モチベーションの習慣

「本当にやりたいことが見つからないから行動できない」という問題について

投稿日:2020/10/30


「本当にやりたいことが見つかれば、行動できるようになるはずだ」

これは本当でしょうか?




 

「にわとりが先か?たまごが先か?」という因果性のジレンマ

「にわとりが先か?たまごが先か?」

この問いは「因果性のジレンマ」としてよく例に出されます。

生物学など専門的な学問になれば、それなりの答えがあるのかもしれません。

この質問は、永遠に答えは出ないものですよね。

「にわとりが先か?たまごが先か?」

これだけなら私たちの人生に影響を及ぼすことはありません。

ただ、同じような質問に悩んでいる人は多いものです。

たとえば、

「会社員を続けるのか?それとも独立起業を目指すのか?」

「得意なことを追求したほうがいいのか?それとも好きなことを追求したほうがいいのか?」

「複業を大事にするべきなのか?それとも家族との時間を大事にするべきなのか?」

という問いも似ています。

こういった問いにとりつかれてしまうとしんどいです。

「じっくりと考えてから動き出そう。答えが出るまでとことん考え抜かなければ」

一見、正論のように聞こえます。

ただし、これだと答えが出ないまま、時間だけがすぎていってしまうのですよね。

テーマの重さ次第ではありますが、うまくいく人はこういう考え方をしていません。

「あまり考えすぎず、次の一歩を踏み出してみよう」

そういった軽いステップを踏み出す人のほうが、前進しているパターンが多いのです。

 


 

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「やりたいことが見つからないから行動できない」という問題

コーチングのテーマとして持ち込まれることも多いのが、この「にわとりが先か?たまごが先か?」問題です。

たとえば、

「なんとなく興味をひかれるものはあるんです。でも、絶対これだという確信が持てないんです」

とか、

「私が行動できないのは本当にやりたいことが見つかっていないからです。本当にやりたいことが見つかったら、私も行動できます」

とか、

「好きなことが見つからないから行動できないんですが、行動していないから見つからないのでしょうか・・・?」

など。

このような状態のとき、人は「本当にやりたいことが見つかれば、努力しなくても行動できるようになるはずだ」と考えています。

「私はただ単にスイッチが入っていないだけなんだ」というわけですね。

実際、その人の過去にスイッチが入って努力できた体験があったりします。

受験や資格試験、3年生最後の部活などですね。

そのときのご自身のパワーや情熱を知っているのです。

そのエネルギーが発揮できていない自分に、不完全燃焼を感じているわけです。

ですから、「本当にやりたいことが見つかれば、努力しなくても行動できるようになるはずだ」という考え方になるのですね。

私自身、まさに同じような体験をしています。

劣等生の高校生時代。

学年360人中で350番台でした、、、

しかし、高校2年生の夏に訪れた東京の予備校を受講したときに発見した合格体験記。

それを読んで私の受験スイッチが入りました。

それまでほとんど学習していなかった私が、一念発起。

1日に4時間とか5時間を学習するようになりました。

取りくんでみるとおもしろくなってくる強化もあり、とくに英語は伸びていきました。

結果、英語は学年で10位以内に入り、成績優秀者として名前が張り出されるようになったのです。

「希望の大学に入りたい」というスイッチが、大量行動を促したわけです。

まあ、第一志望には受かりませんでしたが、、、(笑)

 


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行動しよう、小さくていいから

「本当にやりたいことが見つからない」ということと、「見つからないのは行動していないから。

これは「にわとりが先か?たまごが先か?」に似ていますよね。

そういうときは、頭で考えていても答えはでません。

考えすぎるのをいったんストップしてみましょう。

人間、悩んでいときはどうしても考えすぎてしまうものです。

ですから、思考よりも体を動かすことです。

机の前で何十時間も考えるより、少しでいいので何かしら行動してみること。

そのほうがたくさんのフィードバックを得られます。

書店でずっと「どの本が自分の人生を変えてくれるかな?」と思っていてもわかりません。

それよりは本を手にとってパラパラと見て、まえがきだけを読んで見る。

そのほうが今の自分にとって必要かどうか判断できますよね。

それと同じようなものです。

やりたいことや仕事が自分に合うかどうか。

それは「やってみないとわからない」ことが確実に存在しているからです。

だからこそ、小さくていいので、実際に行動してみましょう。

私はコーチングスクールを受講するか迷っていました。

でも、思い切って無料体験講座に行ったことが、その後の人生を変えてくれるきっかけになったのです。

そのように、ひとりで部屋の中で考えても答えが出ないなら、それはもう行動にうつすときです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタートしました。

夜はマーケティング面のコンサルティングを受けました。

Googleアナリティクスの分析方法など、新たな視点を教えていただいたので、日々の実践に活用していこうと思います。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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