名言の習慣

人は常にベストを尽くしている。過去の失敗を手放して、新しいチャレンジに向かおう。

投稿日:


過去の失敗を思い出すと、新しいことにトライする気持が弱まるものです。

そのようなとき、「人は常にベストを尽くしている」という言葉を投げかけてみましょう。

 


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「人は常にベストを尽くしている」という言葉

コーチングを実践していると、よく思い出す言葉があります。

それは心理学を学んでいる中で出会った言葉、

人は常にベストを尽くしている

です。

少し昔になりますが、私のルーキーコーチ時代の話をしますね。

スクール認定のプロコーチになり、クライアントさんをサポートする立場となりました。

私は、「クライアントさんの人生をより良いものにするために、一生懸命サポートしよう」と情熱を燃やしていました。

ただ、クライアントさんが実践する様子を見ながら、

「あれ、、、いつの間にかセッションで約束したことと違うことやってるな・・・」

とか、

「あれはやめましょうとアドバイスしたのに、忘れちゃったのかな・・・」

などと、困惑するときがありました。(^_^;)

そのような感じで、クライアントさんができていない部分に目が向いてしまい、「こうしたらいいのに」「ああすればいいのに」と、ついつい思ってしまっていたのです。

もちろんクライアントさんは、クライアントさんなりに、その時できるベストを尽くしています。

それに、「自分の人生をより良くしていこう」と思っていることは、間違いないことなのですよね。

そのようなとき、私は、

人は常にベストを尽くしている

という言葉を思い出していました。

クライアントさんは、クライアントさんなりのがんばり方で一生懸命やっている。

そのような受け止め方ができるようになってきたとき、プロコーチとしての存在感(プレゼンス)、つまり「あり方」がレベルアップしてきたように思います。

 


 

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過去の失敗もベストを尽くしているはず

この

人は常にベストを尽くしている

という言葉。

実は、ほかの人だけに向けた言葉ではありません。

私自身にもあてはまるのです。

コーチングをしていると、複雑な悩みを抱えて悩んでいるクライアントさんに向き合うことがあります。

それは、過去の体験に起因していることが多いのですね。

私たちは誰でも、過去に失敗したできごとが、イメージに残っているものです。

私もそうです。

たとえば、トライアスロンのレース。

スイムでリタイアしてしまった「日産カップ」は、どうも「もう一度出よう」という気になりません。(^_^;)

あの日の海の荒れ具合。

小雨の中、スイムリタイアした人たちでだまって着替えをしたテントの空気感。

そして、電車を待つ間に自然と流れてきた涙。

第31回 NISSAN CUP 神奈川トライアスロン大会でリタイア。敗戦から見えてくる「けいけんち」の大切さ。

初めて完走したレースの翌年にリタイアしたので、イメージダウンが半端ではないのですね。

それ以外にも、

・中学生の頃に、サッカー部の友人のちょっとしたひと言にカッとなって殴ってしまい、悔やんでいること

・高校生の頃、私が言った何気ないひと言が、相手を深く傷つけてしまって後悔していること

・大学を留年してしまい(汗)、両親に迷惑をかけてしまったこと

・社会人になって、トライアスロンチームに自分から呼びかけたレースに参加できなかったこと

などなど、後悔していることや悔やんでいることは、数え上げればキリがありません。

そのように手痛い失敗をしたときのイメージは感触として自分の心に残っており、「もう、あの痛みを味わいたくない」と思うわけです。

しかし、それでも、

人は常にベストを尽くしている

のですよね。

自ら進んで手を抜いて失敗してきたわけではありません。

 

今の自分自身もベストを尽くしている

もちろん、現時点から考えれば、

「最初のブログから継続しておけば良かった」

とか、

「コーチングを早く学んでおけば、今頃もっと上達しているはずなのに」

とか、

「柴又100kmウルトラマラソンで、もっと塩分補給をきっちりやっておけば熱中症にならずにすんだはず」

などと思うことはたくさんあるものです。

しかし、それらの一見、失敗に思えるような体験があるからこそ、気がつくことができたことも多いわけです。

過去のことですから、当然、今より経験値が少ない状態。

つまり、現在から見れば「未熟な自分」です。

それでも、当時の未熟な自分ができるだけのことは精いっぱいやっているはずですし、それしかできなかったのです。

ですから、過去の自分が失敗してしまったのは、ある意味で必然です。

そのときの自分の、「頭・心・体」「知識」「スキル」などを総結集しているはずなのですから、ベストを尽くした自分を責めるのではなく、認めてあげましょう。

手は抜いていないのですから。

そこで、もしも、あなたが過去の失敗のイメージに引きずられて苦しんでいるとしたら、ぜひ、

人は常にベストを尽くしている

という言葉をご自身に投げかけてみましょう。

もちろん、今のあなたもベストを尽くしています。

そして、今のあなたは、過去のあなたではありません。

過去のあなたより、経験値を積んだあなたはレベルアップしているのです。

チャレンジしたいことがあれば、ぜひ挑んでみていただきたいと思っています。

 


 

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■編集後記

昨日は、早起きをして早朝のカフェで息子と一緒に「第2領域の時間」。

午後は家族でサイクリングしながら、公園でピクニックへ。

私はトライアスロンのロードバイクだったんですが(笑)。

天気が良くて、気持いい時間をすごすことができました。

夜は子どもたちに時間をもらって、妻と2人で気になっていたもつやき屋さんとバーへ初訪問。

2件とも当たりのお店でした。

バーのマスターのおすすめで、すごくおいしいスコッチウイスキーを教えてもらい、感動の時間となりました。

帰宅後、家族で「名探偵コナン」の映画を観ている間に・・・寝落ちしました(笑)。

 

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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