良習慣の習慣

レディー・ガガさんが実践していた「セルフピグマリオン効果」という良習慣

投稿日:2020/06/15


あなたは「ほめられて伸びるタイプ」でしょうか。

それなら、ぜひ「セルフピグマリオン効果」の習慣を取り入れましょう。




 

レディー・ガガさんの良習慣とは?

「高校の時、友達はみんな将来Googleで働きたいって言ってた。けど、私はそこで検索される人になりたいと思ってたの。」

と言ったのはレディー・ガガさん。

さすが突き抜ける人は自分にかける言葉の質のレベルが違うなと感じます。

今では世界に知られる有名人のレディー・ガガさん。

彼女にも下積み時代があったそうです。

とくに体型にコンプレックスを抱えていたと言われているのです。

そのような彼女は、どのような習慣を持っていたのでしょうか。

そして、どのような良習慣を積み重ねることでスターダムを駆け上がったのでしょうか。

知りたいと思いませんか?

私たちもその習慣を取り入れれば、もっと活躍できるかもしれませんよね(笑)。

その下積み時代のレディー・ガガさんが実践していた習慣が書いてある本がありました。

その本によると、レディー・ガガさんが当時おこなっていたのは、

・1日15分、自分をほめる習慣

です。

毎日、鏡に向かって自分をほめる。

そうやってご自身を肯定することにより、マイナス思考におちいらないようにしていたのです。

その結果、彼女は自分に自信が持てるようになりました。

そうして、プラス思考に変わっていったのです。

結果、アーティストとしての活動も実際にうまくいくようになったのですね。

 


 

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「ピグマリオン効果」とは?

アメリカの教育心理学者であるロバート・ローゼンタール氏。

彼が実証した有名な実験があります。

それが「ピグマリオン効果」です。

レディー・ガガさんの良習慣の話を聞いてそこにつながりました。

さて、「ピグマリオン効果」の実験の内容はどのようなものなのでしょうか。

実験の場所はある小学校。

ローゼンタール氏は、そこで生徒たちを2つのグループに分けました。

そのグループは、

(1)教師が生徒たちに対して期待を持たせるようにしたクラス

と、

(2)教師には生徒たちにとくに期待を持たせないようにしたクラス

の2つ。

それをクラスごとにわけました。

教師は同じ人です。

もちろん、教師にはグループの違いを知らせていません。

そうして、通常通りに授業を実行しました。

数ヶ月のあいだ、成績の推移を見守ります。

結果はどうなったか。

(2)のとくに期待されなかったクラスよりも、(1)の期待をもって先生が教えたクラスのほうが成績の向上が見られたのです。

生徒たちの学力に差はつけられていません。

教師もとくに教え方を変えたわけではないのです。

違いは教師が子どもたちに「無意識のうちに期待しているクラスか」、それとも「とくに期待していないクラスか」だけでした。

つまり、教師が無意識のうちに「この子どもたちは伸びる」と信じて教えたクラスの生徒は、本当に能力が伸びたということです。

興味深いですよね。

つまり、同じようにな能力の人でも、期待されたほうが能力が高まるわけです。

ローゼンタール氏はこの効果を、ギリシャ神話に登場する王様である「ピグマリオン」になぞらえて「ピグマリオン効果」と名づけました。

 


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手と目と口を使って「セルフピグマリオン効果」を狙う

能力向上に有効な「ピグマリオン効果」。

私たちも日常に活かすことはできないものでしょうか。

もし、コーチのような存在をつけていれば、「ピグマリオン効果」を感じるでしょう。

コーチはクライアントの成功を願う人。

否定することはありません。

常に「あなたはできる」と期待をする存在だからです。

あなたがご自身の成長尾願うなら、ぜひコーチのような存在を身近にすることをおすすめしたいところです。

私がコーチをつけている多くの理由のひとつでもあります。

ただ、そうは言っても一般の方にはなかなかコーチをつけることは難しいかもしれません。

そのようなときはどうするか。

おすすめは自分ひとりでも実行できる「セルフピグマリオン効果」です(私が勝手に名づけました・笑)。

具体期には、「自分をほめる習慣」を身につけるということです。

 

手を使ってほめる

1日をふり返って、自分の良い面を書き出しましょう。

あなたにとって、

・良かったこと

・行動できたこと

・うれしかったこと

・充実を感じたこと

・豊かさを感じたこと

など。

紙に向かってペンをとり、手を動かすのです。

そうして、自分の手で自分をほめましょう。

 

目をつかってほめる

これは実行した記録を見るということです。

たとえば「良習慣の種」のようなルーティンのチェックリストをつけること。

このようにして自分自身に「◎」をあげる。

これがほめる効果があります。

1ヶ月の中で良習慣を実行しただけ◎が増えるように行動する。

それが30日続けられると、視覚的に自分をほめることにつながります。

 

口を使ってほめる

自分の口で、自分をほめてみましょう。

「けっこうがんばってるよな」

「意外とすごいことやってるよね」

「120%で毎日を生きてるよ」

そのような言葉で、自分を称賛するのです。

私も、早起きしてランニングしているときは、そういった言葉をよくつぶやいていました(笑)。

でも、大人になるとなかなかほめられることはなくなります。

ですから、自分でほめるのです。

先述のレディー・ガガさんのように口に出して。

 

「自分をほめる」ということは、自分を大事にすることでもあります。

それができる人は、内面から輝きを発するようになるのですね。

ですから、もしもあなたが「いまいち自分に自信が持てない」と感じたときは、ぜひ「セルフピグマリオン効果」を習慣にしてみましょう。

「言葉の力」はあなどれません。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台から早起き習慣化プロジェクト
(オンライン版)のメンバーの方と電話面談。

その後、コーチングセッション。

さらにその後に先のばし改善ミニセミナー(3回目)のスライドづくりを共同開催するMさんともくもくタイム。

午後に妻から「カフェで集中して仕事してきたらどう?」という天の声があり(笑)、3時間ほど集中タイム。

おかげでブログや「良習慣塾」のスライドづくりが前進。

夕方は妻と娘と合流して食事ができました。(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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