気づく習慣

デジタルで行動を管理し、アナログで思考を整理する

投稿日:


手帳のようなアナログツールとGoogleカレンダーのようなデジタルツール。
どう使うと最適なのでしょうか。
私の考え方と使い方をまとめてみました。




 

アナログの手帳一辺倒だった頃

この時期になると、私の周囲にそわそわする友人たちが増えます。
悩んだり、困ったりしているんです。

なぜでしょうか。
答えは「手帳」です。

来年の手帳を何にするか。
迷う人たちが出てくるんです。

「ほぼ日」みたいに決まっていても、やはり迷ったりするみたいですね。
こういうのは、迷うのも楽しかったりします。

私も、手帳は好きです。

以前は、けっこう凝っていたんです。
GMOインターネットの熊谷正寿さんの本『一冊の手帳で夢は必ずかなう』に影響を受けました。
もちろん、バイブルサイズの手帳を買って。
パンパンにふくれる手帳にしてました。

WATAMIの渡邉美樹さんの手帳術にもハマりました。
本は『夢に日付を!』です。
今でも、タスクを消し込むときに赤ペンで消す慣習があるのは、この本の名残です。

最終的にはフランクリン・プランナーに到達。
『7つの習慣』に沿った手帳ですね。
手帳やリフィルにどれだけ投資したか。
有名な葬儀のワークをやりながら社食で涙したり(笑)、マニアックに使っていました。

そんな形で、常に手帳を持ち歩いていました。

ただ、私が使っていた手帳たちには、デメリットが。
どれもだんだん重たくなってきたんです……。

極めつけは、会社で毎週開いている定例会議の日程が、1年の間に2回変わったこと。
1年分の会議の予定を手帳に記入していたのに。
会議の予定を丸ごと書き換えていたとき「この時間、めちゃくちゃもったいないな……。」と。
アナログのデメリットですよね。

そこで、デジタルのGoogleカレンダーに切り替えることにしました。

 


 

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デジタル一辺倒だった頃

Googleカレンダー。
最初こそ慣れなかったものの、やがて快適になりました。

パソコンでも、スマホでもサッと見られます。
機能的にも、どんどん使いやすくなっていますよね。

今では、Googleカレンダーを見ない日はありません。
というより、毎朝1番に見ています。
Googleカレンダーが無くなったら、私の日常は数日で破綻するのは確実でしょう。

Googleカレンダーから飛んできたGmailのリマインドメールに何度助けられたか。
タスク管理としても活用しています。
手放せません。

ただ、やはりGoogleカレンダーも万能じゃないんですよね。
私にとっては。

何がデメリットなのか。
Googleカレンダーは、優秀なカレンダーツールではありますが、私にとっての「思考ツール」にはなってくれないのです。

考えるときの相棒としては、私はアナログに軍配が上がります。
手帳とまではいかなくとも、紙に書き出して考えたいからです。

先日も、
・セミナー
・読書会
・ワークショップ
・ニュースレター発行
などのタスクが重なりました。

Googleカレンダー上で見ていると、「やらなきゃ」という思いばかりが浮かび上がります。
あせり。

そのとき、活用したのが自分の思考整理のためのノート。
シンプルに時間軸に並べたら、優先順位は一目瞭然でした。

これはGoogleカレンダーにはなかったメリットです。

 

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デジタルとアナログの機能から使い分ける

デジタルのツールは、
・情報量が多い
・検索しやすい
・くり返しのタスク管理に強い
などのメリットがあります。
私はこれまでデジタルツールの効率化によって、多くの時間を生み出してきました。

一方、アナログのツールは、
・思考整理に強い
・自由度が高い
・一覧性が高い
というメリットがあります。
アナログは、私が大切に思っていることや未来に成し遂げたいことを明らかにしてくれました。

さて、どちらを使うか。

私は両方使っています。
理由は、どちらにもメリットを感じるからです。

ただ、使い方を分けています。
それが、タイトルにも記載した
(1)デジタルツールは行動管理のため
(2)アナログツールは思考整理のため
という用途です。

私のイメージとしては、
・デジタルは結果
・アナログはプロセス
です。

要は、デジタルでカバーしづらい部分をアナログで補う。
同時に、アナログが苦手なことやデメリットはデジタルを活用する。
この組み合わせの最適なバランスが、人や状況によって変わるわけですね。

デジタルは記録に残ります。
アナログは記憶に残ります。

どちらのツールも、事実の価値を高めてくれる機能を持っている。
だから、両方を使ったほうがいい。
私はそう考えています。

もちろん、あなたのデジタルとアナログの活用法でうまくいっていれば、問題ありません。
ただ、デジタルツールばかりで(私のように)優先順位を見誤ったりすることがあれば、アナログの併用はおすすめです。
一方、アナログばかりで時間をかけすぎている場合は、デジタルツールも併用してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にトライアスロンのスイムスクールへ。
前後の自主トレと合わせて、3500メートル泳ぎました。

昨日は初めて周回遅れにならず、ついていけました。

新調したスイムグッズたちも好調です。(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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