なぜ、夢の実現は難しいのでしょうか。
それは、ツアー旅行のような完璧なプランがないからです。
それでも、ゴールにたどり着きたいなら、旅のルートを自分で探しましょう。
映画監督になるには?
「どうすれば、映画監督なれるんだろう……?」
私が20歳の頃の疑問でした。
なぜ、そう思ったのか。
私は「映監督になりたい」と思っていたからなんです。
当時、『スワロウテイル』の岩井俊二監督や『恋する惑星』のウォン・カーウァイ監督が大人気。
私も何度も劇場に通い、くり返し観るくらい好きでした。
すると、当然思いますよね。
「自分でも映画を撮ってみたいな。」
「大変そうだけど、仕事にできたらすばらしいことだな」と。
そのため「どうすれば、映画監督なれるんだろう……?」という疑問が出てきたわけです。
野球少年が、プロ野球選手に憧れるのと同じ構図ですね。
ただ、プロ野球選手になる方法ならわかります。
「甲子園に出て活躍して、ドラフトで指名してもらう」というルートが、はっきりしていますから。
(もちろん、難易度は高い)
ただ、映画監督はさっぱりわかりませんでした。
なぜなら、映画監督のドラフト会議はないからです。
ましてや、映画監督の会社があって、就職のための面接を受けるわけでもなく。
20歳の私には、難し過ぎる問題でした。
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映像制作者としてのデビュー
そこから道はわからずとも、何かしらの前進をしようと思ったんですね。
結果、形を変えて成功した例があります。
夢は形を変えて実現する(こともある)。 | 【良習慣の力!】ブログ
それは、私がテレビ番組の制作会社に所属して、ディレクターとして番組の特集を任されたときです。
特集テーマは「注目の邦画監督」。
私が企画案を提出したんです。
それが、私のテレビ番組でのデビュー作品。
私にとっては夢のような瞬間でしたね。
この瞬間、ある意味では「映像制作者」になったからです。
憧れていた映画ではありませんでしたし、テレビといってもBSの番組。
それほど注目されたわけではないんです。
それでも、私は「ルートがわからないことでも、前進し続ければ何かしら道は開けるんだ。」という経験をした。
それが大きなできごとだったんです。
さて、ここで考えたいことがあります。
それは、私が最初から映画監督になるルートがすべてわかっていたか、ということです。
前述の通り、そんなことはないわけです。
ゴール地点は見えていました。
映画監督になって写真のような美しい映像を演出しているシーンです。
同時に、スタート地点もわかります。
「自主制作の映画を撮影していただけの単なる映画好きの大学生」でしたから。
でも、ここに問題があります。
それは、
Q:どんなルートを通って行けばいいのかがまるっきりわからない
という問題です。
こうなると、映画監督どころか、映像制作の仕事先さえ不明です。
この状態を、すごろくに例えるとどうでしょうか。
スタートとゴールは、わかっている。
それなのに、進むべきマスが無いという状態です。
そんなすごろくゲーム、やりたくないですよね。(笑)
できれば、どんなマスがどれくらいあるのかくらいは知ってから、サイコロをふりたい。
私だったら、そう思います。
ただ、現実はそれほど簡単にはいきません。
全部の道がわかるまで待っていたり、探していたら、時間切れでゲームオーバーになってしまうこともあるからです。
それなら、進むしかないですよね。
覚悟を決めて。
つまり、
・プロセスは不明でも、ゴールに向かって進まなきゃいけないときがある
ということです。
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「道は見えてくる」と信じて進む
地図は完璧じゃない。
でも、動かなければ、地図上の道が途切れたままなんです。
別の例で言うと、私の場合、フルマラソンは、わかりやすかったです。
なぜなら、「これくらいの期間、こんな練習をすればフルマラソンを完走できますよ」というガイド本があったからです。
すごろくのマス目がすべてわかっている状態で、スタートできたわけです。
これは安心ですよね。
旅行なら、プランがすべてわかっているツアーのようなものですから。
一方、出版はわかりませんでした。
何をすれば本が出せるのか。
まったく道筋が見えなかったんです。
そこで、「今の自分ができること」として、ブログを書き始めました。
それが、最善の方法だったのか。
わかりません。
もっといい方法があったのかもしれません。
でも、「今の自分ができること」の選択肢の中では、妥当な気がしたんですよね。
その5年後に、編集者さんに声をかけていただけたのは、人生の僥倖(ぎょうこう)です。
あくまでも、結果論ではありますが。
それでも、私たちがいまだたどり着いていないゴールに向かうなら、「今の自分ができること」をくり返すしかないんですよね。
進んでいくうちに、すごろくの次のマス目がいつの間にか出現しているんです。
ですから、今のあなたが見えている場所まで歩きましょう。
また1歩。
次の1歩という感じで。
今ははっきり見えない。
でも、足を止めなければ、やがて道は見えてくる。
そう信じて進みましょう。
旅行だとすると、けっこうなミステリーツアーですけれど。
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■編集後記
昨日は、友人Kさんとランチ(@飯田橋)。
久しぶりにリアルでお会いできました。
過去・現在・未来の話もできて、充実の時間でした。
夜は、週末にゲスト講師として登壇するオンラインセミナーの準備。
早起きに習慣化について、新しい角度からお届けします。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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