先のばしを減らす習慣

どうすれば「納期」が無いタスクを進められるのか?

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

Kindle本の執筆のような「納期がないプロジェクト」を進めるのは簡単ではありません。
どうすれば、「納期厳守!」じゃないタスクを進められるのでしょうか。




 

Kindle本の執筆は難易度が高い「第2領域」の活動

初めてKindle本を書いたときに、わかったことがあります。

それは、
「発売日が決まっていないKindle本の執筆は、究極の第2領域活動だ」
ということです。

一般的に、仕事には納期があります。

お客さまがいれば、約束の日までに成果物をお渡しする。
その仕上がりに満足いただければ、お金のやりとりになる。

そんなイメージが一般的ですよね。

私も会社の仕事では、常に納期やスケジュールの確認をしています。
これは、お客さまと約束した納期があるからこそ、できていることでもあるんですよね。

案件によっては、スケジュールがギリギリになることもあります。
そのときは、多少の無理をしつつ、納期を守ります。

なぜなら、納期を過ぎると、痛みが待っているからです。
その痛みは自分だけではなく、お客さまにも、会社としても痛みです。

その痛みを避けるためにも、納期を目指してみんなが動くわけです。
ですから、間に合わない雰囲気が出てくると緊迫感が出てきます。
社内がピリピリしたりして。
あの雰囲気、あんまり好きではないですね。

そのため、緊張感を持って仕事が進められるわけです。

 


 

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なぜ、多くのKindle本は完成しないのか

では、自分が執筆するKindle本はどうでしょうか。
発売日が決まっていないのですよね。

ですから、納期がないんです。
「納期がなければ、仕事じゃない」という意見もあります。
「納期に間に合わせなければ!」というエネルギーも出づらかったりします。

もちろん「これくらいの時期には電子出版したいな」という願望はあります。
その時期をゴールにして、計画もするのです。

ただ、それはたいていの場合、うまくいきません。

なぜ、わかるのか。

「Kindle本を書きます!」
「Kindle本を書き進めています!」
という言葉を聞いたのに、
「Kindle本を出版しました!」
という声を聞くことは少ないからです(圧倒的に)。

私の周りだけでも、「日の目を見ていないKindle本の原稿」をいくつか知っています。

何より、私自身、Kindle原稿の残骸をつくってしまっていたのです……。
納期が無いので。

つい、目の前の「緊急かつ重要」なタスクをすることに一生懸命になります。
結果、Kindle本の執筆のような「緊急ではないけれど重要なこと」は先のばしにしてしまうのです。

では、私は1冊目をどうやって書いたのか。

自分で納期をつくったのです。
その納期は「良習慣塾メンバー向けにKindleセミナーをするから」です。

当時、「良習慣塾」のコンテンツは1年分が先に決まっていました。
その最終月のコンテンツが「それぞれがKindleを出版する」だったのです。

これは、私が書かないわけにはいきませんよね(笑)。
そのヘルシーな強制力があった(つくった)ので、1冊目のKindle本は日の目を見たのです。

 

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「健全な強制力」で締め切りをつくり出す

2冊目は、うまくいきませんでした。

近しい人たちに宣言したり、目次を書いたり、原稿もそれなりに書いてはいたのです。

でも、納期が無いんです。
誰とも約束をしていません。
「絶対に書き上げる」というコミットメントもなかったからです。
当然、設定していた想像上の発売日は、過ぎ去っていきました。

それでも、痛みは無いんですよね。
「発売日が過ぎてますよ!」と怒られることもありません。

そうして、また日々が過ぎ去っていく。
現実は、何も変わらない。
私にとっては、「Kindle本を書く書く詐欺」の誕生です。

こうした状況から、
「発売日が決まっていないKindle本の執筆は、究極の第2領域活動だ」
と感じているわけです。

では、どうすればいいのでしょうか。
新しい仕組みをつくるしかありません。

「第2領域」で進まないなら、今はそれだけの実力しか持っていないということ。
新しい環境をつくり、「第1領域」に近づけるしかないのでしょう。

そこで、先日、新しい仕組みを考えて、実行しました。
毎週、Kindle本の原稿を投稿しないと、痛みがやってくる仕組みです。

実はこのアイデア、10年前から構想していたんです……。
しかも、まさに「日の目を見ない原稿」が存在していました。
今はその原稿をKindle本にするつもりはないのですが。

新しい仕組みは、今ひっそりと始まっています(笑)。
時期が来たらブログでもお知らせするつもりです。

本当は「第2領域」で取り組みたかったのですが、無理ならば自分で「第1領域」に引き上げるしかないと判断しました。
また、それができる時期もやってきたかなと思っています。
ブログやメルマガを前倒しできるようになってきたので。

それでも、自ら納期をつくっているので、まだ「健全な強制力」の範囲に収まっているはずです(と思い込みます)。

さて、あなたの第2領域活動は、進んでいるでしょうか。
もし、第2領域の活動を先のばししてしまうなら、自分で第1領域の活動に押し上げられないでしょうか。
ぜひ、考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、昨日は、夜にスタバへ。
「習慣化コミュニティー」のイベントページづくりや
「良習慣塾」セミナーの準備など。
集中できました。

帰りは、塾帰りの娘と一緒に帰宅しました。(^^)


 


 

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・会社員

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