気づく習慣

2冊の本に正反対の意見。迷ったときにどう対応すれば良いのか?

投稿日:2016/07/30


私は、「いろんなビジネス書を読むと、2人の著者がまったく反対の主張をしていることがあるけれど、いったいどちらを信じれば良いのだろう?」と思ったことがあります。

あなたは、どう思いますか?

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誰でも受け取る情報にかたよりが生まれる

私たちは、現実を「あるがまま」にとらえることができません。

どうしても、

・主観
・好み
・思考パターン

などといったフィルターを通してしまうのです。

そのため、

・自分が信じたいこと
・自分が好きなこと
・自分が好きな人のこと

などといった情報については、たいていかたよりが出てきてしまいます。

 

早起きは万人にとっての良習慣なのか?

早起き習慣化を推進している私には、「早起きは人生変革のための良習慣」という主張があります。

そうなると、ネットの記事や書籍など、「早起き礼賛」の内容にアンテナがたちます。

そのようなコンテンツを読んでは、「やっぱり早起きは良習慣だな。」と安心します(というか安心したいのですよね・笑)。

一方、「早起き不要論」を目にすると、少しネガティブな感情が生まれます。

「あれ?もしかして早起きできない人の負け惜しみじゃないかな・・・?」などというふうに。

それは、私が苦労して早起きを習慣化したからです。

また、早起きをコンテンツにしているので、早起き不要論をきくと、なんだか自分の貢献するフィールドがなくなってくるような気持になるからでしょう。

早起きは、私が力を入れている分野だからです。

もしかすると、私がある種強引に「早起きが大切」と言い続けていると思われている人もいるかもしれませんね。

 

100%の正解はなく状況によって自分の正解を選択する

ここで、「いろんなビジネス書を読むと、2人の著者がまったく反対の主張をしていることがあるけれど、いったいどちらを信じれば良いのだろう?」という問題をあらためて考えてみます。

私の回答は、「どちらかが確実な正解だということはない。」ということです。

なぜなら、その本を読んだ時の自分の状況が変われば、どちらの選択肢であっても、正解にも不正解にもなるからです。

たとえば、早起き習慣化を推進している現在の私にとっては、「早起き礼賛」が正解です。

しかし、何かの理由によって勤務形態が夜勤になってしまったら、そのときの私にとっては「早起き不要論」が正解になってくるのです。

「早起きは良習慣」という主張があっても、そして私という人間が同じであっても、支持する答えが変化するというわけです。

このように、状況に変化が起きるために、唯一の正解はないのです。

では、2つの主張で迷ったときはどうすれば良いのでしょうか?

私の結論は、「どちらの主張が、今の自分の目標達成に必要なのかを考えれば良い」ということです。

もし、あなたと反対の主張を目にしても、「自分の考えは間違っているのではないか?」と恐れることは不要です。

それよりもむしろ、あなたの考えを後押ししてくれる人を探してみるくらいで良いのです。

今の自分の目標達成に必要な考え方を支持しましょう。

それを信じて、自分のパワーにしてしまうのです。

そのようにして、今の自分の目標達成に必要な情報をとり入れていきましょう。

 

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■編集後記

以前早起きセミナーをご受講くださったNさんからメッセージが届きました。

一級建築士の一次試験に見事合格されたということでした。
(Nさん、本当におめでとうございます!)

苦しいときに、私とのコーチングセッションの内容を思い出してくださったということで、感激しました。(^_^)

セミナー終了後に、このような成果を報告してくださるというのは、本当に嬉しいものなんですよね。

「Win-Win」をつくり出すために。「喜びの報告」でお世話になった方にお礼を伝えよう。 | 【良習慣の力!】ブログ

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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