こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
過去の自分の意見からズレるのがこわくて、アウトプットが止まることがあるかもしれません。
でも、その「ズレ」こそが成長のサインです。
「アウトプットがこわい」という問題
「ブログやSNSに自分の意見を書くのがこわい」
先日、コーチングセッションでご相談にのっていたクライアントの方からの課題でした。
アウトプットのこわさ。
わかります。
まさに、私も同じだったからです。
以前、アメブロでブログを書いていた時期があります。
10年以上前ですね。
当時、「アウトプットなくして成長なし」と感じていた私。
それまでのインプット過多を解消するためにも、アウトプットが必要だと感じていました。
学んだだけで使わなかったら、意味がないので。
クライアントの方も同じ発想だったんです。
「今の自分にはアウトプットの習慣が必要だ」と。
深堀りして話を聞いてみると、明らかになったことがありました。
クライアントの方の「こわさ」の正体は、「自分の意見や主張が変わることへのとまどい」でした。
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なぜ「不一致感」を避けたくなるのか
以前の自分の考えをブログに残す。
その後、何年かすると違う考え方になっている。
すると私たちは矛盾を感じます。
その不一致感にモヤモヤすることがあるんですね。
私にも思い当たるところがあります。
たとえば、早起きの時間。
以前は、朝4時に起きていました。
複業をしていなかったので、夜早く寝ることができていたんですね。
安定して22時すぎには寝ていました。
すると、4時に起きても6時間程度は睡眠がとれました。
ですから、ブログにも「朝4時に起きましょう」的なことを書いていたわけです。
それが、複業の個人ビジネスでセミナー活動やコーチングセッションなどの複業活動が増えるにつれて、夜の時間帯に活動する必要性が出てきました。
ここで無理に朝4時起きを続けようとすると、睡眠不足になってしまいます。
早起きもつらくなりますし。
日中のパフォーマンスも落ちるでしょう。
ですから、24時に寝たら、朝は6時くらいに起きたほうがいいわけです。
そうなると、以前にブログに書いた「朝4時に起きましょう」という意見と、現実が合わなくなります。
その不一致感から生じる違和感やモヤモヤする感じが、アウトプットする際の「こわさ」につながっていたというわけです。
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「今のベスト」を伝えよう
では、どうやって解決していけばいいのでしょうか。
「意見や考え方が変わるのは、まったく問題ない」と考えましょう。
私たちが考え方や捉え方を変えるとき。
それは「より良い」ものを知ったので変えているはず。
あえて悪いものを採用するとは考えづらいですから。
そう考えると「意見が変わる＝成長」です。
自然でしょう。
反対に、ずっと同じ考え方に凝り固まっていて、がんこに意見を変えない人のほうが危険です。
むしろ、学びや気づきがないということであり、不自然なのではないでしょうか。
「会社員が安泰」と言っていた人が、会社の状況が悪くなり、「複業が重要だ」という意見に変わることだってあるかもしれません。
あるいは「意識高い系」をバカにしていた人が、自己投資の重要性に気づき「意識高い系」になるかもしれないわけです。
決して悪いことだとは思わないんですよね。
むしろ、過去の自分の意見に囚われてしまい、新しい自分になるための1歩を踏み出せないでいる。
そのほうが「こわい」ことだと思うのです。
万が一、「以前の意見と違いますよね」と言われても大丈夫です。
「たしかに、以前の自分には、まだ見えていない部分があったんですよね。未熟でした。」と言い切ってしまっていいと思います。
認めてしまってから「今は新しい学びを得て、意見が変わりました！」と言えますから。
そもそも、状況が変われば、意見も変わるものだと思います。
時代が変われば、正解が変わるのと同じように。
「今の自分はこの意見」という「今のベスト」を伝えていきましょう。
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■編集後記
昨日は、セミナー準備。
無事に完了しました。
ギリギリにならずに準備できるというのは、私にとって大きな進歩なんですよね。
お祝いとして（？）、帰りに地元の行きつけの居酒屋で「孤高のドリンク」を楽しみました。(^^)
テーマは「複業（マルチキャリア）を成功させる方法」です。
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