時間の習慣

なぜ、大型連休に「やりたいことの消化不良」を感じるのか?

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

大型連休。
事前に「これをやろう」と思っていても、事後に「思ったより何もできなかったな……。」と感じることが多いタイプです。
この理由と対処法について考えてみました。




 

なぜ、大型連休で「消化不良感」を味わうのか

ゴールデンウィークのような大型連休。
いいですよね。

大型連休に突入すると「時間がたっぷりあるな」という期待が生まれます。
普段できないことができそうな予感。
だから「いろいろとやろう!」と。

ただ、連休が終わると「時間がなかった……。」という後悔が残ることが多かったんですよね。
同じ後悔を何度もくり返しているんです(もしかしたら、私だけなのかもしれませんけれど)。

なぜなのか。
理由を考えてみました。

 


 

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大型連休なのに消化不良が起こる3つの理由

私自身をふり返り、やりたいことができない理由を3つ考えてみました。

 

(1)やりたいことが多すぎる

まずは「やりたいことが多すぎる」ですね。

大型連休になると「これだけ時間があったら、すごく前進できそうだな」と思います。
ですから、楽しみや時間がないとできないことなど、たくさんしてみたくなります。

そのため、たくさんのやりたいことをイメージする。
でも、それらを全部実行することはできないことが多い。
結果、「思ったより、やりたいことができなかったな……。」と後悔します。

 

(2)計画を立てていない

次に「無計画」です。

やりたいことがたくさんあるなら、計画は必要でしょう。
そうしないと「やりたいことを全部並べてみたら、1日27時間ないとできないことに気づいた」ということになったりします(笑)。

 

(3)環境を整えていない

最後は、適切な「環境」づくり。

やりたいことへのモチベーションがあり、時間を用意しても。
その環境がなければ、実行は困難です。

私の場合、この環境づくりがもっとも下手でした。
そのため、家族に1人時間をもらってカフェに行っても「計画の30パーセントくらいしかできなかったな……。」という後悔につながっていたんです。

 

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大型連休に「充実感」をつくるための3つの対処法

では、対処法はどうするのか。
できない理由の反対側から考えてみましょう。

 

(1)やりたいことをしぼる

1つ目は「やりたいことをしぼる」です。

やりたいことがたくさんあるのはいいことです。
ただ、時間は有限。
これはどんな状況でも同じですね。

ですから、やりたいことのリストアップが重要です。
そこから、休みの時間に応じてやりたいことをしぼりましょう。

2019年の記事ですけれど、以前にも書いていました。

家族で大型連休(2019年のゴールデンウィーク)の計画をたてる方法。 | 【良習慣の力!】ブログ

 

(2)計画を立てる

2つ目は「計画」ですね。

特にやりたいことをしぼったら、「いつ」「どこで」を考えましょう。
頭の中だけだと不安です。
多少面倒でも、紙に書き出しましょう。
破綻にすぐに気づくことができますから。

ご家族がある方は、家族会議の時間などで合意の上で計画するのが良いと思います。
みんなの納得があった上で取り組んだほうが、気分的にも快適なことは多いものです。

こちらは2015年とだいぶ昔の記事ですけれど、やはり書いていました。

週末の充実度を高める!シンプルな「週末用の時間割」のつくり方 | 【良習慣の力!】ブログ

 

(3)環境を整える

3つ目は、実行するための環境づくり。
これがもっとも重要です。

なぜなら、大型連休になると、世間が休日モードになりますよね。
すると、私たちも「お休み」モードになるわけです。

すると、集中力が低下します。
集中力がなければ、どれだけたくさんの時間があっても、楽しさも充実感も味わえません。

ですから、
・宣言する
・追い込む(良い緊張感を生む)
・締切をつくる
などで、集中しましょう。

私は今回、「良習慣塾」メンバーと5日間で5時間の集中タイムを設定しました。
この1時間に集中して、その日のブログやメルマガに集中。
さらに、ブログ記事の前倒しをすることができました。

午前中は、それができればOK。
あとは、家族との時間に集中できました。

これを午前中に終えておかないと、家族と話していても「今日のブログが終わってないな……。」という意識に。
すると、家族との会話にも集中できなくなります。
そうした意識の分散があると、やりたいことができず、後悔も残るわけです。

結論としては、管理するのは行動ではないということです。
行動よりも管理すべきは「意識をどこに向けるか?」なのですね。

そのために、
(1)やりたいことをしぼる
(2)計画を立てる
(3)環境を整える
という3つを考えてみましょう。

きっと「後悔」よりも、「充実感」を味わう大型連休がすごせるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝9時から「良習慣塾」メンバーとZoomに集まり、1時間の集中タイム。

午後は妻と立川の昭和記念公園へ。
昨年見たネモフィラがすばらしかったので、今年も。

夕方に、気になっていた新規の居酒屋を訪問。
その後、行きつけの居酒屋をはしご。
楽しい1日でした。(^^)


 


 

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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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