良習慣の習慣

「行動したいのに先のばししてしまう問題」に立ち向かう。「0→1」にこだわりすぎず「準備」で前進する。

投稿日:2019/07/09





「行動する」という言葉は、「できたか」それとも「できなかったか」という「0か100か」というとらえ方になりがちです。

ただ、そうすると先のばしにつながりやすいんですよね。

「0と100」の間を進めイメージを持てるようになると、先のばし感を減らすことができます。

 

「0→1」に対して「準備」で前進する

どのような活動であれ、何もないゼロのところから「1」にしていくプロセスは、大変なことが多いものです。

そのようなときは、

・「0→1」にこだわりすぎず、「準備」で前進する

ことを意識するように意識しています。

現在も来週の7月19日に迫った「先のばしをやめる習慣」セミナーの準備をすすめていますが、新しいコンテンツなので苦戦中なんですよね。(^_^;)

ただ、これまでいくつかのセミナーを企画・制作をしてきた経験があるので、おおよその流れはつかめている部分はあって、こういうときこそ、

・「0→1」にこだわりすぎず、「準備」で前進する

ことが大事なんです。

ですから、

・会場を予約する

・告知ページをつくる

・ECショップで商品を設定する

といったように、セミナー開催への「準備」を進めています。

そうやって「準備」していくことが、ゴールへの着実なステップだと思っているからです。

 


 

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未経験の「0→1」は負荷が大きいのが当然

ただ、一番最初のセミナーを自主開催する「0→1」のときを思い出すと、それはそれは大変でした。

当時、会社の仕事でもさわったことがほとんどなかったPowerPointを使って、セミナーのスライドを見よう見まねでつくり始めました。

このとき、なぜ大変だったのか。

それは、自分でセミナーを開催した経験がないので、

・土台がない

・お手本がない

・基本がわからない

から大変だったんですね。

ゼロの状態から「行動する」というのは、大きな負荷がかかるものです。

こんなときは「0→1」という大きなステップをイメージしているので、人は、

「大変だなぁ」

「面倒くさいなぁ」

「まだ時間はあるしなぁ」

と思うわけです。

 

「すぐやる人」と「先のばしする人」の能力の差

ただ、このような状況であっても、

・すぐやる人

と、

・先のばししてしまう人

の2つのタイプの人間が存在します。

ゼロの状態の大変さをイメージすると、つい先のばししたくなることがあるんですよね。

そうして、先のばしした自分を「先のばししただめなやつ」という風にとらえて、落ち込むわけです。

でも、ここでよくよく考えてみると、

・すぐやる人=ものすごく優秀でなんでもできる人

・先のばししてしまう人=ダメダメで何にもできない人

というわけでもないと思うのです。

2つのタイプの人たちが、あきらかに能力がかけ離れているかといえば、必ずしてもそういったわけでもないんです。

納期がやってくれば、先のばししている人もなんとかタスクを終えているものなので(そうですよね?)。

先のばしする人が、すべての仕事で納期遅延を起こしているわけではないはずです。

要は、すべては、やり方次第なのだと思うのです。

 

テンプレートやフォーマットの活用

そもそも、物ごとをまったくのゼロからスタートさせるのは、効率的なやり方とは言えません。

実際、会社でも、

・報告書や企画書

・定例会議の議事録

・ルーティン業務の書類

などは、すでにテンプレートがありますよね。

もちろん、毎回の調整は必要ですし、自分なりのアレンジは必要です。

それでも、白紙の状態からつくるよりは、テンプレートやフォーマットがあった方が、圧倒的に効率的にタスクをすすめられます。

 


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先のばしの準備不足を解消する

先のばししてしまう人には、物ごとに取りくむ際に、

・十分な準備ができていない

という共通点があることに気づきました。

つまり、

・準備不足

ということですね。

それは、

・「道具やツールがそろっていない」という物理的な準備不足

もあれば、

・「これから取りかかる」という精神的な準備不足

もあります。

そこで思ったのは、先のばししてしまう人であっても、準備不足を減らせばいい
わけです。

つまり、

・できる限りの準備をしておけば、スムーズに行動ができる

ということです。

それが、

・「0→1」にこだわりすぎず、「準備」で前進する

ということですね。

 

「早起き→朝ラン」に「準備」を取り入れる

たとえば、私には「せっかく早起きしたのに、なかなか朝ランに行けない」という状況がありました。

そのようなときは、朝起きたときに、ふとんの中で、

・ウェアに着替える

・ウエストポーチとキャップを用意する

・ランニングシューズを下駄箱から出しておく

という動作を考えていると「面倒くさいなぁ、、、」という感情になり、結局2度寝してランニングができないということがあるんですよね。(^_^;)

このときの対策は、難しいこととか何にもなくて、

・できる限りの準備をしておく

に限るんですよね。

朝のランニングでいえば、面倒くささに打ち勝つ対策として、

・ウェアに着替えた状態で寝る

・玄関にウエストポーチとキャップを置いておく

・ランニングシューズは玄関に出しておく

という準備をしておくだけでOK。

そうすれば、朝目覚めたときに「よし、このまま走っちゃおう」という気分になるわけです。

また、それまでに、朝ランに必要な道具をチェックリストにしておいたり、目覚めたあとの動線をイメージしてから眠るというのも準備のひとつですね。

これが、

・「0→1」にこだわりすぎず、「準備」で前進する

の具体例です。

それでも、日常には、準備する余裕がない状態で、新しいことに取り組まなければならならないこともあると思います。

そのようなときには、「とにかく動こう」と考えることもいいのですが、それだと「0→1」になり、チャンク(行動のかたまり)が大きすぎるケースがあります。

ですから、そのようなときこそ、「まずは、準備に取りかかろう」と考えるほうが、取りかかりやすく、スムーズに進められるのです。

「準備」ですから、やり直しはいくらでもききますし、軌道修正も簡単です。

何より、すぐに実行にうつすことが難しそうなことであっても、「準備」だとすれば、少しずつ進むことを自分に許可できるのです。

 

「0→1」の間のグラデーションを認める

私たちは、どうしても「行動する」ととらえると、「0→1」を実行して、タスクをひとつ終わらせることをイメージしてしまいます。

ですから、1に進むまでに大きなハードルを感じるわけです。

しかし、物ごとの多くは、そんなに簡単に「0→1」が成立しないことも多いものです。

だからこそ、そのようなときは、ほんの少しでもいいので、前進することを考えましょう。

習慣化コミュニティーの友人は「ほふく前進」と称していましたが(笑)、それでもいいのです。

実際、0.3でもいいし、0.1だって準備が進めば、それはゼロではありません。

ゆっくりかもしれませんが、確実に、着実に、ゴールに向かって進んでいるのでダ大丈夫なんですね。

ですから、「ゼロから行動を起こすのは大変で、つい先のばししてしまう」という人は、

・「行動する」よりも「準備を進める」

という感覚で取りくんでみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、新しいネットショップの研究をしてから帰宅ラン。

その後、コーチングセッションでした。

ブログが、見事に2ヶ月間、毎日続いたクライアントさん。

次のフェーズとして、メニューのアピールについて、アドバイスさせていただきました。


 

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

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・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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