書く習慣

ジャーナルがうまく書けないときの対処法

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自分が考えていることを紙に書き出す「ジャーナル」。
よく考えると、意外と簡単じゃありません。
そこで、私の方法を記事にしてみました。




 

「ジャーナル」とは?

今の自分が、考えていることを紙に書き出す「ジャーナル」という手法。

言葉にするとシンプルです。
私自身、日々取り組んでいる行為でもあります。
このブログも1種のジャーナルですし、10年日記もジャーナルです。

なぜ、思考を書き出すのか。
メリットがあるからです。

頭の中を書き出すメリットは、ひと言では表しきれません。
実際に、「書く」効果をうたった本は、数えきれないくらい出版されています。
ベストセラーになっている本もあります。
たくさんの方に好影響を与えているということですね。

ですから、私もお客さまや友人たちにもおすすめしています。
そんなとき、相手の方に聞かれることがあります。

「頭の中を書き出すって、いったい何を書けばいいのかわかりません……。」と。

 


 

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うまくいっている人はノートに何を書いているのか

なるほど、たしかに。
そう言われると、以前の私も同じように思っていました。

「モーニングページ」という手法を知って、自分でもやってみようと。
ただ、真っ白なノートを前にしたとき、
「あれ?頭の中を書き出すって、いったい何を書けばいいんだろう……。」
と思ったんですね。

そのときに、気づきました。

私たちは、学校の授業やニュースサイトなどから、「外側の情報」を受け取るのは得意。
日常的にやっています。

一方、自分が考えていること、すなわち「内側の情報」を表現することは、不得意です。
そのため、自分で意図して、思考を書き出している人というのは、少数派なんです。

ですから、「頭の中を書き出すって、いったい何を書けばいいのかわかりません……。」となるわけです。

そこで、私は「うまくいっている人は、どんなことを書いているのか?」と思ったんですよね。
彼らが実行している方法なら、そこには意味があるはずですから。

結論から書くと、わかったのは、彼らは
・「ひとり質疑応答」をしている
ということです。

自問自答。
自分Q&A。

つまり、
・自己対話(自分で自分と話すこと)
です。

たとえば、朝時間に、ノートに
「Q:今日の最重要タスクは何?」
と書く。

すると、
「A:3日後に迫ったセミナーの準備だな」
と書けます。

同じように、
「Q:3年後の理想の1日は?」
とノートに問う。

そうすれば、
「A:朝は4時55分に起きて、モーニングメソッドに取り組んで、それから……」
と手が動きます。

活躍している人たちは、こんな「ひとり質疑応答」をノートの上で展開しているんです。

 

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「ひとり質疑応答」の質が人生の質に影響する理由

私たちが、
・アイデアを生み出す
・気づく
・新しい工夫を思いつく
ときは、頭の中で「問い」がまわっているときです。

「Q:早起きをするために、何かいい改善策は無いかな?」
あなたが頭の中で、ご自身に質問をしたとしますよね。

その瞬間は、即答できないかもしれません。
ただ、日常生活を送っている間、脳はずっと答えを探し続けていると言われています。

イメージは、インターネット検索です。
あなたの脳は、外側の情報と内側の情報を検索して、早起きのための改善策を検索し続けているわけです。

ですから、ふとした拍子に答えにヒット。
「あっ、こうすればいんじゃないか?」というアイデアが出てきたりするわけです。
それが、シャワーを浴びているときだったり、散歩しているときだったりするんです。

その問いかけが、安易なものだったら、安易な答えが返ってきます。

たとえば、
「Q:今日のランチは、いったい何にするべきなのだろうか?」
だったら、それなりの答えになるということです。

「私の長所はどこか?みたいな良い答えを探す問いなら、あなたの脳はあなたの良いところを探します。
一方で「私の短所はどこか?」とずっと問い続けていたら、自分が嫌いなことばかり目につくようになるはずです。
答えによって、考え方や行動が変わってきそうですよね。

ですから、私たちは「自分が何を考えているのか?」に、もっと配慮したほうがいいわけです。

では、自分が何を考えているか、知るためにはどうすればいいのでしょうか。
その答えこそ「ひとり質疑応答」なんです。
今のあなたが考えていること、それをノートに書き出す。
それによって、自問自答の質がわかるんですね。

あなたがどれだけ困難な状況にいても。
あなたがどれだけ成功している状況にいようとも。
未来を切り開いていくカギは、あなたが考えていることの中に存在しています。
そのため、頭の中をノートに書き出すことをおすすめしているのです。

さあ、まずは10分間、タイマーをセットしましょう。
スマホは通知オフにするか、カバンにしまっておきましょう。
紙とペンだけを持って、頭の中を書き出すのです。

おすすめは「問い」から書き始めることです。

どうしても思い浮かばなかったら「今、自分は何を考えているんだろう?」と書き始めてみましょう。
そこから、あなたの思考の言語化が始まります。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜は来週の「ビジネスブックBAR」の準備。
今回も楽しい時間になりそうです。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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