良習慣の習慣

「何となく生きる」日々から抜け出すためには?

投稿日:


何となく生きている人と、日々の前進感を味わって生きている人。
その違いはどこにあるのでしょうか。
私の体験から考えてみました。




 

なぜ私は「何となく生きていた」のか

昨日は、母の誕生日。
お祝いの電話をしました。

そこで話題になったのは、私の大学生時代の話。
思えば、本当に劣等生で両親には迷惑をかけました。
4年制の私立大学に、6年も行ってしまったからです……。

いま、自分の息子が大学生になったとき、その2年の学費などを考えると、何ともいたたまれない気持ちになります。

母と話していて、大学生時代の自分を思い出したんです。
「なんとなく生きている」という表現がぴったりでした。

時間はあったように思います。
でも、何かをやっていたわけではない。
というより、何をやればいいのかわからなかったんですよね。

日々、不完全燃焼でした。
スイッチがあるのに使わないロボットみたいに。

現在は変わりました。
むしろ、日々の中でスイッチを何度も入れています。

たとえば、
・セミナーの前
・コーチングセッションの前
・オンライン集中タイムの前
という感じで。

そのため、寝る前は完全燃焼。
「今日も全力を尽くしたなぁ」と感じながら眠りに落ちます。

朝は楽しみなことで目覚める。
日中はやりたいことに没頭する。
夜は充実感に満たされながら眠りにつく。

そんな1日を過ごせる日が増えてきたんです。
「何となく生きていた」私にとっては、大きな変化です。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





何をしたからスイッチが入ったのか

では、私の人生が
・何となく生きていた時期
・スイッチが入った時期
では、何が違ったのでしょうか。

ひと言で言うと、何となく生きていた時期は、毎日の中に
・ゴール
・目標
がありませんでした。

ゴールが無いということは、到達点が無いということ。
同時に、ゴールがなければ目標という通過点もつくれません。

どこに向かっていけばいいのかわからない。
ですから、迷います。
人生をフラフラさまよっていました。

でも、ライフスタイルを考えていく中で、日々の中に少しずつ目標が増えていったんですね。

たとえば、
・フルマラソンを完走する
・ブログを1000記事書く
・「100人コーチング」をする
という感じです。

そんなゴールを立てて、日々の目標に向けて時間を使う。
それが、日々に充実感を生み出してきました。

「なんとなく生きている」状態から、「ゴールを持って生きている」「目標を持って過ごしている」という感じになったんです。

もちろん、ゴールを設定したからといって、すぐに何かが変わるわけではありません。
1日でできることはごくわずか。
ほとんど前進しているようには感じません。

実際、当時の私のレベルは今よりもずっと低かったわけです。
なおさら、1日でできることなんてたかが知れたものでした。

実際、ゴールや目標を考えるのって苦手でした。
できれば避けたいことだったんです。

なぜなら、ゴールを立てれば、やらないといけないことが増えるからです。
はっきり言うと、面倒なことに取り組まなければならないわけです。

しかも、ゴールを設定したら、何が待っているかといえば、「未達成になること」や「挫折すること」です。
ゴールを立てなければ、至らない自分に出会うことは減ります。
みじめな気持ちにならなくても済むんですよね。

つまり、ゴールを立てなければ挫折も無いわけです。
そっちの楽なほうを選んでいたんです。

結果、どうなるか。
「なんとなく生きている」という毎日が量産されていくわけです。

昨日と同じ1日をくり返すのでOKなら、ゴールや目標は不要です。
無理しなくていいし、考えなくてもいいんです。

ただし、そうなると、
・無計画な1ヶ月
・雰囲気ですごす1年
・流される人生
が実現してしまうわけです。

 

■スポンサーリンク




日々の前進感のためにゴールを活用する

学生時代の自分。
複業家になっている自分。

どちらが充実した人生か。
間違いなく「現在」です。

違いは1つ。

それが、
・ゴールと目標の有無
なのです。

「理想の1日」をすごしたい。
「理想の自分」に少しでも近づきたい。
ゴールに向かって、1歩ずつ進んでいきたい。

そんな日々を過ごすうちに、人生でできることが少しずつ増えてきました。
ふり返ってみると、それは紛れもなく「成長」だったんだと感じています。

ゴールを目指して目標をクリアしていく。
そのプロセスで、成長している自分がいることに気づいたわけです。

活躍している人たちは、ゴールの活用が上手です。
ですから、ゴールを設定しては、次々とクリアして、レベルアップしていきます。

一方、停滞する人たちは、ゴールが無かったり、あいまいだったりします。
そのため、以前の私のように迷路に迷い込んでしまうんですね。

ゴールがあれば、進行方向がわかります。
目標があれば、クリアすべき壁がわかります。
そこに向かって時間を使うプロセスが、「人生が前進している感じ」をつくり出してくれます。

ぜひ、
・ゴール=到達点
・目標=通過点
を活用して、前進していきましょう。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、夜に「ビジネスブックBAR」の最終準備。

今回の課題本は新年度に合わせて、習慣を続ける系の本です。
楽しみです。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

残業が激減した!朝一番で最重要のタスクに手をつける習慣。

9月、10月と、1時間以上残業した日をゼロにしました。 数年前までは、社内でもっとも長時間残業をしていたので、私にとっては快挙です(笑)。 そこに至るまでにいろいろな工夫をしたのですが、その中でもっと …

先のばしに困っている人へ。悪い先のばしを良い先のばしに変える方法。

すべてのタスクを「すぐやる」「今やる」で対処できたとしたら、それはすばらしいことだと思います。 しかし、それは現実にはありえないはずなので、「悪い先のばし」に対策する必要があります。 そのためには、「 …

「グリーンエクササイズ・ミーティング」で時間不足と運動不足を解消する方法

仕事への時間不足と運動不足に悩んでいる人はいるでしょうか。 1度に2つの「不足」を解決する方法がありました。 それが「グリーンエクササイズ・ミーティング」です。   「時間不足」解消のカギは …

今のあなたが挑んでいることが、未来の伸びしろを決める

私たちの人生は「まだやっていないこと」に可能性が隠されています。 できるようになりたいことに挑み続けて、あなたの伸びしろを開発していきましょう。   今の自分には困難なタスクに挑む習慣 ここ …

「成功・チャンス・幸運」はどこからやってくるのか?

・成功 ・チャンス ・幸運 は、どこからやってくるのでしょうか。 それらの現象のメカニズムについて考えてみました。   「努力」という流行らない言葉 努力。 流行らない言葉ですよね。 昭和世 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。