先のばしを減らす習慣

「優柔不断」から「即断即決」に変わる方法

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

迷う回数が多いと、人生がスムーズに進まず、停滞している気持ちになります。
迷わないように、日々、「決断の型」をつくりましょう。




 

どうして「優柔不断」になってしまうのか

あなたは、優柔不断な自分が嫌になるときはありませんか。

私は、たくさんありました。
とにかく迷う。
選択しない。
だから決断しない。

結果、どうなるか。
日常が停滞していきます。
そして、ゆっくりと下降していくのです。

学生時代の恋愛がわかりやすいです。
勇気を出して「告白する」を選べば進みますよね。
OKでも、NGでも。
行動すれば、次の現実がやってきます。

それなのに、告白するかどうか、ずっと決断を保留する。
すると、大人になって再会した同窓会で「ずっと好きだったんだぜ」ということになるわけです(斉藤和義さんの歌のように・笑)。

もちろん、私自身も優柔不断を抜け出したいと思っていたんです。
でも、アリ地獄にはまった虫のように、優柔不断な自分を抜け出せませんでした。
だから、人生が変わらなかったんですね。

たとえば、トライアスロンのスイムでもそうでした。
レース前に「ウェットスーツって、いつ着るのが正解なんだろうな?」と、よく迷っていたんです。
「これ、毎回のレースでも悩むな……。」と思いながら(笑)。

人はなぜ、決められないのでしょうか。

 


 

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「即断即決」ができる人は何をしているのか

あるとき、私は気づいたことがあります。
それは、決断が速い人を観察していたときです。

私の周りだけ悩みがあり、彼らの周りには悩みが無いような気がしたわけです。
冷静に考えたら、そんなことはないですよね。

でも、彼らは実際に即断即決している。
「何をしているんだろうか?」と分析してみたんです。

答えが、わかりました。

即断即決ができる人は、「意思決定の型」を持っているのです。

つまり、「こうきたら、こうする」という決断の判断基準を持っている。
そのため、「この敵がきたら、この技で倒す」と決めているんですね。
だから、決断が速いわけです。

確かに、悩みは、意思決定とセットでやってきます。
「こういう問題がきたけど、どうする?」という感じで。

優柔不断な私は「困るなぁ。そんな問題。考えてないよ……。。」となります。
それを考えるのは、ちょっとしんどい感じ。
なので、決断を先のばし。

結果、自分の手で「優柔不断な人」を製造してしまっているんです。
機械工場でロボットを量産するみたいな感じですね。

一方、即断即決できる人は意思決定の基準を持っているので、「そう、そんな問題がやってきたんだ。じゃあ、こうしよう」と決断できます。
こうなると、もはや「悩む」という状態でもありません。

例えるなら、『鬼滅の刃』の柱の「型」です。
彼らのように、即断即決の人たちは「決断の型」を持っているのです。

 

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「即断即決な人」変わるためには

優柔不断な私は、「決断の型」を持っていませんでした。
そのため、判断にいつも迷っていたんですね。
「これではマズい」と気づいて、私も1つずつ意思決定基準をつくるようにしたのです。

たとえば、
・「今日、ブログを書くかどうか?」を迷わずに「1日1記事書く」
・「ダブルブッキングの優先順位をどうするか?」で悩む時間を浪費していたので「先約を優先する」
という意思決定の基準をつくりました。
一気にはできなかったので、1つずつ。

海でのウェットスーツも同じです。
・「スイム前のウェットスーツは、いつ着るか?」に迷っていたので「スタート30分前に着る」
という「決断の型」をつくりました。

すると、どうなったか。
意思決定の回数が激減したんです。
それに合わせて「迷う」という状態に陥ることも圧倒的に減りました。
これは、人生をスムーズに進めるためのポイントでもあると考えています。

ですから「この問題は、いつも迷うな」とか、「今後もこの問題に悩まされるかも」と思ったときには、あせらずにいったん深呼吸して。
自分なりの「決断の型」をつくりましょう。
間違ってしまうこともあるかもしれませんが、そのときは「型」を見直しすれば大丈夫です。
そもそも、最初の型がなかったら、見直しすることもできませんので。
仮決定でもいいので、何度も迷う問題には、「決断の型」を用意したいものですね。

あなたなりの「決断の型」を持ちましょう。
意思決定の頻度を減らす「決断の型」づくりは、間違いなく時間の節約につながります。
迷う回数すら減らせるのです。

 


 

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■編集後記

昨日は、午前中に「良習慣塾」セミナーを開催。
開発中の目標達成メソッドをご紹介しました。
さっそく活用していただいているとの感想が届き、ホッとしています。

午後に散髪へ。
夕方、予約投稿していたと思っていた複業メルマガが配信されていないことに気づき、、、
あわてて配信しました……。(T_T)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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