気づきの習慣

あなたの肩書は何か?肩書によってセルフイメージがつくられる功罪について。

投稿日:2016/03/13


人は、肩書によって「それらしく」なるものです。

肩書によってイメージができあがるメリットもあれば、それにしばられる側面もあります。

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肩書やキャッチフレーズを考えることが天職への近道

「天職を見つけるためのグループコンサルティング」で、「肩書」や「キャッチフレーズ」についての話題になりました。

「自分にフィットする肩書やキャッチフレーズが決まると、天職に近づく」という話でした。

確かに、これは納得がいきます。

先日参加した中村仁さんのセミナーでも「肩書が重要」だと話されていました。

肩書と一緒に生きていくと、セルフイメージが肩書に近づいていくからです。

 

肩書によってイメージができあがる一方、イメージが固まるリスクもある

職業でも、肩書の大切さがわかります。

社長は社長らしいし、部長は部長らしいものですよね。

わかりやすくいえば、ワインのラベルのようなものかもしれません。

中身のワインは安くても、ラベルを高級ワインに貼り替えたら、それらしく見えてしまうものなのです。

たとえば、私が、「コーチ」という肩書にしたとします。

人前で、「コーチの伊藤です」と名乗っていると、自分の中にその肩書にイメージが定着します。

そうなると、ルーキーの頃にはなかったコーチらしさが徐々に追いついてきて、コーチらしく振舞うようになるんですね。

「とにかく明るい」にすれば、とにかく明るくなるのです(笑)。

一方、デメリットもあります。

「コーチ」と限定すると、サービスのフィーに影響してくるのです。

一例をあげると、国際コーチ連盟のトップクラスであるマスターコーチがいます。

マスターコーチングのパーソナルコーチングフィーが1ヶ月50,000円だとします。

すると、自分がコーチである限り、そのフィーで提供することが自分の中で限界値になってしまうのです。

「あのマスターコーチが50,000円だったら、自分は30,000円が精いっぱいかな・・・」という風に。

これは、私の実感です。(^_^;)

 

一般的な肩書をはずして自分の肩書を再定義できるか?

そこで、試しに、「コーチ」という肩書をはずしてみる。

そうすると、業界の慣習やコーチの資格のランクにしばられずに済みます。

簡単な例でいえば、「良習慣定着コーチ」ではなく、「良習慣定着コンサルタント」にすれば良いのですね。

先人がいなくなるわけです。

古川武士さんは習慣化コンサルタントなので、ちょっとだけずれていますし(笑)。

もちろん、オンリーワンの肩書をつくることによって、怖いことや面倒な部分は生じます。

「コーチ」という一般的なイメージをはずしたら、「自分が何者か?」ということをイチから説明しなければなりません。

しかし、だからこそ、オンリーワンの価値が生まれることにもつながるわけです。

セルフイメージを決める肩書。

私も、まだまだ探求のプロセスです。

あなたがイメージする未来から考えてみると、良いかもしれませんね。

あなたが望む未来にふさわしい肩書は何ですか?

 

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■編集後記

今日は、夫婦で、「かつしかふれあいRUNフェスタ」に参加。

かつしかふれあいRUNフェスタ

初めてエントリーした大会で、堀切菖蒲園の付近で開催されました。

家族4人で出かけて、子どもたちはゴールで待っていてもらいました。

堀切のゆるキャラ「ほりきりん」にも会えました(笑)。

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