを開催。
開発中の目標達成メソッドをご紹介しました。
さっそく活用していただいているとの感想が届き、ホッとしています。

午後に散髪へ。
夕方、予約投稿していたと思っていた複業メルマガが配信されていないことに気づき、、、
あわてて配信しました……。(T_T)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-先のばしを減らす習慣

執筆者:

関連記事

「アフォーダンス」を活用すれば、あなたの行動力が高まる理由

行動力を「意志の力」で高めようとしないのがおすすめです。 考えるべきは、行動力を「環境」で高める方法です。 そのために「アフォーダンス」の考え方を活用していきましょう。   ブログを速く書く …

うまくいく人は「戻るスキル」を鍛えている

こんにちは。 良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。 何かに取り組んでいるときの中断やイレギュラー。 困りますよね。 活躍する人たちもそれは同じ。 違うのは「戻るスキル」があるのです。 &nbs …

「4分間メモ書き」で先のばしを改善する方法

先のばし改善に、新しい対処法が見つかりました。 それが、 1:A4メモ書きを1分間に1枚ずつ4枚書く 2:デジタルタイマーを併用する の「4分間メモ書き」という方法です。   思わず先のばし …

先のばしを撃退する公式:環境+制限時間→行動

習慣の定着は、意志の力に頼らないようにしましょう。 頼るべきは、 ・環境と時間 です。   「先のばし改善」Q&Aセミナーに参加 今朝は「習慣化オンラインサロン」にてイベントがありました。 …

先のばしが劇的に改善。「先のばし改善タイム」という環境の効果

先のばしに悩んでいる人はいますか? 今日の実験で、先のばしに効果がある方法をひとつ発見したので記事にしてみました。   「先のばし改善タイム」という実験 今日の午前中に、先のばし改善の習慣に …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。