思考の習慣

年始から200日。ギャップを見るか?ゲインを見るか?

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今日で年始から200日が経過ですね。
でも、2024年はあと166日残っています。
ここから進んでいくための考え方を記事にしました。




 

「ギャップ思考」とは?

あなたの1年のゴールは、どれくらい進んでいるでしょうか。

この問いを考えるとき、人によって2種類の考え方に分かれます。

1つは、現実と理想のギャップを見る人。
「ギャップ思考」のタイプです。

たとえば、1年の目標が10個あるとします。
そのうち3つを達成している。
そのときに「7つが未達成」という捉え方ですね。

理想が10。
現状が3。
だから7つ不足している。

そんな発想です。

悪くはありません。
むしろ、この発想の人たちが多いはずです。
目標達成の分野では、まずは理想とのギャップを測定することが重要ですから。

ただ、ギャップだけを見るとつらくなります。
なぜなら、思考が常に「不足」と認識しているからです。

私もギャップがありまくりです。
トライアスロン1つとってみても、
・レースにエントリーしていない
・スイムのトレーニングから逃げている
・遠征の約束を反故にしてしまった
など。
足りないことだらけでしんどいです(書いているだけなのに)……。

誰だって、
・足りない
・まだまだ
・なぜ不足なのか
と考えるとつらくなりますよね。

理由は、目標に対して「ひき算をしている」から。
実は、自己肯定感が不安定な人は「ギャップ思考」傾向にあるんです。

 


 

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「ゲイン思考」とは?

一方、「ギャップ思考」とは別の見方があります。
それが何かというと「ゲイン思考」です。

どんな見方か。
「ゲイン(gain)」とは「得る」「獲得する」という意味です。

つまり「ゲイン思考」は、「どれだけ進んだか」という見方です。

先述の例で考えてみます。

理想が10。
現状が3。
だから「3つは進んでいる」と発想するんです。

要は「2024年、この半年間で何を得られたのか」という観点から、達成度を見るわけです。
こう考えると「3つしか進んでいない」のではなく「3つも進んでいる」と感じます。

活躍している人は「ゲイン思考」タイプが多いんです。
アクティブに行動している人ほど、自分への得点をカウントしているんですね。

なぜなら、常に「たし算をしている」からです。
「あれもできた」
「これも着手した」
という感じで。

私も、プラスを見れば
・ブログ4000日を達成できた
・「良習慣塾」が満席になった
・家族旅行に行けた
などがあります。

こっち側を見ていると、気分が良くなります。

「ギャップ思考」の人と異なり、「ゲイン思考」の人は自己肯定感が安定している傾向にあるんですね。

 

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「ギャップ思考」と「ゲイン思考」を使い分ける

私の中で、この2つの思考を使い分けています。
では、どう使うか。

調子に乗りそうなときは「ギャップ思考」です。
うまくいっている感覚がある。
それはOKです。

ただ、そう思ったときが停滞の始まり。
実際、「理想100パーセントなのか?」と言われたら。
答えは「NO」です。
ギャップを適正に確認して、また歩き出します。

ギャップを正しく見られるのは、調子がいいときだったりしますから。
不調なときは、むしろギャップを大きく捉えがち。
「全然ダメだ……。」という気持ちが強くなってしまうんです。

一方、すごく停滞感があるときは「ゲイン思考」です。

まったく思い通りにならない感覚がある。
そんなときは進んでいるところにフォーカス。

「良習慣塾で毎月4回のセミナーを開催しているよね」
「ブログとメルマガは毎日1記事ずつ増えてるよね」
「親しみのあるコミュニケーションがとれる人たちは増えるよね」
という感じで。

すると、また前進しようと思えるんですよね。

さて、あなたは2024年の7月19日現在。
「ギャップ思考」と「ゲイン思考」。
どちらを採用していくと前に進めそうでしょうか。

現状を見つめて、採用したい思考法を考えていきましょう。
決まったら、いつも目にするところにメモしておくのがおすすめです。

 


 

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■編集後記

昨日は、ランチタイムにコンサルティングを受けました。
改善点と課題がたんまり。(笑)
着実に取り組んでいけば、今とは違う日常が待っている確信があります。

夜は「良習慣塾」集中タイム。
ブログのストック記事と原稿の執筆。
前後で「良習慣塾」セミナーのブラッシュアップも。(^^)


 


 

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