気づく習慣

自分が世の中に残す「差分」をプラスにするために生きていく

投稿日:


「自分が世の中に遺せるものは何だろう?」

大切な人間関係を失ったときに浮かんできた問いです。

私が思い出したのは「差分」という考え方です。




 

「価値観を大切にすること」はバランスを崩すこと

自分の価値観を大切にすること。

それは、バランスを崩すことです。

なぜか。

私たちが「価値観を大切にする」というときは、自分にとって「大事な何かを優先する」ことです。

それは同時に「別の何かの優先度を下げる」ということでもあるからです。

わかりやすいのは、時間の使い方ですよね。

たとえば、あなたが「今週は仕事を優先しよう」という価値観を大事にすると決めたとします。

すると、

・家族との時間

・趣味の時間

・休息の時間

などの時間を減らして、仕事に割りあてる時間を増やすことになりますよね。

つまり、

・「仕事」という価値観の優先度を上げる

と決めたら、

・「仕事以外」という価値観の優先度を下げる

と決めるということとなりますね。

もちろん、すべてを平等に扱えれば理想的ですが、限られた時間やお金ではそれは簡単ではありません。

ですから、自分が持てるリソースの中で価値観の優先順位をつけなければなりません。

それも、一度決めたらそれでOKというわけでもなく。

環境や状況によって、順位を変え続ける必要があるわけですね。

大事なものは変わります。

今年の3月に、義母が亡くなって様々なバランスが崩れて感じたことです。

 


 

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あなたの価値観は外見に表れている

「価値観」という言葉は、「自分の内面のこと」と思うかもしれません。

でも、価値観は外側にあらわれています。

あなたの行動。

あなたが使う言葉。

あなたの人間関係。

それらを見れば、「あなたが日常で何を大切にしているか?」が表出されているものなんですね。

わかりやすいのは、私たちの「体型」と言われています。

体型は、

「私は、この価値観を大切にして生きています」

という想いが、表に出やすいんですね。

なぜなら、体型を見れば、

・日常的に、運動に取り組んでいるか?

・暴飲暴食をしていないか?

・日頃、セルフマネジメントができているか?

といったことがわかってしまうからです。

たしかに……と。

スナック菓子や砂糖たっぷりのジュースを飲んでいたら、それが体型にあらわれますよね。

ライスをおかわりしたり、ラーメンを大盛りにすれば、体重が変わります。

誘惑に負けてお酒ばかり飲んでいれば、それも体型に表出してくるでしょう。

フィットネスジムのHPに「股下は遺伝。体重は努力。」という言葉があったことを思い出します。

もちろん、個人差はあるにせよ、何らかの形で体重は私たちのセルフマネジメント力を表現しています。

それが、体型にあらわれるんですね。

好むと好まざるとに関わらず。

そう考えたとき、私は街を歩くのが怖くなりました。

この体型で歩いている私は、街中で「私は、ホッピーとやきとんが好きな価値観で生きています」と宣言しているように感じたからです(笑)。

まあ、日常的にランニングはしているので、まだ少しは救いがあるような、、、気がしていますけれども。

 

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生きることで世の中に遺せるものは「差分」である

そう考えていくと、

「人が生きるということは、何かしらの価値観を世の中に表現していくこと」

だと思うのです。

なぜなら、その人の「生き方」は、隠しきれるものではないからです。

たとえば、「愛」の価値観を大切にする人は、結婚して子どもがいるかもしれません。

あるいは、「仕事」の価値観を大切にする人は、結婚はせずに生涯を仕事に捧げて何か作品を世の中に遺すかもしれません。

意識的にせよ、無意識的にせよ。

それが、

「人が生きるのは、その人が持つ価値観の宣言」

と思う理由です。

では、私たちが人生で残せるものは何でしょうか。

私が考えているのは、

(1)自分が生まれたときの世の中

(2)自分がこの世を去るときの世の中

の2つの世界があるとしたら、

(3)(1)と(2)の差分=私が世の中に残したこと

だと考えています。

ですから、その差分をできるだけ大きくしていきたいと大きくしていきたいです。

もちろん、プラスの方向に(マイナスになるとまずいですね……)。

そのためには、

・ブログを書くこと

・本やKindleを書くこと

・コーチングでクライアントの方に成果をあげていただくこと

・セミナーで学びや気づきを得ていただくこと

・笑顔の回数を増やすこと

などは、増やしていきたいことです。

私が世の中に関わったことだと思うので。

亡くなった義母は、私に妻という存在を与えてくれました。

妻と私との結婚を認めてくれたおかげで、息子と娘がこの世に生を受けました。

このことだけでも、私は、義母から受け継いだものから、世の中に「差分」を生じさせたということになりますね(親として、子どもが世の中にとってプラスの差分になるように見守らなければ……)。

私自身も、私が関わらせていただいている方々も含めて、少しでも世の中がよくなる「差分」をつくりたいものです。

さて、あなたは世の中にどんな「差分」をつくりたいでしょうか。

ぜひ考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、義母の納骨へ。

朝から遠出しました。

また、昨日は、横浜トライアスロンの開催日でもありました。

元帥(井ノ上さん)のブログを読んで、感動しました。

交通事故+αからの復活。コロナ後の横浜トライアスロン2022レポート | EX-IT 効率化で独立を楽しく

私も当選していたのですが、出場を断念しました、、、


 


 

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