良習慣の習慣

良習慣は意図する糸である。

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「意図」と「糸」。
この「いと」という言葉から、良習慣形成のおもしろさについて考えてみました。




 

良習慣は意図する糸である。

「良習慣は意図する糸である。」

そんな言葉を思いつきました。

習慣。
ひと言ですが2種類あります。

簡単に身につくのは悪習慣。
・二度寝
・食べすぎ
・スマホ中毒
などは、がんばらなくてもすぐに身につきますよね。

これらは私たちの「意図が不要」なので、悪習慣です。
「がんばってスマホ中毒になるぞ!」という人はなかなかいないですよね。(笑)

良習慣は違います。
・早起き早寝
・ヘルシーな食生活
・スマホより読書
などは、規律が必要ですね。

ふとした時間にスマホを見ようとしたときに「いかんいかん、スマホより本を読もう」ということができる。
それには、自分をコントロールしなければならないからです。

つまり、良習慣には「意図が必要」なんです。

当然、難易度の高さとしては、
・悪習慣 <<< 良習慣
ということになるわけです。

 


 

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良習慣形成に物語を与える

定着までの難易度が高い。
となれば、当然のごとく「誰でも楽して簡単に」とはいかないわけです。

そのため、良習慣形成がすんなりと進むことはレアケースなんです。
1回でスムーズに定着する良習慣は、幻想みたいなものですから。

むしろ、良習慣形成がうまくいかずに試行錯誤したほうが、再現性が高くなるんです。
うまくいくように考えるので。
結果、その良習慣に対するレベルが高くなってるんですね。

そもそも、良習慣形成が簡単になったら、おもしろくないです。

たとえば、映画や小説のストーリーでの人間関係と同じです。

主人公の男女がつき合っている。
最初はうまくいっている。

でも、途中で必ずトラブルが起こります。
それは、物語がおもしろくなるために必要なスパイス。

ライバルが現れたり。
すれ違いが起きたり。
大きな勘違いをしたり。

そうしたできごとを通して、男女はもめます。
ケンカします。
でも、仲直りもします。
そして、またもめたりする。

目にしている私たちも「これで本当にハッピーエンドになるんだろうか……。」とドキドキします。
だから、感情が動かされるわけです。

仮に、物語が最初から最後まで何の問題も起きずに、ただ平凡な日常を送る男女だったらおもしろくないですよね。
「金返せー!」という人もいるかもしれません。(笑)

少なくとも、お金や時間をかけて見ようとする人は多くはないはずです。
日常で味わえない感情を、エンターテインメントに求めるのが私たちなので。

そんな物語や人間関係の変化と同じように、いろんなストーリー展開がある。
それが、良習慣形成のプロセスなんです。

 

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「良習慣の縄づくり」を楽しもう

最初はうまくいかない。
難問や課題が目の前にやってくる。
その中で、たまにうまくいったりする。

それがうれしいんです。
感情を動かされるんですよね。
エンターテインメントのように。

良習慣形成も同じなんです。

たとえば「早起きに挑もう!」とする意図は、最初は細い1本の糸みたいなもの。
なんとも弱々しいです。
ですから、うまくいかないとすぐに挫折してしまう。

それでも、あきらめずにトライする。
何度も何度も。
くり返しくり返し。

そのうちに「こうするとうまくいくのか!」という気づきや発見がある。
「早起きすると、時間が有効に使えるな」みたいに。

そうなると「もっとやってみよう」という意図の回数が増えます。
「糸」が増えていくんですね。

さらにうまくいくと、徐々に「自分にとって充実した人生を考えたら、早起きは必須だな」と思うようになってくる。

そうなれば「明日も早起きしよう」という意図が出てくるわけです。
くり返しよられた糸は、どんどん太くなります。

糸は、やがて「縄」になります。
さらに続ければ、縄が太くなります。
最終的に、綱引きで使うような「綱」になるわけです。

こうなると、ちょっとやそっとじゃ良習慣は崩れません。
綱の強さが増しているからです。

ケンカしても仲直りできる男女の人間関係が深まっているように。

そんな形でつくりあげる「良習慣の綱」。

・早起きの綱
・運動の綱
・読書の綱
・ブログの綱
・コミュニケーションの綱
と増やしていけると、よい人生に近づくはず。
私はそんなふうに考えています。

良習慣の始まりは、たった1本の細い糸かもしれません。
その糸を、あなたの意図で増やしていけるんです。

そのうちに、あなたの糸は「縄」になります。
その縄は、やがて「綱」に変わりますから。

そのようにして、あなたの「良習慣の綱づくり」を楽しみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部、7:00の部までファシリテーションなど。

夜は「ビジネスブックBAR」を開催。
課題本は「まず、ちゃんと聴く。」でした。
好きな分野ということもあったので、ショートセミナーが長くなりました……。
改善しなければ。(汗)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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