早起きの習慣

休日の寝だめは有効か?平日と休日の起床時間の差が大きいと不眠の自覚を感じる。

投稿日:2016/03/12


あたなは、「休日の寝だめ」をしていますか?

平日と休日の起床時間は、あまり大きく変えないほうが良いです。

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平日と休日の起床時間の差が大きい人ほど不眠を自覚している

ある助教授が、「平日と休日の起床時間の差による不眠の自覚の割合」について調査したそうです。

休日の起床時間が、平日よりどれくらい遅くなっているのか、調べた結果は以下のような数字でした。

・2時間未満の人が不眠を自覚する割合:25.9%

・2〜3時間遅い人が不眠を自覚する割合:29.4%

・3時間以上遅い人が不眠を自覚する割合:33.3%

だったということです。

この結果は、「平日と休日の起床時間の差が大きい人ほど、不眠を感じる割合が高い」ということをあらわしています。

 

仕事をはじめ、やりたいことややるべきことがあるけれど・・・

最近、早起きセミナーや早起き習慣化コーチングに申し込まれる方に、仕事は比較的早めの時間に退社されているのにもかかわらず、夜寝る時間が遅い方が増えています。

「あれもやりたい」、「これもやっておかないといけない」、という感じで、仕事終わりの活動に時間を費やしすぎて、寝る時間を削ってしまっているのです。

結果、「早起きができない」、「日中のパフォーマンスが上がらない」と言われる。

はたから見ていると、「それは、、、そうですよね。。。」と思いますので、率直に伝えますが・・・(笑)。

以前は、「仕事時間が長くて早起きできない」という方が多かったのですが、課題が変化しているように感じます。

最近のトレンドなのかもしれませんね。

そのような方は、休日に長く寝ることによって、、平日の睡眠負債を返済しようとします。

しかし、それは注意が必要です。

基本的には「寝だめ」はできないからです。

たとえば、2日間(48時間)起き続けていて、その後に12時間ずっと寝続けたからといって、「平均6時間の睡眠を確保できた」ということにはなりませんよね?

そのような睡眠のとり方をしていたら、むしろ、睡眠のリズムは大幅に崩れてしまうでしょう。

睡眠不足が続くと、体力も落ちますし、抵抗力も弱くなります。

あまりにも長く続くと、メンタルの不調にもつながります。

仕事はもちろん大事です。

しかし、あまり仕事で自分を追い込まず、残業も減らして、あなたの睡眠時間を確保しましょう。

もし、どうしても仕事が厳しい場合は、思い切って会社に相談して、仕事量を見直してもらうことも必要だと思います。

それによって評価が下がる可能性はあるのかもしれません。

それでも、そうなったらそうなったで仕方がないことだと受け止めるくらいの胆力は必要ではないでしょうか。

 

「健康」を維持するために、睡眠時間を確保しよう

私が好んで使っている「6本の柱」というフレーム。

人生を充実させるための6つの要素で、ワタミの渡邉美樹さんの著書にのっているものです。

「6本の柱」は、

・仕事
・家族
・教養
・財産
・健康
・趣味

という6つで構成されています。

幸せに生きるためには、どれも重要な要素ですよね。

では、この中で一番大切なのは何でしょうか?

そう、それは「健康」です。

健康でなければ、ほかの5つが充実していても、本質的な意味での幸せは訪れません。

たとえば、お金があって高級な洋服を買って、好きなものを食べて、資格をたくさん取得して、英語がペラペラでも・・・それらを病院のベッドの上で過ごしているとしたら、どうでしょうか?

私は、そのような状態は幸せだとは思いません。

だからこそ、健康を第一にしたい。

そのために運動しているし、そのために睡眠時間を確保するのです。

場合によっては、早起きしなくても、睡眠を優先する必要があるケースも多いです。

不健康な状態で早起きしても、良い人生は送れません。

健康をキープするためにも、睡眠負債をためないこと。

そのためにも、休日も、なるべく平日と同じ時間帯に起きましょう。

平日の2時間以内のずれにおさめることがおすすめです。

 

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■編集後記

今日は午前中にスイムを30分練習。

午後は、習慣化コンサルティング社さんの「天職のグループコンサルティング」5回目に参加。

夜は、娘の保育園のパパ友たちと謝恩会の打ち合わせ。

帰宅して家族との時間を過ごすことができて、充実しました!(^_^)

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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