感情の習慣

「嫉妬=悪い感情」の思い込みを再解釈する

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こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

私たちはつい、嫉妬を「良くない感情」と決めつけてしまいがちではないでしょうか。
その思い込みを少しゆるめると、嫉妬が成長のヒントへと変わり始めます。




 

なぜ「嫉妬=嫌な感情」と解釈していたのか

「嫉妬深い人って嫌だよなぁ……。」

そう思いつつ、私は真逆の思いを抱えています。

「でも、自分って嫉妬深いんだよなぁ……。」と。

ややこしいですね(笑)。
まあ、でも仕方がないような気もします。
嫉妬を感じない人もいないと思いますので(程度の差こそあれ)。

私が嫉妬を感じることに嫌な感情を持っていた理由があります。
嫉妬していると自分がみじめな気持ちになるんです。

「あの人はすごいな。器が大きい。それに比べて自分は、、、なんて器が小さい男なんだろうか」とか。

そんなときってたいていの場合、相手のすごいところを見ています。
同時に、自分のダメなところを見て比較してしまいます。

なんとも「分が悪い比較」ですよね。
負けが確定していますから。

もちろん、私も自分でしたくて嫉妬しているわけじゃないんです。
自然と嫉妬してしまうのです。
それほど大したことじゃないことに嫉妬してしまう自分が嫌になるわけです。

そのため長い間、私は「嫉妬=嫌な感情」と解釈していたんです。

 


 

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ポイントは「嫉妬」エネルギーの使い道

私の「嫉妬=嫌な感情」という解釈。
誤った捉え方でした。

なぜなら、「嫉妬」という感情それ自体には「良い・悪い」は無いからです。
私は、中立的な立場の「嫉妬くん」を勝手に悪者にしていたんですね。
「嫉妬くん、、、すまんな……。」と謝りたい気持ちです。

では、嫉妬に対するポイントは何なのでしょうか。

向き合い方なんですよね。

嫉妬のエネルギーは強力。
たとえば、ライバルの存在。

マイナスの方向に使うと、
・愚痴
・陰口
・悪口
みたいになります。

場合によってはライバルに嫌がらせをしてしまったりすることも。
あんまり良くないですよね。

一方、プラスの方向に使えば、
・行動
・努力
・達成
につながったりします。

良い競争心が芽生え、お互いの実力を高め合えます。
こうなると、1人では生み出せなかった成長を遂げたりするわけです。

要は、「嫉妬」というエネルギーをどっちの方向に使うのか。
分かれ目なんですね。

それを決めるのは他でもない自分自身です。

 

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「嫉妬」パワーを活用しよう

他の人の邪魔をするよりも、自分の道を進みましょう。
その道は「けもの道」かもしれません。
自分の道は、誰も前を歩いていないので。
進むのは大変ですよね。
だからこそ、嫉妬のパワーを使いましょう。

一流アスリートに負けず嫌いの方が多いのは、嫉妬のパワーもあると思っています。
「あの人には負けたくない」という気持ち。
それが、日々のトレーニングの中で「しんどいけど、あともうちょっとがんばるか」を生み出していると感じています。

私自身、行動量が増えるときは、嫉妬にかられている場合もあったりします。
リタイアしたトライアスロンのレースをリベンジするのは、そうしたパワーもあります。
行動するきっかけとしては、理想的ではないかもしれませんけれど。

ただ、嫉妬から相手を落とそうとしても、結果的に下がるのは「自分の自分への評価」なんですよね。

むしろ、見方を変えると、嫉妬からわかるメリットさえあります。
「なりたい自分」の姿です。

たとえば、私が文章が上手な人に嫉妬したとしますよね。
その場合、嫉妬が教えてくれているのは「私も文章が上手になりたいのだ」という証拠なのです。
もし私が「文章がうまくなりたい」と思っていなかったら、嫉妬を感じることは無いわけですから。

嫉妬は私たちが目指す状態を示してくれます。
そう捉えると、嫉妬という感情は必ずしも悪いとは言えないのではないでしょうか。

嫉妬をプラスのエネルギーに変えていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に執筆タイム。
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・週間メルマガ記事
・新しい執筆活動
など。

未来の自分を楽にするために書きまくることができました。(^^)


 


 

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