早起きの習慣 時間の習慣

「続く人」と「続かない人」が見ている時間軸の違いとは?

投稿日:2021/08/23


短期的に見れば「できていない」と思うことでも、長期的に見るとできているということがあります。

早起き習慣化も同じです。




 

習慣化では記憶より記録が重要

「早起き完全マスタープログラム」セミナーで興味深い感想がありました。

それは、メンバーのEさんの1週間の気づき・感想のところで出たコメント。

それは、

・今週は仕事やプライベートでイレギュラーのイベントが多かった

・そのため、睡眠時間が一定しなかった

・よく眠れた日もあれば、睡眠時間が少なかった日もあった

・気分としては「アップダウンが激しかった」という感覚

・今回のセミナー向けて睡眠時間の平均をとってみた

・すると、平均値としては目標にしている7時間30分だった

・アップダウンを感じた感覚よりも記録を見ると、1週間単位ではバランスが取れていることがわかった

ということだったのです。

これは、

・記憶より記録が重要

ということです。

簡単に書くと、

・1日という「点」で計測すると凸凹があった

・でも、1週間という「線」で継続するとフラットだった

ということなのですね。

伝わりますでしょうか。

 


 

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人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ

“人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ”

「喜劇王」と呼ばれるチャールズ・チャップリン氏の言葉です。

早起きもこの名言の通り。

1日寝坊してしまったからといって、そこであきらなくていいのです。

もちろん、5時起きしようと思って目覚めたら7時。

ダメージを受けるでしょう。

でも、本当に大事なのはそのあとです。

どんなリカバリーをすればいいのか考えましょう。

習慣は「再開すれば、途切れない」のです。

むしろ、1日の中で良習慣を組み合わせるのは限界があります。

どれほど偉大な人でも24時間という枠は変わりません。

ですから、習慣化の上級者になっていくと、1日のキャパシティーの限界がやってくるのです。

では、どうすればいいのでしょうか。

1日という「点」で考えるのを手放しましょう。

1週間という「線」で考えるのです。

たとえば、ランニングの習慣化。

運動は毎日できれば理想的です。

ただ、自宅にトレーニングルームを持っているような方でなければ、厳密に毎日ランニングするのは簡単ではありませんよね。

以前、私の友人は傘をさして走っていましたが(危険ですよね・・・)。

そのようなときは、無理に「毎日ランニングする」とすると継続が大変になります。

「大変だ」という気持ちは、習慣化の大敵。

やがて続かなくなります。

ですから、線で見ることによって「週に3回以上は20分以上のランニングをする」でいいのです。

 

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「続く人」が見る時間軸と「続かない人」が見る時間軸の違いとは?

私自身、早起き習慣化にトライしているときは「365日毎日4時台に早起きする」という目標をたてていました。

それが実現できなかったら「早起きを習慣化した」と言えないと考えていたのです。

今から考えるとどれだけ大変なことをしようとしていたのでしょうか。(笑)

この条件だと、1年ずっと成功し続けても、365日目に二度寝してしまったらおしまい。

「早起き習慣化できませんでした」となってしまいます。

では、365日のうち364日4時台に早起きした人は「早起き習慣化できていない」のでしょうか。

そんなことはありませんよね。

 

どの時間軸で見るのか

できない1日だけをクローズアップで見たら悲劇。

でも、1年というロングショットで見れば喜劇なのです。

まさに「点と線」ですね。

これは習慣化でうまくいく人とうまくいかない人の意識の違いです。

「続かない人」は「点」で見る傾向があります。

一方の「続く人」は「線」で見る傾向があるのです。

 

「早起き=目的」ではない

何より、私たちは早起きすることそれ自体が目的なのではありません。

自分にとって「最高の1日」をつくるためには、早起きという「手段」が必要なだけなのです。

その「最高の1日」は、どんなことが完了していればいいのか。

それらのタスクを完了させるためには早起きが必要なら、早起きを活用すればいいわけです。

そのため、構文としては、

・「最高の1日」のために早起きをする(○)

という流れが正しいと考えています。

注意が必要なのは、

・早起きできたから「最高の1日」になる(×)

というわけではないこと。

これは、

・練習していたら金メダルがとれた(×)

という構文ではなく、

・金メダルをとるためにこういう練習をしてきた(○)

という構文が正しいということです。

 

あなたにとって「最高の1日」とは?

「最高の1日」とは、あなたのパフォーマンスが最大限に発揮されている状態のこと。

ですから、極論を言えば夜ふかししてもいいかもしれません。

そのほうがその人のパフォーマンスが高まるのであれば。

ただ、たいていの人には夜型でパフォーマンスアップが起こることはありません。

・「最高の1日」のために夜ふかしをする

という構文を語っている人はレアなので。(笑)

さて、あなたにとっての「最高の1日」とは、どんな1日でしょうか。

ノートに書き出してみることをおすすめいたします。

そして、あなたの最高の1日に早起きが必要なら、ぜひ早起き習慣化にトライしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝7時から「習慣化オンラインサロン」絆チームのミーティング。

7時30分から10時まで「早起き完全マスタープログラム」セミナー開催。

11時から映像セミナー受講でした。

なぜかふとミスチルの「くるみ」が聴きたくなり、YouTubeに。

Mr.Children 「くるみ」 MUSIC VIDEO – YouTube

久しぶりに聴いたら「なにこの曲!?すごい名曲じゃないか!」と。

ミュージックビデオを見て涙を流してしまいました。

歌詞の意味をかみしめ、またコメント欄を読んでいて、さらに感動。

日曜日の朝から心が震えました。(^^)


 


 

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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