タイムマネジメントの習慣

充実の時間のために「感情のスケジュール」ではなく「理性のスケジュール」をつくる

投稿日:2020/08/09


気分や感覚ですごす「感情のスケジュール」では、充実した24時間をつくれません。

それよりも意図を持った「理性のスケジュール」ですごすようにしてみましょう。




 

「理性のスケジュール」と「感情のスケジュール」とは?

あなたの24時間の中に、「定期的な予定」はどれくらい入っているでしょうか。

私は、重要な活動に関してはできるだけ定期的な予定として、カレンダーにスケジュールするようにしています。

先に「大人の時間割をつくっておく」ということですね。

たとえば、

・「良習慣塾」での毎月セミナー開催

・「早起き習慣化プロジェクト」での毎月セミナー開催&グループコンサルティング

・週3回の「習慣化オンラインサロン」の朝活ファシリテーション

・学びのコミュニティーでの毎月セミナー参加

・定期的な継続クライアントさんたちとのコーチングセッション

・「習慣化の学校」の参加ならびにサポート

・「習慣化オンラインサロン」運営の週間ミーティング

・自分がコーチングを受ける

などです。

こうして重要な活動を天引きしておく。

そうしておけば、私のようにいくら面倒くさがりやでなまけものであっても、動くことができます。

それほど意志や努力をせずに、自動的に重要な活動の時間をとることができるわけです。

この方法を、私は「理性のスケジュール」と呼んでいます。

この手法は合う人と合わない人がいます。

以前の私は「感情のスケジュール」ですごしていました。

ただ、そうやって感情に任せてぼんやりすごしていると、ほかの人からの依頼や時間に流されてしまいます。

ですから「予定を入れるかどうするか?」ということに迷わないようにしておくことが重要。

とくに「この時間はほかの人と一緒にこの活動をする」という約束を決めておく。

それに沿って自分の行動をあてはめていくほうがラクなのです。

実際に、その時間割に沿って行動していれば、自然に「第2領域」の重要な活動に時間を投資することができます。

ですから、自分が望む結果もついてくるようになるのです。

 


 

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「感情のスケジュール」だと重要な活動が習慣化されない

以前の私は、時間割ではなく行動に合わせてスケジュールを組んでいました。

ですから、その日によって取り組む活動はバラバラ。

行き当たりばったりで1日をすごしていました。

午前中に打ち合わせを入れる場合もあれば、仕事が早く終わりそうだったら「飲みに行こうかな」という感じ。

まさに「感情のスケジュール」だったのです。

私の場合、「感情のスケジュール」ではだめだという結論になりました。

なぜ、「感情のスケジュール」がだめなのか。

それは、「重要な活動を習慣化できないから」のひと言につきます。

充実した1日や目標達成に向かう時間の使い方を考えると、行動を習慣化しておくことが欠かせません。

たとえば「朝早起きできたら、オンライン朝活に参加しようかな」だと、起きてもなんとなく参加する気にならなかったりします。

「誰に約束しているわけでもないし」というセルフトーク(頭の中のひとり言)が出てきてしまうのです。(本当に意志が弱いんですよね・・・泣)

感情に任せてしまうと、ほとんど場合はやろうとしたことができずに気分に流されてしまいます。

ですから、感情を介在させないような「理性のスケジュール」をつくることが重要なのです。

「理性のスケジュール」をつくっておかないと、ダラダラとすごしてしまう時間が出てきてしまいます。

スマホを必要以上にさわってしまったり、とくに見たいわけではないテレビを見てしまったりしてしまうのですね。

それは時間の無駄づかいです。

ですから、そういった誘惑を断ち切るために「理性のスケジュール」を考えておき、それを淡々と実行すること。

そのようにして「感情のスケジュール」から「理性のスケジュール」のスタイルに変えてから、私の日常は充実度が高まるようになってきました。

 


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時間の有効活用のために「理性のスケジュール」をつくる

言うまでもなく、私たちの24時間は有限です。

でも、使い方は無限なのですよね。

人生100年時代だとすれば、私たちが使える時間はおよそ88万時間。

この数だけ見るとたくさんの時間があるように思えてきます。

でも、本当に100歳まで生きられるかはわかりません。

私自身、今年で44歳なので、人生の折り返し地点が見えてくる年代です。

その限られた時間を有効活用し、より良い人生にしていくためには「理性のスケジュール」が必要だと考えているのです。

意志力を使わずとも、重要な活動に取り組めるからです。

たとえば、小学校の時間割は、じつに優れた「理性のスケジュール」ですよね。

4時間目に音楽の授業があるから、あまり音楽が得意ではなくてもとりあえず準備をして、音楽室に移動していたわけです。

感情よりも理性が勝てる仕組みはすばらしいものでしょう。

会社だって「始業時間」というものがあるからこそ、そこに間に合うように通勤しているはずです。

「理性のスケジュール」は、それと同じ感覚なのです。

「理性のスケジュール」があれば、「何時までに終わらせる」というタイムリミット効果も生まれます。

それがないと、「理性のスケジュール」をつくってもだらけてしまうからです。

「理性のスケジュールをつくってその通りに実行できる人は、意志が強いのではないか?」と思われるかもしれません。

事実、以前の私はそう考えていたことがあります。

ただ、私の場合は本当に逆なのです。

「感情のスケジュール」で動くと確実に流されてしまいます。

そうして、なんとなく時間をすごし、気づくと「やっちまった」という24時間ができあがってしまうのです。

できるだけその感情を味わいたくないからこそ、「理性のスケジュール」ですごすことを目指しています。

ですから、できるだけ「感情のスケジュール」に流されないようして、「理性のスケジュール」で自分の意志を入れずにすごすようにしているのです。

さて、あなたも私のように「感情のスケジュール」で思い通りにすごせていないことに悩んでいるかもしれません。

それならば、ぜひ「理性のスケジュール」を取り入れてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、「習慣化オンラインサロン」の朝活にZoom参加。

そのまま1週間のふり返り&プランニングタイムと目標達成部にも参加しました。

その後にコーチングセッション。

午後は家族3人でウォーキングを兼ねて、2駅先のおでん屋さんへ。

先日「ぺこったー」というアプリで予約したお店です。

おでんはおいしく、お店もおしゃれですてきでした。(^^)


 


 

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