思考の習慣

ほかの人に期待しすぎるのはNG。忘れてはいけない「自分で選択した」という視点。

投稿日:2017/04/09


コーチやコンサルタントの強いセールス文を読んでいると、まるで「あなたに魔法をかけます!」といったような感覚になることがあります。(^_^;)

ただ、どれほど優秀なコーチやコンサルタントをつけても、最終的に努力するのは自分自身です。

 

スポンサーリンク


 

良いできごとと悪いできごとの起源

「良いことも、悪いことも、すべての源は自分なんだよ」

これは、私が母親から教えてもらった数少ない教え(笑)のうちの1つです。

学生時代に教えてもらった言葉だったのですが、当時は正直なところ「なるほど、、、わかるような気もするけど・・・?」くらいにしか思っていませんでした。(^_^;)

しかし、社会人になって、いろいろな経験をしてくると、この言葉の重みがわかってきました。

先日、友人のコーチから興味深い話を聞きました。

それは、友人のコーチが契約しているクライアントから、「コーチのアドバイス通りにしたのに、うまくいかなかった」と不満を言われたというのです。

友人のコーチは誠実な人で、クライアントをだますような人ではありません。

また、コーチは基本的には自分の考えをクライアントに押しつけることはしませんので、クライアントから「コーチはどう思いますか?」というアドバイスを求められたからこそ、自分の考えを述べただけだそうです。

ベテランのコーチやコンサルタントであっても、すべての正解がわかるはずもありません。

そのクライアントの方は、そのような前提を見失ってしまい、そのような発言をしてしまったのでしょう。

 

「自分で選んだ」という決断を忘れない

コンサルタントやコーチを雇う場合、

・自分よりすごい人なのだから、色んなことを知っているだろう

・だから、その人の言うとおりにやれば正解なはずだ

という風に思うのは仕方のないことかもしれません。

事実、私はそのように考えていた時期があります。。。

しかし、それは危険な考え方ではないでしょうか。

なぜなら、その思考の元に「自分で考えてから選択する」という視点が抜けてしまっているからです。

また、そもそも論から考えると、「あなたのせいで・・・」と言った人を選んだのは、ほかの誰でもなく、そのクライアントなのです。

その視点を忘れて、アドバイスをくれたコーチの批判をするというのはどうなのだろう、と、ちょっと考え込んでしまいました。

・・・考えてみると、パートナー選びや会社選びにも通じることかもしれませんね。

自分が選択した相手に対して、文句を言うという。。。(^_^;)

 

自分の決断を正解にしていく

どれほどすごい人だとしても、私たちは同じ人間です。

けた違いにレベルが違う人というのは、そうそういないはずです(いたとしても、身近に出会っていない可能性が高いでしょう)。

誰にだって間違いはあるし、誰にでもわからないことはあるものです。

その点を理解していれば、たとえクレームを言いたいようなことがあっても相手を責めるようなことはせず、「では、どうすればいいのか?」ということを考えていくようになります。

生きていれば、想定外のトラブルに巻き込まれることはあります。

それでも、長期視点でとらえ直してみると、意外とそのトラブルが自分に足りないところを教えてくれるできごとだった、というのはよくある話です。

そのような意味でも、結果を嘆く思考にならずに、なるべく柔軟性を持っていないと、ほかの人に期待し過ぎて、思いもよらぬ展開になってしまうかもしれません。

ほかの人へ期待するより、自分の選択を正解にするための行動を積み重ねていきましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

プロ野球観戦のためにチケットを購入しました。

6月14日、東京ドームでのジャイアンツ対ソフトバンクです。

ファミリー席というのがあることを初めて知りました。

3枚セットか4枚セットしかないのですが、1人1,900円と、かなりお得なんですよね。(^_^)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

活躍している人への嫉妬や批判の感情をニュートラルにする2つの方法

近しい友人や知人が活躍している姿を見ると、うれしさとともに嫉妬や批判したくなる気持ちが湧き上がることはないでしょうか。 そんなときの2つの対処法を記事にしました。   お金を稼いでいる友人を …

時間の使い方が上達する3つのステップ。時間の使い方は脳の使い方。

私たちの「時間の使い方」は、私たちの「脳の使い方」と同じです。 理想の1日に近づいていくために、その法則を活用していきましょう。   新しい「理想の1日」を実践するためには? 今日は、新たに …

「自分はだめな人間だ」思考におちいりそうになったらどうするか。過去の成功体験に焦点をあてること。

自分のことを「この程度の人間だから」と思っていると、それ以上の人間になることは難しいと思っています。 「自分はだめな人間だ」という思考におちいりそうになったときは、自分ができていることに焦点をあてるこ …

無力感をつくり出す3つの思い込みを打ち消す方法

「自動的にネガティブなことを考えてしまう思い込み」を「ANT」と呼びます。 これは「Automatic Negative Thoughts」の頭文字。 このANTを打ち消すための方法を記事にしました。 …

荒波にもまれることを喜べるか。悩みの先にあるのは得たい未来かも。

悩みがない人はいないと思います。 進んで悩みたいという人はあまりいないと思いますので、その悩みを「自分を成長させてくれる機会」だととらえてみてはいかがでしょうか?   スポンサーリンク &n …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。