モチベーションの習慣 先のばしを減らす習慣

「時間がある」と思うな。思えば負けよ。時間がかかるタスクへの集中力をキープし続ける3つの工夫。

投稿日:


へたに「時間がある」と思うと先のばしするのが私です。

そうならないように、タイムリミット効果を活用する工夫をしてみました。




 

私の負けパターン=「時間がある」と思う

「さて、時間はたっぷりあるぞ」

このフレーズが頭をよぎると、私は負けです。

なぜなら、

「時間はたっぷりある」

と思うと、

・サボり癖が出る

・集中できない

・意識が分散する

が始まるからです。

時間があると思うと、時間の制限がゆるくなってしまうんですね。

人の集中力は、それほど長く持ちません(一般的には)。

たとえば、セミナー準備。

私にとっては、時間がかかるタスクです。

面倒くさいわけではありません。

やる気はめちゃめちゃあります。

のってくると、時間を忘れるくらいに没頭します。

「これを伝えたら、みんなすぐに動きたくるなるだろうな」

そんなイメージをしながら、セミナーの構成を考えたり、スライドをつくったり、ワークシートをつくります。

私にとっては至福のとき。

フロー状態に入ります。

楽しい時間なのです。

ただ、楽しいのですが「楽して簡単に」とはいきません(今のところは)。

「セミナー準備を、もっと効率的に取り組む方法はないものか・・・?」

そう考えて工夫し続けていくうちに、効果的に取り組む方法が見つかってきました。

 


 

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時間がかかるタスクを効率的に進める3つの工夫

セミナー準備を効率的に進めるために取り組んでいるのは、次の3つです。

1:制限時間を細かく何度もつくる

2:場所を変える

3:タスクを切り替える

 

1:制限時間を細かく何度もつくる

1つ目は、

・制限時間を細かく何度もつくる

です。

「タイムリミット効果」ですね。

タイムリミットをつくれば、余計なことを考えません。

まずは、1日でセミナー準備をすることをやめました。

1日だけ時間をとって詰め込むと息切れします。

2日にわけることにしています。

ただ、タイムリミットが遠すぎると、効果が薄れます。

たとえば、「タイムリミットは1年後です」だと、何となく力が入らないのです。

ですから、60分や90分のタイムリミットを意図的につくります。

具体的には、デジタルタイマーを使います。

スマホだとだめです。

集中力が分散してしまうからです。

タイマーでも弱いときは、ほかの人との約束やカフェの閉店時間を活用します。

いかにして「ここまでに仕上げなければ」という工夫をつくるか。

細かく何度もつくれると、効果的です。

私の実例は後述します。

 

2:場所を変える

2つ目は、

・場所を変える

です。

場所とタスクは、つながりが深いです(また、別の記事で書く予定です)。

人の脳は、

・この場所にいるとき

・このタスクに取り組む

という組み合わせをつくります。

会社のデスクにいるとき、会社の仕事をする脳になります。

自宅にいるとき、リラックスする脳になります。

テレワークで生産性が落ちた人は、この場所とタスクの関係を混ぜてしまった人です。

ふとんに入ってから読書やスマホを見てしまい、眠れなくなる人も同じ原理です。

「ふとん=寝るところ」なのに、「ふとん=スマホをいじるところ」に変えてしまうと、寝られなくなります。

ひどいときは、スマホを見ながら寝落ちしてしまうのです。

注意したいところですね。

 

3:タスクを切り替える

3つ目は、

・タスクを切り替える

です。

いきなりスライドをつくるのは、やめています。

以前は、いきなりつくっていました。

「どうせスライドをつくるんだから、実際にやったほうが速いだろう」と考えていたからです。

でも、私はだめでした。

セミナーの構成を考えながら、スライドをつくる。

これは「ながら作業」になり、非効率だったんですね。

解決策は、「考える」と「書く」のモードを分けることでした。

まず、紙の上でセミナー構成を考える。

ふせんを使います。

入れ替えて、セミナーのストーリーがつながったところで、スライドづくりに取りかかるのです。

この方が圧倒的に速いです。

書きながら考えるよりも、「考える」と「書く」をわけましょう。

 

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効率的かつ集中してセミナー準備に取り組めた実例

前回のセミナー準備は、こうしてうまくいきました。

ここから事例を書いていきますね。

前述の通り、以前はセミナー前日は、ほかの予定を入れませんでした。

1日の中で長めに時間を確保して、セミナー準備に集中できるようにしていたんですね。

それが「時間はたっぷりある」と思ってしまい、油断を引き起こしていました。

NGなのです。

私のようなタイプは。

さて、私が油断できなくなったできごとがあります。

あるとき、セミナー前日にどうしてもはずせない予定が入ってしまいました。

関係者でのグループミーティングです。

事前に『調整さん』で、私が⚪︎をつけた日時に決まりました。

それが、私が主催するセミナーの前日だったのですね。

一瞬、「不参加にしないとセミナー準備が間に合わないかも」という考えが頭の中をよぎりました。

ただ、みんなも予定が詰まっているところ、それぞれが時間の都合をつけたミーティング。

今さら、私ひとりの都合では変えられません。

それに自分で⚪︎をしておいて、体調不良やダブルブッキングでもないのに、いきなり不参加にするのはひどいなとも思いました。

救いなのは、時間にきっちりしているメンバーです。

「1時間を大きくすぎることはないだろうな」と思い、約束通り参加しました。

当日。

18時30分すぎに、会社を退社しました。

このとき、ブログも終わっていませんでした。

セミナー準備とブログが残っていたんですね。。。

まずは、帰りの電車に飛び乗りました。

電車の中では、セミナーのスライドはつくれません。

違うタスクであるブログに取り組みました(スマホでブログを執筆)。

ここでは、電車が自宅の最寄駅に到着するまでのタイムリミット効果を活用しています。

電車が到着後、駅前のカフェにすべり込んでセミナー準備の第1弾。

20時からのミーティングまでのタイムリミット効果で、集中できました。

そのあと、グループでのミーティングがスタート。

予定通り1時間で終了。

ミーティングのあと、カフェの22時閉店までセミナー準備の第2弾。

閉店時間の少し前まで、タイムリミット効果で取り組みました。

さらにその後、23時までやっているカフェにヘッドスライディング(笑)。

追加で1時間を追い込むことができました。

第3弾です。

ここではカフェの閉店時間と帰宅をするために、タイムリミット効果を活用したのです。

こうして、なんとかセミナー準備が完了。

あとは、リハーサルをおこないながら、修正を加えていけばOKです。

こうして、

1:制限時間を細かく何度もつくる

2:場所を変える

3:タスクを切り替える

により、セミナー準備が効率的に進みました。

ブログも無事に書けました。

せわしない感じもありますが、「時間はたっぷりある」と思えない状況だったからです。

集中できたのです。

さて、あなたが抱えている重いタスクは何でしょうか。

ぜひ、3つの要素を組み合わせて、取り組んでみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活のファシリテーションからスタート。

夜は「良習慣塾」のセミナー準備をしました。

それと、数日前に娘の学校がテレビ取材された番組が、昨日オンエアでした。

テレビにチラッと映った娘を見て、「おおー!」と家族で盛り上がっていました。(笑)


 


 

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