時間の習慣

「理想の1日」実現に大げさなことはいらない

投稿日:


24時間をどう有意義にすごせるか。
そんな「理想の1日」を考えることが好きです。
何度も考えていると、理想の1日とはじつはシンプルな1日なのだと感じてきています。




 

長期的なゴールに向けた計画

「散歩のついでに富士山に登った人はいない」
そんな言葉があります。

何かのビジネス書だったでしょうか。
10年くらい前に出会った言葉の記憶があります。
(当時のブログに書いてありました)

「なるほど」と。
私は共感しました。

たしかに、大きなゴール達成は、散歩のようにふらりとはいきませんよね。
スタートはサクッと始めたとしても、ずっとそのペースだと実現困難でしょう。

今、娘が高校受験に向けて勉強しています。
日々の勉強はサクッとできたとしても、気分だけで勉強を進めたらどうか。
好きな科目だけ勉強して、苦手な科目はやらなくなるかもしれません。
そうなると、志望校合格という長期ゴールを達成する可能性は低くなります。

仮に、登山初心者が「富士山登頂」というゴール達成のためには、
・「富士山に登るぞ」という想い
・想いを実現するための長期的な計画
・計画を行動に移す実行
が必要です。

もちろん、「散歩のついでに富士山に登った人はいない」という言葉に文句をつけるわけではなく。
計画せずとも「思いがけない成功」を体験することもあり得ます。

私の小さな体験ですけれど、実際に起こったことがあるからです。

 


 

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意図せず「理想の1日」を実現した日

では、いったい何が「思いがけない成功」だったのか。
私の中での「理想の1日」が実現した日があったんです。

ざっくり書くと、下記のような1日(休日)でした。

午前中に、
・早起きする
・コーチングセッションをする
・セミナーを受講する
などを実行。

午後に、
・本を読む
・ブログを書く
・トライアスロンのトレーニングをする
など。

夕方から、
・家族と遊ぶ
・リラックスタイムを過ごす
・早めに寝る
という感じです。

この理想の1日。
意図してつくることができたわけではありませんでした。
好きな活動を1つずつ実行していたら、うまく流れていったんですね。
翌日になって、前日のふり返りをしていたら「あれ、昨日はかなり理想の1日の過ごし方だったんだなー」と感じたわけです。

このときの体験から、私は気づいたことがあります。
「理想の1日を実現するために、大げさなことをする必要はないんだ」ということです。

小さな行動。
ささいなこと。
普段から時間を使っている活動。

それだけで、理想の1日は十分実現可能なのですね。

もちろん、人生のような長期的なプロジェクトだったら「いやー、気づいたら、理想の人生が実現してました」というのは難易度が高いでしょう。

多少の困難に挑むことで得られる充実感は、短期的な刺激だけでは得られません。
長期視点で考えた計画があるからこそ、日々の精進ができる。
そんな側面があるからです。

 

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「理想の1日」実現に大げさなことはいらない

・本を読む
・運動する
・家族と過ごす
これらの活動は、どう見ても日常。
小さなことですから。

以前は違いました。
イメージでは、理想の1日を過ごすというのは、大げさなことをする必要があると思っていたんです。

たとえば、
・仕事で初めてのプロジェクトを達成する
・有名人や気のおけない友人たちと優雅な食事会を楽しむ
・有名な海外の土地や秘境に旅行に行く
・トライアスロンやマラソンの長距離レースを完走する
みたいな。
ただ、これらは非日常のイベントなんですよね。

もちろん、そんなイベントの日がやってくることもあります。
私も先日、トライアスロンを完走できたのは感動の体験でした。

ただ、それは1年の中でもほんのわずか。
300日以上は日常です。
私も、次の日は何ごともなかったかのように、普通に会社に行きました。

それに、もしも理想的な日常がイベント続きだとしたら、どうなるでしょうか。
私だったら、何だかつかれそうな気がします。

「非日常のイベントがなかったら、幸せじゃない」というのは、私としては同意できません。
だとすれば、日常で幸せを感じる人は、かなりの少数派になってしまいます。
そんなはずはないですよね。

以前の私が体験した理想の1日のように、大げさなことをしなくても、お金をたくさん使わなくても、理想の1日はすごせるんです。

ポイントは、「価値観と行動」です。
理想の1日を構成していた活動は、私の価値観に沿ったささいな行動でした。

午前中は仕事や人とのつながり(=親密性、貢献)。
午後は自分の楽しみ(=自分を磨く)。
夕方から家族との時間(=愛情)。
どれも、普段から大事にしている活動です。

どんな活動をするかよりも、自分の価値観にマッチしているかが重要ですね。

ですから、ささいな行動であっても、
・楽しさ
・充実感
・喜び
を感じる時間をすごしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部まで。
7時から「週次リフレクション」。
8時から朝活8:00の部
9時からアウトプット部の部会。
10時から「習慣化コミュニティー」のミーティングでした。

午後はオフ。
新しいデスクが自宅に到着。
執筆やセッションに集中できるようにと、妻からプレゼントしてもらいました。
感謝です。

夜は妻と一緒に地元のたこ焼き酒場で
食事を楽しみました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

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